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公開番号
2025078471
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-20
出願番号
2023191065
出願日
2023-11-08
発明の名称
タイヤ
出願人
住友ゴム工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B60C
11/12 20060101AFI20250513BHJP(車両一般)
要約
【課題】 操縦安定性能を維持しつつノイズ性能を向上することができるタイヤを提供する。
【解決手段】 第1ショルダー陸部5にサイプグループ6が設けられたタイヤ1である。サイプグループ6のそれぞれは、第1サイプ7と、第1サイプ7との間に溝及びサイプが設けられていない第1陸部分8を介して、第1サイプ7のタイヤ軸方向外側に隣接する第2サイプ9と、第1サイプ7とタイヤ周方向で隣接する第3サイプ10と、第3サイプ10との間に溝及びサイプが設けられていない第2陸部分11を介して、第3サイプ10のタイヤ軸方向外側に隣接する第4サイプ12とを含む。第2陸部分11のタイヤ軸方向の中心11cは、第1陸部分8のタイヤ軸方向の中心8cとはタイヤ軸方向で異なる位置にある。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
トレッド部を含むタイヤであって、
前記トレッド部は、第1トレッド端と、前記第1トレッド端を含む第1ショルダー陸部とを含み、
前記第1ショルダー陸部には、タイヤ軸方向に延びる4本のサイプを含むサイプグループが、タイヤ周方向に複数配置されており、
前記サイプグループのそれぞれにおいて、前記4本のサイプは、
第1サイプと、
前記第1サイプとの間に溝及びサイプが設けられていない第1陸部分を介して、前記第1サイプのタイヤ軸方向外側に隣接する第2サイプと、
前記第1サイプとタイヤ周方向で隣接する第3サイプと、
前記第3サイプとの間に溝及びサイプが設けられていない第2陸部分を介して、前記第3サイプのタイヤ軸方向外側に隣接する第4サイプとを含み、
前記第2陸部分のタイヤ軸方向の中心は、前記第1陸部分のタイヤ軸方向の中心とはタイヤ軸方向で異なる位置にある、
タイヤ。
続きを表示(約 840 文字)
【請求項2】
前記第2サイプは、前記第1サイプをタイヤ軸方向外側に延長した仮想延長線上に位置する、請求項1に記載のタイヤ。
【請求項3】
前記第4サイプは、前記第3サイプをタイヤ軸方向外側に延長した仮想延長線上に位置する、請求項1に記載のタイヤ。
【請求項4】
前記第2陸部分は、タイヤ軸方向において、前記第1陸部分とは異なる位置にある、請求項1ないし3のいずれか1項に記載のタイヤ。
【請求項5】
前記第1陸部分のタイヤ軸方向の長さは、前記第1陸部分のタイヤ軸方向の長さと前記第1サイプのタイヤ軸方向の長さと前記第2サイプのタイヤ軸方向の長さとの和Σn1の20%~40%である、請求項1ないし3のいずれか1項に記載のタイヤ。
【請求項6】
前記和Σn1は、前記第1ショルダー陸部のタイヤ軸方向の長さの50%~90%である、請求項5に記載のタイヤ。
【請求項7】
前記第2サイプのタイヤ軸方向の外端、及び、前記第4サイプのタイヤ軸方向の外端は、前記第1トレッド端よりもタイヤ軸方向の内側に位置する、請求項1ないし3のいずれか1項に記載のタイヤ。
【請求項8】
前記4本のサイプのそれぞれのタイヤ軸方向に対する角度θ1は、10度以下である、請求項1ないし3のいずれか1項に記載のタイヤ。
【請求項9】
前記第1ショルダー陸部は、前記サイプグループを挟むように位置する複数の第1ショルダー横溝を含み、
前記複数の第1ショルダー横溝のそれぞれのタイヤ軸方向に対する角度θ2は、10度以下である、請求項8に記載のタイヤ。
【請求項10】
前記4本のサイプのそれぞれの角度θ1と、前記複数の第1ショルダー横溝のそれぞれの角度θ2との差の絶対値|θ1-θ2|は、10度以下である、請求項9に記載のタイヤ。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、タイヤに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
下記特許文献1には、内側ショルダー陸部に内側ショルダーサイプが設けられたタイヤが記載されている。前記内側ショルダーサイプは、一端からタイヤ軸方向の内側に延びる第2端サイプと、一端からタイヤ軸方向の外側に延びる第3端サイプとを含んでいる。そして、前記第2端サイプの前記一端と、前記第3端サイプの前記一端との間には、タイヤ周方向においてサイプが設けられない領域が設けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-194051号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1のタイヤでは、前記第2端サイプと、前記第3端サイプとの間の前記領域が前記内側ショルダー陸部の剛性を高めることで、操縦安定性能を向上するとされている。しかしながら、このようなタイヤでは、走行中のノイズ性能が悪化するという新たな問題を招くことがわかった。
【0005】
本発明は、以上のような問題に鑑み案出されたもので、操縦安定性能を維持しつつ、ノイズ性能を向上することができるタイヤを提供することを主たる目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
トレッド部を含むタイヤであって、前記トレッド部は、第1トレッド端と、前記第1トレッド端を含む第1ショルダー陸部とを含み、前記第1ショルダー陸部には、タイヤ軸方向に延びる4本のサイプを含むサイプグループが、タイヤ周方向に複数配置されており、前記サイプグループのそれぞれにおいて、前記4本のサイプは、第1サイプと、前記第1サイプとの間に溝及びサイプが設けられていない第1陸部分を介して、前記第1サイプのタイヤ軸方向外側に隣接する第2サイプと、前記第1サイプとタイヤ周方向で隣接する第3サイプと、前記第3サイプとの間に溝及びサイプが設けられていない第2陸部分を介して、前記第3サイプのタイヤ軸方向外側に隣接する第4サイプとを含み、前記第2陸部分のタイヤ軸方向の中心は、前記第1陸部分のタイヤ軸方向の中心とはタイヤ軸方向で異なる位置にある、タイヤである。
【発明の効果】
【0007】
本発明のタイヤは、上記の構成を採用することで、操縦安定性能を維持しつつノイズ性能を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の一実施形態のトレッド部の拡大平面図である。
トレッド部の平面図である。
(A)及び(B)は、仮想延長線を説明するための平面図である。
第1ショルダー陸部の平面図である。
第2ショルダー陸部の平面図である。
第1ミドル陸部及び第2ミドル陸部の平面図である。
クラウン陸部の平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施の一形態が図面に基づき説明される。図面は、本発明の理解を助けるために、誇張表現や、実際の構造の寸法比とは異なる表現が含まれている。また、複数の実施形態がある場合、明細書を通して、同一又は共通する要素については同一の符号が付されており、重複する説明が省略される。
【0010】
図1は、本発明の一実施形態を示すタイヤ1のトレッド部2の拡大平面図である。本発明は、SUV(Sport Utility Vehicle)用の乗用車用空気入りタイヤとして好適に使用される。但し、本発明は、ライトトラック用、重荷重用の空気入りタイヤやタイヤの内部に加圧された空気が充填されない非空気式タイヤに使用されてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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