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公開番号2025037244
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-17
出願番号2024146571
出願日2024-08-28
発明の名称多人数参加型仮想ゲーム空間におけるプレイヤ対話を処理するシステムおよび方法
出願人任天堂株式会社
代理人弁理士法人深見特許事務所,個人
主分類A63F 13/69 20140101AFI20250310BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】プレイヤがオンライン多人数参加型ゲームをプレイすることを可能にするコンピュータシステムを提供する。
【解決手段】ゲーム中に衝突が検出されると、エネルギオブジェクトが作成される。これらのオブジェクトは、ゲームの間にプレイヤによって獲得されて特殊能力メータを増加させ得る。特殊能力メータの有効化により、プレイヤが多人数参加型ビデオゲームの間に1つ以上の報酬を提供されるようになる。いくつかの例では、報酬は、多人数参加型レーシングゲーム内の第2の走路にプレイヤオブジェクトを移動させることを含み得る。
【選択図】図9
特許請求の範囲【請求項1】
多人数参加型ビデオゲームをプレイするためのコンピューティングデバイスであって、前記コンピューティングデバイスは、
動作を行うように構成される少なくとも1つのハードウェアプロセッサを備え、前記動作は、
前記コンピューティングデバイスのユーザが与えた入力を処理することと、
第1の走路と、複数の制御対象仮想オブジェクトとを含む仮想ゲーム空間を生成することと、を備え、前記複数の制御対象仮想オブジェクトは、1)他のコンピューティングデバイスを用いて前記多人数参加型ビデオゲームに参加する他のプレイヤによって制御される複数と、2)前記ユーザによって制御されるプレイヤ制御対象仮想オブジェクトとを含み、前記動作は、
前記複数の制御対象仮想オブジェクトのうち2つ以上同士の間で衝突が発生したとの判定に基づいて、第2のオブジェクトを生成し、前記仮想ゲーム空間内の前記第1の走路上に前記第2のオブジェクトを配置することと、
前記入力を用いて前記プレイヤ制御対象仮想オブジェクトを制御することに基づいて、前記プレイヤ制御対象仮想オブジェクトのための前記第2のオブジェクトを獲得することと、
前記第2のオブジェクトの獲得に基づいてパラメータを更新することと、
前記パラメータがしきい値量に達したことに基づいてタイマの有効化を制御することと、を備え、前記タイマが有効化されると、前記タイマは、前記多人数参加型ビデオゲームにおける前記プレイヤ制御対象仮想オブジェクトの位置に基づく時間の長さに設定される、コンピューティングデバイス。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記動作は、前記プレイヤ制御対象仮想オブジェクトの能力を有効化させることをさらに備え、前記能力が有効である時間の量は、前記タイマの前記時間の長さに基づく、請求項1に記載のコンピューティングデバイス。
【請求項3】
前記能力は、前記多人数参加型ビデオゲームにおける前記プレイヤ制御対象仮想オブジェクトに報酬を提供する、請求項2に記載のコンピューティングデバイス。
【請求項4】
前記動作は、少なくとも前記タイマが有効である前記時間の長さの間、前記第1の走路より高い前記プレイヤ制御対象仮想オブジェクトの最高移動速度を設定することをさらに備える、請求項3に記載のコンピューティングデバイス。
【請求項5】
前記動作は、
第1のモードと第2のモードとの間を切り替えることをさらに備え、前記第1のモードは、前記プレイヤ制御対象仮想オブジェクトの制御を前記第1の走路内に限り、前記第2のモードは、前記プレイヤ制御対象仮想オブジェクトの制御が前記第1の走路の外側に飛ぶことを許容し、
前記能力の有効化は、前記第1のモードから前記第2のモードに切り替える、請求項3に記載のコンピューティングデバイス。
【請求項6】
前記動作は、
前記ユーザが与える命令に基づいて、前記プレイヤ制御対象仮想オブジェクトを前記第1の走路とは異なる第2の走路に移動させることと、
前記タイマの満了に基づいて、前記プレイヤ制御対象仮想オブジェクトを前記第2の走路から前記第1の走路に戻すこととをさらに備える、請求項1に記載のコンピューティングデバイス。
【請求項7】
前記プレイヤ制御対象仮想オブジェクトは、前記タイマの満了後、前記第2の走路上に留まり、
前記動作は、前記第1の走路上の有効な場所を決定して、前記プレイヤ制御対象仮想オブジェクトが前記第1の走路に戻されるときに前記プレイヤ制御対象仮想オブジェクトを配置することをさらに備える、請求項6に記載のコンピューティングデバイス。
【請求項8】
前記動作は、前記プレイヤ制御対象仮想オブジェクトを配置するための前記第1の走路上の現在の有効な場所が存在しないと判定することをさらに備え、
前記プレイヤ制御対象仮想オブジェクトを前記第2の走路から前記第1の走路に戻すことが起こることは、有効な前記場所の決定にさらに基づく、請求項7に記載のコンピューティングデバイス。
【請求項9】
前記多人数参加型ビデオゲームはレーシングゲームであり、前記タイマが有効である前記時間の長さは、前記レーシングゲームにおける前記プレイヤ制御対象仮想オブジェクトのレース位置にさらに基づく、請求項1に記載のコンピューティングデバイス。
【請求項10】
前記時間の長さは、前記プレイヤ制御対象仮想オブジェクトの前記レース位置がより下位であることに基づいて増加される、請求項9に記載のコンピューティングデバイス。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【背景技術】
【0001】
関連出願への相互参照
本出願は2つの関連出願のうちの1つであり、すべてが本出願と同日に出願される。本出願は、他方の出願の内容全体を引用により援用する。2つの関連出願は、米国特許出願番号18/461,061(代理人整理番号:723-5096)および米国特許出願番号18/461,092(代理人整理番号:723-5097)である。
技術的概要
続きを表示(約 1,800 文字)【0002】
本明細書中に記載の技術は、プレイヤが仮想空間内で互いに対話する多人数参加型ビデオゲームシステムに関する。より特定的には、本明細書中に記載の技術は、プレイヤ同士の間の衝突を含む多人数参加型ビデオゲームの仮想空間内の対話を追跡することに関する。
はじめに
【0003】
オンライン多人数参加をサポートする多人数参加型ビデオゲームは、ネットワーク待ち時間、パケット損失、およびプレイヤごとに異なる経験を結果的に生じさせ得る他の考慮事項などの問題により、実現が難しい可能性がある。これらの技術的考慮事項は、各々のコンピューティングデバイス上のプレイヤがゲームの間に対話する多人数参加型ゲームに含まれるさまざまな特徴に依存してさらに複雑になる可能性がある。
【0004】
したがって、これらおよび他の技術分野において、新たな改良された技法、システム、およびプロセスが絶えず求められていることが認められる。
【発明の概要】
【0005】
概要
ある例示的な実施形態では、各々のクライアントが多人数参加型ゲームの局面をシミュレートできるようにする多人数参加型ゲームシステムが提供される。更新は、クライアントとサーバとの間で通信される。
【0006】
ある例示的な実施形態では、エネルギオブジェクトが生成され、多人数参加型ゲームの中に位置付けされる。多人数参加型ゲームのプレイヤは、これらのオブジェクトを獲得して、特殊能力のパラメータの値を増加させ得る。いくつかの例では、エネルギオブジェクトは、プレイヤ制御対象オブジェクト同士の間の衝突の判定に基づいて生成される。これらのオブジェクトは、ゲームの間にプレイヤによって獲得されて特殊能力メータを増加させ得る。特殊能力の有効化により、プレイヤに、多人数参加型ビデオゲームの間に1つ以上の報酬(benefits)が与えられる。いくつかの例では、報酬は、多人数参加型レーシングゲーム内の第2の走路にプレイヤ制御対象を移動させることを含み得る。そして、走路および/またはプレイヤ制御対象オブジェクトには、ある期間にわたってレーシングゲームにおける報酬が与えられ得る。いくつかの例では、能力が有効である期間は、レース内でのプレイヤ制御対象オブジェクトの位置付けに基づく。いくつかの例では、位置付けが高いほど、期間が短くなる。
【0007】
ある例では、エネルギオブジェクトの作成および/または獲得は、サーバまたはホストコンピュータシステムに同期されることなく、各々のクライアントによって扱われる。いくつかの例では、多人数参加型ゲームに参加するさまざまなクライアント上でのエネルギオブジェクトの生成は異なり得る。これは、各々のクライアントシミュレーションがどのように処理されるかのばらつきおよび/またはそのようなオブジェクトの作成がホストに通信/同期されないことに起因し得る。
【0008】
ある例示的な実施形態では、プレイヤが多人数参加型ゲームに参加するたびに、各プレイヤには、ライバルとして、より大きい多人数参加型ゲーム内のプレイヤのより小さいサブセットが割り当てられる。プレイヤごとのライバルは、多人数参加型ビデオゲームの間に追跡され、異なる態様でそれぞれのプレイヤに表示される。プレイヤの技能評価は、選択されたライバルとの比較の結果に基づいて追跡される。
【0009】
この概要は、詳細な説明で以下にさらに説明する各種概念を紹介するために提供される。この概要は、請求される主題の重要な特徴または本質的な特徴を特定することも、請求される主題の範囲を限定するために用いられることも意図していない。むしろ、この概要は、本文書に記載される主題の概要を提供することを意図している。したがって、上述の特徴は単なる例であり、本明細書中に記載される主題の他の特徴、局面、および利点は、以下の詳細な説明、図、および請求項から明らかになることが認められるであろう。
図面の簡単な説明
【0010】
これらおよび他の特徴および利点は、図面と併せて、例示的で非限定的な説明的実施形態の以下の詳細な説明を参照することによって、より十分かつより完全に理解されるであろう。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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