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公開番号
2025037661
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-18
出願番号
2023144727
出願日
2023-09-06
発明の名称
電動車両の制御方法
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人YKI国際特許事務所
主分類
B60L
58/26 20190101AFI20250311BHJP(車両一般)
要約
【課題】メインバッテリの電力受入余地を十分に確保できる電動車両の制御方法を提供する。
【解決手段】回生発電するとともに発電電力をメインバッテリ20に充電することで、車両の制動力を得る回生ブレーキを行う電動車両10の制御方法は、前記メインバッテリ20の温度に応じて、前記メインバッテリ20を冷却し、前記メインバッテリ20の充電率Cdが規定の基準充電率C*以上の場合に、基準充電率C*未満の場合に比べて、前記メインバッテリ20の冷却に要する消費電力が増えるように、前記冷却20の実行条件を変更する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
回生発電するとともに発電電力をメインバッテリに充電することで、車両の制動力を得る回生ブレーキを行う電動車両の制御方法であって、
前記メインバッテリの温度に応じて、前記メインバッテリを冷却し、
前記メインバッテリの充電率が規定の基準充電率以上の場合に、基準充電率未満の場合に比べて、前記メインバッテリの冷却に要する消費電力が増えるように、前記冷却の実行条件を変更する、
ことを特徴とする電動車両の制御方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書は、回生ブレーキを行う電動車両の制御方法を開示する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
回生ブレーキは、車両から制動要求があった場合に、モータジェネレータを発電機として動作させて、回生発電を行い、このとき発生する回生抵抗を、車両の制動力として利用する技術である。電動車両(例えば、ハイブリッド電気自動車や電気自動車等)には、通常、こうした回生ブレーキが搭載されている。
【0003】
ここで、回生発電された電力は、メインバッテリに充電される。そのため、メインバッテリのSOCが高く、電力の受け入れ余地がない場合には、回生ブレーキを作動させることが難しい。
【0004】
特許文献1には、回生ブレーキを作動させることが難しい場合には、一時的にバッテリ電力を負荷手段に放電し、これにより、モータジェネレータのトルクを瞬間的に増減させる技術が開示されている。かかる技術によれば、トルク増減に伴い車両が振動し、これにより、回生ブレーキの作動が困難であることをユーザに通知できる。この場合、ユーザは、制動力を得るために、ブレーキペダルの操作等を行う。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2022-001000号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、回生ブレーキの作動の可否をユーザに通知するだけであり、回生ブレーキのために必要なメインバッテリの電力受入余地を十分に確保できない。そこで、本明細書では、メインバッテリの電力受入余地を十分に確保できる電動車両の制御方法を開示する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本明細書で開示する電動車両の制御方法は、回生発電するとともに発電電力をメインバッテリに充電することで、車両の制動力を得る回生ブレーキを行う電動車両の制御方法であって、前記メインバッテリの温度に応じて、前記メインバッテリを冷却し、前記メインバッテリの充電率が規定の基準充電率以上の場合に、基準充電率未満の場合に比べて、前記メインバッテリの冷却に要する消費電力が増えるように、前記冷却の実行条件を変更する、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本明細書で開示する技術によれば、充電率が高い場合には、消費電力が増えやすくなるため、メインバッテリの電力受入余地を十分に確保できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
電動車両の構成を示す図である。
メインバッテリの冷却の閾値プロファイルの一例を示す図である。
メインバッテリの冷却制御の流れを示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照して電動車両の制御方法について説明する。図1は、回生ブレーキ機能が搭載された電動車両10の構成を示す模式図である。電動車両10は、動力源の一つとしてモータジェネレータ14を有する車両であり、例えば、ハイブリッド電気自動車や、バッテリ電気自動車、燃料電池自動車等である。モータジェネレータ14は、駆動輪12に機械的に連結されている。モータジェネレータ14は、メインバッテリ20からの供給される電力により、駆動輪12を駆動させるための走行用動力を出力する電動機として機能する。
(【0011】以降は省略されています)
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