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10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025037539
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-18
出願番号
2023144522
出願日
2023-09-06
発明の名称
化合物、組成物、蛍光色素剤、蛍光色素剤キット、及び、検出方法
出願人
国立研究開発法人物質・材料研究機構
,
学校法人 芝浦工業大学
代理人
スプリング弁理士法人
主分類
C07D
487/22 20060101AFI20250311BHJP(有機化学)
要約
【課題】生細胞等の蛍光検出に使用され得る新規なピラジナセン類(化合物)の提供。
【解決手段】式(1)で表される化合物。
<com:Image com:imageContentCategory="Drawing"> <com:ImageFormatCategory>TIFF</com:ImageFormatCategory> <com:FileName>2025037539000019.tif</com:FileName> <com:HeightMeasure com:measureUnitCode="Mm">40</com:HeightMeasure> <com:WidthMeasure com:measureUnitCode="Mm">150</com:WidthMeasure> </com:Image>
式中、R
1
、R
2
、R
3
、及び、R
4
は、それぞれ独立して親水性基を含む基を表し、同一でも異なってもよく、x、及び、yは、0、1、2、又は、3を表し、xとyは同一である。
【選択図】図10
特許請求の範囲
【請求項1】
式1で表される化合物。
TIFF
2025037539000017.tif
40
150
(式1中、R
1
、R
2
、R
3
、及び、R
4
は、それぞれ独立して親水性基を含む基を表し、同一でも異なってもよく、x、及び、yは、0、1、2、又は、3を表し、xとyは同一である。)
続きを表示(約 680 文字)
【請求項2】
前記親水性基は、ノニオン性基である、請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
前記親水性基は、カチオン性基、又は、アニオン性基である、請求項1に記載の化合物。
【請求項4】
前記親水性基は、(ポリ)オキシアルキレン基を含む、請求項1に記載の化合物。
【請求項5】
前記親水性基を含む基が、以下の式2で表される基である、請求項1~4のいずれか1項に記載の化合物。
TIFF
2025037539000018.tif
31
150
(式2中、Zは前記親水性基を表し、nは、1~5の数を表し、*は結合位置を表す。)
【請求項6】
請求項1~5のいずれか1項に記載の化合物と、界面活性剤とを含む組成物。
【請求項7】
前記化合物の含有量に対する、前記界面活性剤の含有量のモル基準の含有量比が1.0×10
3
以上、3.0×10
6
以下である、請求項6に記載の組成物。
【請求項8】
前記界面活性剤が、シクロデキストリン、又は、その誘導体を含む請求項6又は7に記載の組成物。
【請求項9】
前記界面活性剤が、ヒドロキシアルキル化シクロデキストリンを含む、請求項6又は7に記載の組成物。
【請求項10】
請求項1~5のいずれか1項に記載の化合物、又は、請求項6~9のいずれか1項に記載の組成物を含む、蛍光色素剤。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は化合物、組成物、蛍光色素剤、蛍光色素剤キット、及び、検出方法に関する。
続きを表示(約 5,900 文字)
【背景技術】
【0002】
細胞、組織、又は、器官等をリアルタイムで連続的にイメージング(ライブイメージング)する目的で、有機分子により構成される蛍光プローブが用いられている。多くの蛍光プローブは、紫外-可視光の波長領域における高エネルギーの光の照射をその発光に必要としてきた。また、これらの蛍光プローブは、紫外可視光の照射を受けることで分解され、経時的に蛍光を失う場合があった。また、このような波長域の光は生体内での透過深度が浅く、3次元イメージングを行うにも不十分であった。
【0003】
このような問題を解決するため、「生物学的窓(生体の窓)」(「NIR-I」:650-900nm、「NIR-II」:1000-1350nm、「NIR-III」:1550-1870nm)と呼ばれる、生物組織における透過性の高い波長域の光により効率的に発光する蛍光プローブの開発が進められている(例えば、非特許文献1、及び、非特許文献2)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
中国特許出願公開第104628660号明細書(CN104628660A)
【非特許文献】
【0005】
Current Opinion in Chemical Biology Volume 14, Issue 1, February 2010, Pages 64-70
Nanoscale Horizons volume 1, Issue 3, January 2016, Pages 168-184
Journal of the American Chemical Society Volume 141, Issue 50, December, Pages 19570-19574
The Journal of Organic Chemistry Volume 74,Issue 23, November 2009, Pages 8914-8923
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ピラジナセン類は、1,4-ピラジン単位が直鎖状に縮合したアセン系複素環式化合物であり、ピラジン単位により電子吸収、及び、蛍光発光の波長を調整できる化合物群として近年注目を浴びている(例えば、非特許文献3、及び、非特許文献4)。これらのなかには、「生物学的窓」の波長領域において蛍光発光するものも知られている。
しかし、ピラジナセン類は、水系溶媒への溶解性が低く、又、その分子構造等に起因して凝集性も高いため、発光可能な状態(分散状態で)生細胞等に導入するのが難しく、3次元イメージング等に用いる蛍光色素剤への適用は難しいと考えられていた。
【0007】
本開示の新規なピラジナセン類(化合物)は、生細胞等の蛍光検出に使用され得る。また、本開示は、上記化合物を含む組成物、蛍光色素剤、及び、蛍光色素剤キットも含む。また、本開示は、上記化合物等を用いた検出方法を含む。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示の化合物の第1の実施形態は、以下の式1で表される化合物である。
TIFF
2025037539000002.tif
40
150
式1中、R
1
、R
2
、R
3
、及び、R
4
は、それぞれ独立して親水性基を含む基を表し、同一でも異なってもよく、x、及び、yは、0、1、2、又は、3を表し、xとyは同一である。
なお、発明の内容は、特許請求の範囲により定義される。
【発明の効果】
【0009】
本開示の新規なピラジナセン類(化合物)は、生細胞等の蛍光検出に使用され得る。
【図面の簡単な説明】
【0010】
d8-テトラヒドロフラン/トリフルオロ酢酸中のTEG
8
N
14
の
1
H-NMRスペクトルである。
d8-テトラヒドロフラン/トリフルオロ酢酸中のTEG
8
N
14
の
13
C-NMRスペクトルである。
TEG
8
N
14
のエレクトロスプレーイオン化(-)質量スペクトルである。
脱イオン水中で測定したTEG
8
N
14
の吸光スペクトル(absorption spectrum)である。
脱イオン水中で測定したTEG
8
N
14
-HPβCDの吸光スペクトルである。
脱イオン水中で測定したTEG
8
N
14
-CTABの吸光スペクトルである。
脱イオン水中で測定したTEG
8
N
14
、TEG
8
N
14
-HPβCD、及び、TEG
8
N
14
-CTABの励起スペクトル(excitation spectrum)である。
脱イオン水中で測定したTEG
8
N
14
、TEG
8
N
14
-HPβCD、及び、TEG
8
N
14
-CTABの発光スペクトル(emission spectrum)である。
脱イオン水中で測定したTEG
8
N
14
、TEG
8
N
14
-HPβCD、及び、TEG
8
N
14
-CTABの発光スペクトル(emission spectrum)である。
pH3に調整されたリン酸ナトリウム緩衝液(0.1M)中で測定されたTEG
8
N
14
-HPβCDの吸光スペクトルである。
pH4に調整されたリン酸ナトリウム緩衝液(0.1M)中で測定されたTEG
8
N
14
-HPβCDの吸光スペクトルである。
pH5に調整されたリン酸ナトリウム緩衝液(0.1M)中で測定されたTEG
8
N
14
-HPβCDの吸光スペクトルである。
pH6に調整されたリン酸ナトリウム緩衝液(0.1M)中で測定されたTEG
8
N
14
-HPβCDの吸光スペクトルである。
pH6.6に調整されたリン酸ナトリウム緩衝液(0.1M)中で測定されたTEG
8
N
14
-HPβCDの吸光スペクトルである。
pH7に調整されたリン酸ナトリウム緩衝液(0.1M)中で測定されたTEG
8
N
14
-HPβCDの吸光スペクトルである。
pH8に調整されたリン酸ナトリウム緩衝液(0.1M)中で測定されたTEG
8
N
14
-HPβCDの吸光スペクトルである。
pH9に調整されたリン酸ナトリウム緩衝液(0.1M)中で測定されたTEG
8
N
14
-HPβCDの吸光スペクトルである。
pH10に調整されたリン酸ナトリウム緩衝液(0.1M)中で測定されたTEG
8
N
14
-HPβCDの吸光スペクトルである。
リン酸ナトリウム緩衝液(0.1M)中で測定されたTEG
8
N
14
-HPβCDの励起スペクトルである。
リン酸ナトリウム緩衝液(0.1M)中で、励起波長675nmに対して測定されたTEG
8
N
14
-HPβCDの蛍光スペクトルである。
リン酸ナトリウム緩衝液(0.1M)中で、励起波長743nmに対して測定されたTEG
8
N
14
-HPβCDの蛍光スペクトルである。
異なる濃度のTEG
8
N
14
で24時間処理したHepG2細胞の細胞生存率の結果を表す図である。
異なる濃度のTEG
8
N
14
-HPβCDで24時間処理したHepG2細胞の細胞生存率の結果を表す図である。
異なる濃度のTEG
8
N
14
-CTABで24時間処理したHepG2細胞の細胞生存率の結果を表す図である。
TEG
8
N
14
、TEG
8
N
14
-HPβCD、及び、TEG
8
N
14
-CTABでそれぞれ染色したHepG2細胞の共焦点顕微鏡像である。
HepG2の細胞内オルガネラにおけるTEG
8
N
14
、TEG
8
N
14
-HPβCD、TEG
8
N
14
-CTABの発光スペクトル(Emission spectrum)である。励起波長は675nmである。
HepG2の細胞内オルガネラにおけるTEG
8
N
14
、TEG
8
N
14
-HPβCD、TEG
8
N
14
-CTABの発光スペクトル(Emission spectrum)である。励起波長は743nmである。
TEG
8
N
14
とHoechst 33342による様々なタイプの細胞の染色結果である。
レーザー波長637nmで励起したHepG2細胞内のTEG
8
N
14
の共焦点蛍光顕微鏡像であり、タイムラプスイメージングのスタート時の画像であり、破線で囲まれた観察領域を示している。
レーザー波長637nmで励起したHepG2細胞内のTEG
8
N
14
の共焦点蛍光顕微鏡像であり、各観察領域の0.5h、6h、12h、及び、24h経過後の同一視野の画像である。
リソトラッカーグリーン(lysotracker green)と、TEG
8
N
14
-HPβCDで染色したHepG2細胞の共焦点顕微鏡像である。
TEG
8
N
14
-HPβCD、mitotracker green、及び、Hoechst 33342を用いたHepG2細胞のマルチカラー共焦点顕微鏡像である。
脱イオン水中における、TEG
8
N
14
とHPβCDのUV-vis滴定の結果を表す図である(Ratio of N14:HPβCD=1:2731)。
脱イオン水中における、TEG
8
N
14
とHPβCDのUV-vis滴定の結果を表す図である(Ratio of N14:HPβCD=1:5461)。
脱イオン水中における、TEG
8
N
14
とHPβCDのUV-vis滴定の結果を表す図である(Ratio of N14:HPβCD=1:11000)。
脱イオン水中における、TEG
8
N
14
とHPβCDのUV-vis滴定の結果を表す図である(Ratio of N14:HPβCD=1:21923)。
脱イオン水中における、TEG
8
N
14
とHPβCDのUV-vis滴定の結果を表す図である(Ratio of N14:HPβCD=1:87692)。
脱イオン水中における、TEG
8
N
14
とHPβCDのUV-vis滴定の結果を表す図である(Ratio of N14:HPβCD=1:175307)。
脱イオン水にTEG
8
N
14
と、過剰量のαシクロデキストリンとを加えた場合の紫外可視吸光度を表す図である。
エタノール-水(3:7)にTEG
8
N
14
と、過剰量のβシクロデキストリンとを加えた場合の紫外可視吸光度を表す図である。
脱イオン水に、TEG
8
N
14
と、過剰量のγシクロデキストリンとを加えた場合の紫外可視吸光度を表す図である。
脱イオン水に、TEG
8
N
14
と、過剰量のウシ血清アルブミン(BSA)とを添加した場合の吸光度を表す図である。
TEG
8
N
14
、及び、TEG
8
N
14
-HPβCDとインキュベートしたHepG2の低倍率での共焦点顕微鏡像である。
図20AのTEG
8
N
14
の蛍光像における矢印線に沿った、シグナル強度を表す図である。
図20AのTEG
8
N
14
-HPβCDの蛍光像における矢印線に沿った、シグナル強度を表す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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