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公開番号
2025037099
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-17
出願番号
2023143852
出願日
2023-09-05
発明の名称
混合装置、混合方法、ボトルユニット及びパンク修理キット
出願人
住友ゴム工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B29C
73/02 20060101AFI20250310BHJP(プラスチックの加工;可塑状態の物質の加工一般)
要約
【課題】 圧縮空気の供給停止時にパンク修理液の逆流を抑制し得る混合装置を提供する。
【解決手段】 本発明は、パンク修理液Rと圧縮空気Aとを混合するための空間を画定する混合室6と、混合室6に圧縮空気Aを供給するための第1入口7と、混合室6にパンク修理液Rを供給するための第2入口8と、混合室6からパンク修理液Rと圧縮空気Aとの混合物を排出するための出口9とを含む、混合装置4である。混合室6は、使用状態において、空間の天面6aを規定する上部材10と、空間の底面6bを規定する下部材11とを含んでいる。上部材10には、第2入口8が形成される。上部材10は、圧縮空気Aの供給により、底面6bから離れる方向に移動して、第2入口8と、第1入口7及び出口9とを混合室6を介して連通させ、かつ、圧縮空気Aの供給停止により、底面6bに向けて移動して、第2入口8と、第1入口7及び出口9との連通を閉じる。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
混合装置であって、
パンク修理液と圧縮空気とを混合するための空間を画定する混合室と、
前記混合室に前記圧縮空気を供給するための第1入口と、
前記混合室に前記パンク修理液を供給するための第2入口と、
前記混合室から前記パンク修理液と前記圧縮空気との混合物を排出するための出口とを備え、
前記混合室は、使用状態において、前記空間の天面を規定する上部材と、前記空間の底面を規定する下部材とを含み、
前記上部材には、前記第2入口が形成されており、
前記上部材は、前記圧縮空気の供給により、前記底面から離れる方向に移動して、前記第2入口と、前記第1入口及び前記出口とを前記混合室を介して連通させ、かつ、前記圧縮空気の供給停止により、前記底面に向けて移動して、前記第2入口と、前記第1入口及び前記出口との連通を閉じる、
混合装置。
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【請求項2】
前記上部材は、前記圧縮空気の供給により、前記底面から離れる方向に移動して、前記第2入口を開き、かつ、前記圧縮空気の供給停止により、前記底面に向けて移動して、前記底面の少なくとも一部と当接することで前記第2入口を閉じる、請求項1に記載の混合装置。
【請求項3】
前記上部材は、前記圧縮空気の供給により、前記底面から離れる方向に移動して、前記混合室と、前記第1入口及び前記出口とを連通させ、かつ、前記圧縮空気の供給停止により、前記底面に向けて移動して、前記混合室と、前記第1入口及び前記出口との連通を閉じる、請求項1に記載の混合装置。
【請求項4】
前記上部材は、前記混合室と前記第1入口との連通を閉じることができる第1閉鎖部と、前記混合室と前記出口との連通を閉じることができる第2閉鎖部とを有する、請求項3に記載の混合装置。
【請求項5】
前記上部材は、前記天面を一つの面とする板状部材である、請求項1に記載の混合装置。
【請求項6】
前記混合室は、前記天面と前記底面とをつなぐ側面を含み、
前記上部材は、前記天面と前記側面とを内面とする有底円筒状部材である、請求項1に記載の混合装置。
【請求項7】
請求項1ないし6のいずれか1項に記載の混合装置を用いて、前記パンク修理液と前記圧縮空気とを混合する混合方法であって、
前記圧縮空気の供給により前記上部材を前記底面から離れる方向に移動させて前記混合室を形成する第1工程と、
前記混合室で前記パンク修理液と前記圧縮空気とを混合して、前記混合物を前記出口から排出する第2工程と、
前記圧縮空気の供給停止により、前記上部材を前記底面に向けて移動させる第3工程とを含む、混合方法。
【請求項8】
請求項1ないし6のいずれか1項に記載の混合装置と、前記パンク修理液が収容された容器とを含むボトルユニットであって、
前記容器は、前記パンク修理液を前記容器の内部に収容するための口部を有し、
前記混合装置は、前記口部に取り付けられる、ボトルユニット。
【請求項9】
請求項8に記載のボトルユニットと、前記圧縮空気を供給するためのコンプレッサとを含む、パンク修理キット。
【請求項10】
前記混合室には、前記コンプレッサの脈動に伴う差圧により、前記第2入口から前記パンク修理液が供給され、
前記混合装置は、前記差圧の範囲における前記上部材の移動を阻止するための保持部を含む、請求項9に記載のパンク修理キット。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、パンク修理液と圧縮空気とを混合するための混合装置、当該混合装置を用いた混合方法、当該混合装置を含むボトルユニット及び当該ボトルユニットを含むパンク修理キットに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、パンクしたタイヤ等の対象物を修理するためのパンク修理キットが知られている。例えば、下記特許文献1では、コンプレッサからの圧縮空気により、パンクした対象物にパンク修理液と圧縮空気とを順次注入してパンクを修理するためのパンク修理キットを提案している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-056662号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1のパンク修理キットは、パンク修理液の全量が供給される前にコンプレッサを停止させたときに、残存するパンク修理液がコンプレッサに逆流することがあった。
【0005】
本発明は、以上のような実状に鑑み案出されたもので、圧縮空気の供給停止時にパンク修理液の逆流を抑制し得る混合装置、混合方法、ボトルユニット及びパンク修理キットを提供することを主たる目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、混合装置であって、パンク修理液と圧縮空気とを混合するための空間を画定する混合室と、前記混合室に前記圧縮空気を供給するための第1入口と、前記混合室に前記パンク修理液を供給するための第2入口と、前記混合室から前記パンク修理液と前記圧縮空気との混合物を排出するための出口とを含み、前記混合室は、使用状態において、前記空間の天面を規定する上部材と、前記空間の底面を規定する下部材とを含み、前記上部材には、前記第2入口が形成されており、前記上部材は、前記圧縮空気の供給により、前記底面から離れる方向に移動して、前記第2入口と、前記第1入口及び前記出口とを前記混合室を介して連通させ、かつ、前記圧縮空気の供給停止により、前記底面に向けて移動して、前記第2入口と、前記第1入口及び前記出口との連通を閉じる、混合装置である。
【発明の効果】
【0007】
本発明の混合装置は、上述の構成を備えることにより、圧縮空気の供給停止時にもパンク修理液の逆流を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明のパンク修理キットの一実施形態を模式的に示す断面図である。
図1のパンク修理キットの圧縮空気の供給停止時の断面図である。
上部材の平面図である。
圧縮空気供給時の混合室内の圧力の一例を示すグラフである。
本実施形態の混合方法のフローチャートである。
第2の実施形態のパンク修理キットの断面図である。
第3の実施形態のパンク修理キットの断面図である。
第4の実施形態のパンク修理キットの圧縮空気の供給開始前の断面図である。
第5の実施形態のパンク修理キットの断面図である。
図9のパンク修理キットの圧縮空気の供給停止時の断面図である。
第6の実施形態のパンク修理キットの断面図である。
図11のパンク修理キットの圧縮空気の供給停止時の断面図である。
第7の実施形態のパンク修理キットの断面図である。
第7の実施形態の上部材の平面図である。
他の実施形態の上部材の平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施の一形態が図面に基づき詳細に説明される。
図1は、本実施形態のパンク修理キット1を模式的に示す断面図である。図1に示されるように、パンク修理キット1は、例えば、パンクしたタイヤ等の対象物Tに、パンク修理液Rと圧縮空気Aとを充填するために好適に用いられる。
【0010】
本実施形態のパンク修理キット1は、パンク修理液Rと圧縮空気Aとの混合物を供給するためのボトルユニット2と、圧縮空気Aを供給するためのコンプレッサ3とを含んでいる。本実施形態のボトルユニット2は、パンク修理液Rと圧縮空気Aとを混合するための混合装置4と、パンク修理液Rを収容するための容器5とを含んでいる。
(【0011】以降は省略されています)
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