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公開番号2025037362
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-18
出願番号2023144250
出願日2023-09-06
発明の名称眼科装置、眼科装置の検査画像候補作成方法、眼科装置の検査画像候補作成プログラム
出願人株式会社トプコン
代理人弁理士法人前川知的財産事務所
主分類A61B 3/10 20060101AFI20250311BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】眼科装置において、検者によって操作され取得された静止画以外からも適切な検査画像を得るための選択肢を広げることを課題とする。
【解決手段】被検眼の動画と検査画像である第1静止画の少なくとも一方を撮影する撮影部(前眼部観察系270)と、第1静止画の撮影を指示する操作部294と、前記動画から静止画を出力し、第2静止画を作成する第2静止画作成部213と、少なくとも動画と、第1静止画と、第2静止画とを記憶する記憶部220と、第1静止画と第2静止画とを並べて表示する表示部203と、撮影部と、操作部294と、第2静止画作成部213と、記憶部220と、表示部203を制御する制御部210と、を備えている。
【選択図】図2


特許請求の範囲【請求項1】
眼科装置であって、
被検眼の動画と検査画像である第1静止画の少なくとも一方を撮影する撮影部と、
前記第1静止画の撮影を指示する操作部と、
前記動画から静止画を出力し、第2静止画を作成する第2静止画作成部と、
少なくとも前記動画と、前記第1静止画と、前記第2静止画とを記憶する記憶部と、
前記第1静止画と前記第2静止画とを並べて表示する表示部と、
前記撮影部と、前記操作部と、前記第2静止画作成部と、前記記憶部と、前記表示部を制御する制御部と、
を備えている眼科装置。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
検眼のためのアライメント処理の開始および終了を検知する検知部をさらに備え、
前記制御部は、
前記検知部により前記アライメント処理の開始が検知されたとき、前記撮影部により前記動画の撮影を開始し、
前記検知部により前記アライメント処理の終了が検知されたとき、撮影された前記動画を前記記憶部に記憶する、請求項1に記載の眼科装置。
【請求項3】
前記第2静止画作成部は、前記動画から複数の前記第2静止画を作成し、
前記表示部に複数の前記第2静止画が表示される、請求項2に記載の眼科装置。
【請求項4】
前記表示部は、前記第1静止画と、前記第2静止画のうち、何いずれか一方を選択可能な選択部を有している、請求項3に記載の眼科装置。
【請求項5】
前記制御部は、検査画像として前記第1静止画が選択されたとき、前記動画および前記第2静止画を前記記憶部から削除する、請求項4に記載の眼科装置。
【請求項6】
前記動画は、眼底画像情報と眼底断層情報の少なくとも一方を含む、請求項1から5のいずれか1項に記載の眼科装置。
【請求項7】
眼科装置の検査画像候補作成方法であって、
検知部が検眼のためのアライメント処理の開始を検知するアライメント開始検知ステップと、
前記検知部が前記アライメント処理の終了を検知するアライメント終了検知ステップと、
撮影部が動画の撮影を開始する動画撮影開始ステップと、
検者が操作部を操作して第1静止画を撮像し記憶部に記憶する第1静止画撮像ステップと、
前記撮影部が前記動画の撮影を終了し前記動画を前記記憶部に記憶する動画記憶ステップと、
第2静止画生成部が前記動画から静止画を出力し第2静止画を作成する第2静止画作成ステップと、を実行する検査画像候補作成方法。
【請求項8】
前記第2静止画作成ステップの後に、
制御部が表示部に検査画像候補として前記第1静止画および前記第2静止画を並べて表示する検査画像候補提示ステップを実行する、請求項7に記載の検査画像候補作成方法。
【請求項9】
前記検査画像候補提示ステップの後に、
検者が前記第1静止画を検査画像候補として前記操作部を用いた選択を受け付ける選択ステップと、
前記制御部は前記動画および前記第2静止画を前記記憶部から削除する、画像削除ステップを実行する、請求項8に記載の検査画像候補作成方法。
【請求項10】
眼科装置の検査画像候補作成プログラムであって、
検知部が検眼のためのアライメント処理の開始を検知するアライメント開始検知ステップと、
前記検知部が前記アライメント処理の終了を検知するアライメント終了検知ステップと、
撮影部が動画の撮影を開始する動画撮影開始ステップと、
検者が操作部を操作して第1静止画を撮像し記憶部に記憶する第1静止画撮像ステップと、
前記撮影部が前記動画の撮影を終了し前記動画を前記記憶部に記憶する動画記憶ステップと、
第2静止画生成部が前記動画から静止画を出力し第2静止画を作成する第2静止画作成ステップと、を実行するための検査画像候補作成プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、眼科装置、眼科装置の検査画像候補作成方法、眼科装置の検査画像候補作成プログラムに関するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、眼科装置においては、特許文献1(段落0044参照)にも記載されているように、アライメント等の準備段階では観察画像として動画撮影が行われ、被検眼の検査用に用いられる撮影画像は静止画像が撮影され用いられていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-68488号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、眼科装置において静止画である検査画像を撮影する際には、検者が撮影ボタンを押下して撮影した静止画像だけが記憶され、撮影前のライブ映像表示のための動画像の撮影も行っているが、ライブ映像表示されている動画像は保存されない。
【0005】
しかしながら、撮影ボタンの押下による静止画の撮像は必ずしも成功するわけではなく、ライブ映像表示されている動画像に含まれる静止画の方が、検査画像として適切な場合もある。
【0006】
そこで、本開示の目的は、眼科装置において検者によって操作され取得された静止画以外からも適切な検査画像を得るための選択肢を広げることである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記した目的を達成するために、本開示の眼科装置は、被検眼の動画と検査画像である第1静止画の少なくとも一方を撮影する撮影部と、第1静止画の撮影を指示する操作部と、記動画から静止画を出力し、第2静止画を作成する第2静止画作成部と、少なくとも動画と、第1静止画と、第2静止画とを記憶する記憶部と、第1静止画と第2静止画とを並べて表示する表示部と、撮影部と、操作部と、第2静止画作成部と、記憶部と、表示部を制御する制御部と、を備えている。
【0008】
また、本開示の眼科装置の検査画像候補作成方法は、検知部が検眼のためのアライメント処理の開始を検知するアライメント開始検知ステップと、検知部がアライメント処理の終了を検知するアライメント終了検知ステップと、撮影部が動画の撮影を開始する動画撮影開始ステップと、検者が操作部を操作して第1静止画を撮像し記憶部に記憶する第1静止画撮像ステップと、撮影部が動画の撮影を終了し動画を記憶部に記憶する動画記憶ステップと、第2静止画生成部が動画から静止画を出力し第2静止画を作成する第2静止画作成ステップと、を実行する。
【発明の効果】
【0009】
上記本開示によれば、眼科装置において検者によって操作され取得された静止画以外からも適切な検査画像を得るための選択肢を広げることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本開示の眼科装置の概観を示す図である。
本開示の眼科装置の機能構成を示すブロック図である。
本開示の眼科装置の検査画像候補作成方法の基本的な処理の流れを説明するためのフローチャートである。
表示部に並べて表示される第1静止画と第2静止画の画面例を表す図である。
本開示の眼科装置の検査画像候補作成方法の付加的な処理の流れを説明するためのフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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