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公開番号
2025067214
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-24
出願番号
2023176996
出願日
2023-10-12
発明の名称
自動二輪車用タイヤ
出願人
住友ゴム工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B60C
11/03 20060101AFI20250417BHJP(車両一般)
要約
【課題】 ウェット性能を維持しつつ、耐偏摩耗性能を向上することができる自動二輪車用タイヤを提供する。
【解決手段】 トレッド部2を有する自動二輪車用タイヤ1である。トレッド部2には、クラウン領域Crから第1トレッド端T1に開口する複数の第1傾斜溝3が設けられている。第1傾斜溝3は、クラウン領域Crから第1トレッド端T1側に向かって溝幅W1が小さくなる第1部分7と、第1トレッド端T1に向かって、第1トレッド端T1まで溝幅W1が大きくなる第2部分8とを含む。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
トレッド部を有する自動二輪車用タイヤであって、
前記トレッド部には、タイヤ赤道を含むクラウン領域から第1トレッド端に開口する複数の第1傾斜溝が設けられており、
前記複数の第1傾斜溝のそれぞれは、前記クラウン領域から前記第1トレッド端側に向かって溝幅が小さくなる第1部分と、前記第1トレッド端に向かって、前記第1トレッド端まで溝幅が大きくなる第2部分とを含む、
自動二輪車用タイヤ。
続きを表示(約 920 文字)
【請求項2】
前記第2部分のタイヤ軸方向の長さは、トレッド展開半幅の5%~15%である、請求項1に記載の自動二輪車用タイヤ。
【請求項3】
前記第1部分のタイヤ軸方向の長さは、トレッド展開半幅の50%~75%である、請求項1に記載の自動二輪車用タイヤ。
【請求項4】
前記トレッド部は、タイヤ回転方向が指定されており、
前記複数の第1傾斜溝のそれぞれは、前記タイヤ回転方向の後着側に向かって前記第1トレッド端側へ延びている、請求項1ないし3のいずれか1項に記載の自動二輪車用タイヤ。
【請求項5】
前記トレッド部は、前記第1傾斜溝に繋がる少なくとも1本の浅溝を含む、請求項1ないし3のいずれか1項に記載の自動二輪車用タイヤ。
【請求項6】
前記浅溝は、前記第1傾斜溝に繋がる開口部を含み、
前記浅溝の溝深さは、前記第1傾斜溝から遠ざかるにつれて小さくなる、請求項5に記載の自動二輪車用タイヤ。
【請求項7】
前記浅溝は、前記開口部の開口幅と平行な溝幅を有し、
前記浅溝の前記溝幅は、前記第1傾斜溝から遠ざかるにつれて小さくなる、請求項6に記載の自動二輪車用タイヤ。
【請求項8】
前記浅溝は、前記第1傾斜溝の溝縁に繋がる一対の溝縁を含み、
前記第1傾斜溝の前記溝縁と前記浅溝の前記一対の溝縁のそれぞれとが円弧で繋がる、請求項5に記載の自動二輪車用タイヤ。
【請求項9】
前記トレッド部の踏面は、前記第1傾斜溝の前記溝縁の一つと、前記浅溝の前記一対の溝縁の一つとで挟まれた鋭角部を含み、
前記鋭角部において、前記円弧の曲率半径は0.5~1.5mmである、請求項8に記載の自動二輪車用タイヤ。
【請求項10】
前記トレッド部は、タイヤ回転方向が指定されており、
前記浅溝の前記一対の溝縁は、前記タイヤ回転方向の後着側に位置する第1溝縁を含み、
前記第1溝縁は、前記鋭角部を画定する、請求項9に記載の自動二輪車用タイヤ。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、自動二輪車用タイヤに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
下記特許文献1には、トレッド部に、第1溝と、前記第1溝よりもタイヤ周方向の長さが小さい第2溝とが設けられた自動二輪車用空気入りタイヤが記載されている。前記第1溝は、第1傾斜部と第2傾斜部とを含んでいる。前記第1傾斜部は、トレッド端側の第1端を有して第1タイヤ周方向へ傾斜して延び、前記第2傾斜部は、前記第1傾斜部に繋がり、かつ、前記第1タイヤ周方向へ傾斜して閉じた第2端まで延びている。前記第2溝は、タイヤ周方向に対して傾斜して延びてタイヤ軸方向の内端を有する。前記第2溝の前記内端は、前記第1溝の前記第1端及び前記第2端よりもタイヤ軸方向の内側に位置する。このような自動二輪車用空気入りタイヤは、排水性能及び耐摩耗性能を向上するという作用効果が期待されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-161695号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
近年、ウェット性能を向上するためには、溝の溝幅を大きくすることが知られている。しかしながら、単に、溝の溝幅を大きくするだけでは、溝の長手方向に延びる一対の溝縁を含むそれぞれのトレッド踏面での滑り量が異なり、両トレッド踏面の摩耗量に大きな差が生じる(すなわち、偏摩耗が生じる)という問題があった。
【0005】
本発明は、以上のような問題に鑑み案出されたもので、ウェット性能を維持しつつ、耐偏摩耗性能を向上することができる自動二輪車用タイヤを提供することを課題としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、トレッド部を有する自動二輪車用タイヤであって、前記トレッド部には、タイヤ赤道を含むクラウン領域から第1トレッド端に開口する複数の第1傾斜溝が設けられており、前記複数の第1傾斜溝のそれぞれは、前記クラウン領域から前記第1トレッド端側に向かって溝幅が小さくなる第1部分と、前記第1トレッド端に向かって、前記第1トレッド端まで溝幅が大きくなる第2部分とを含む、自動二輪車用タイヤである。
【発明の効果】
【0007】
本発明の自動二輪車用タイヤは、上記の構成を採用することで、ウェット性能を維持しつつ耐偏摩耗性能を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の自動二輪車用タイヤの一実施例を示すトレッド部の展開図である。
第1傾斜溝の平面図である。
第1傾斜溝の平面図である。
図2のA-A線断面図である。
本実施形態のトレッド部の展開図である。
周方向溝の平面図である。
(A)は、図6のB-B線断面図、(B)は、図6のC-C線断面図である。
(A)は、図6のD-D線断面図、(B)は、(A)の他の実施形態の断面図である。
(A)は、図6のE-E線断面図、(B)は、図6のF-F線断面図である。
(A)は、図6のG-G線断面図、(B)は、図6のH-H線断面図である。
第1小傾斜溝の平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施の一形態が図面に基づき説明される。図面は、本発明の理解を助けるために、誇張表現や、実際の構造の寸法比とは異なる表現が含まれている。また、複数の実施形態がある場合、明細書を通して、同一又は共通する要素については同一の符号が付されており、重複する説明が省略される。
【0010】
図1は、本発明の一実施形態を示す自動二輪車用タイヤ(以下、「タイヤ」という場合がある)1のトレッド部2の平面図である。本発明は、街中での使用(スピードよりも快適性・安全性を重要視)が想定された、いわゆるコミューター用バイクのタイヤに用いられる。このようなタイヤは、主に、小さなキャンバー角で走行する機会が大きい。また、本発明は、カーカスのカーカスコード(図示省略)がタイヤ周方向に対して20~60度の角度で延びる、バイアスタイヤに好適に用いられる。
(【0011】以降は省略されています)
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