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公開番号2025073785
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-13
出願番号2023184851
出願日2023-10-27
発明の名称ラケット
出願人住友ゴム工業株式会社
代理人弁理士法人有古特許事務所
主分類A63B 49/02 20150101AFI20250502BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】反発性能とコントロール性能とに優れたラケット2の提供。
プレーヤーの不快感が抑制されるラケットの提供。
【解決手段】ラケット2は、フレーム4、グリップ6、グロメット10及びストリング12を有している。フレーム4は、ヘッド14、第一スロート16a、第二スロート16b及びシャフト18を有している。フレーム4の厚さの最大値は、26.0mm未満である。このラケット2の、頂圧剛性値Git(kgf/cm)と側圧剛性値Gis(kgf/cm)との積である面内剛性指数Giは、5000以上8000以下である。このラケット2の、スロート剛性値Gos(kgf/cm)と打球面剛性値Goh(kgf/cm)との積である面外剛性指数Goは、45000以上60000以下である。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ヘッドを含むフレーム
及び
上記ヘッドに張られており、かつ打球面を形成するストリング
を備えており、
上記フレームの厚さの最大値が26.0mm未満であり、
頂圧剛性値Git(kgf/cm)と側圧剛性値Gis(kgf/cm)との積である面内剛性指数Giが、5000以上8000以下であり、
スロート剛性値Gos(kgf/cm)と打球面剛性値Goh(kgf/cm)との積である面外剛性指数Goが、45000以上60000以下である、ラケット。
続きを表示(約 380 文字)【請求項2】
上記フレームが、それぞれが上記ヘッドに連続する一対のスロート及びこれらスロートに連続するシャフトを有しており、
上記ヘッドが、そのトップから上記スロートとの接合箇所に至るまで一定である厚さT1を有しており、
上記スロートが、一定である厚さT2を有しており、
上記シャフトが、一定である厚さT3を有しており、
上記厚さT2及び上記厚さT3が上記厚さT1と同じである、請求項1に記載のラケット。
【請求項3】
上記頂圧剛性値Gitと、上記側圧剛性値Gisとの比(Git/Gis)が、1.0以上である、請求項1又は2に記載のラケット。
【請求項4】
上記フレームがダンパーを含んでおり、
上記面外方向における振動減衰率が0.5%以上である、請求項1又は2に記載のラケット。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書は、テニス、ソフトテニス、スカッシュ、パデル、バドミントン等に適したラケットを開示する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
テニスでは、ラケットにてボールが打撃される。この打撃により、ラケットの運動エネルギーがボールに伝達され、ボールが飛行する。反発性能に優れたテニスラケットで打撃されたボールは、速い速度で飛行しうる。速い飛行速度は、テニスの競技において有利である。特開平5-15617号公報には、反発性能に優れたテニスラケットが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平5-15617号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
テニスプレーヤーは、テニスラケットに対し、反発性能と共に、コントロール性能を求める。特に、熟練したテニスプレーヤーは、コントロール性能への要望が強い。
【0005】
本出願人の意図するところは、反発性能とコントロール性能とに優れたラケットの提供にある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本明細書が開示するラケットは、
ヘッドを含むフレーム
及び
上記ヘッドに張られており、かつ打球面を形成するストリング
を有する。このフレームの厚さの最大値は、26.0mm未満である。このラケットでは、頂圧剛性値Git(kgf/cm)と側圧剛性値Gis(kgf/cm)との積である面内剛性指数Giは、5000以上8000以下である。スロート剛性値Gos(kgf/cm)と打球面剛性値Goh(kgf/cm)との積である面外剛性指数Goは、45000以上60000以下である。
【発明の効果】
【0007】
このラケットは、反発性能に優れる。このラケットで打撃されたボールは、高速で飛行しうる。このラケットの、打撃時のボールとの接触時間は長い。このラケットは、コントロール性能にも優れる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、一実施形態に係るテニスラケットが示された正面図である。
図2は、図1のテニスラケットが示された側面図である。
図3は、図1のテニスラケットの一部が拡大されて示された分解図である。
図4は、図1のラケットの製造工程の一部が示された斜視図である。
図5は、図1のV-V線に沿った拡大断面図である。
図6は、図5の矢印VIで示された部位の拡大図である。
図7は、図6のフレームの第一繊維強化層のためのプリプレグの一部が示された拡大図である。
図8は、図6のフレームの第二繊維強化層のためのプリプレグの一部が示された拡大図である。
図9は、図6のフレームの第三繊維強化層のためのプリプレグの一部が示された拡大図である。
図10は、図1のテニスラケットの頂圧剛性値の測定方法が示された正面図である。
図11は、図1のテニスラケットの側圧剛性値の測定方法が示された正面図である。
図12(a)は図1のテニスラケットのスロート剛性値の測定方法が示された平面図であり、図12(b)はその正面図である。
図13(a)は図1のテニスラケットの打球面剛性値の測定方法が示された平面図であり、図13(b)はその正面図である。
図14は、他の実施形態に係るテニスラケットの一部が示された断面図である。
図15(a)は図14のテニスラケットの面外固有振動数の測定方法が示された正面図であり、図15(b)はその側面図である。
図16は、図1のテニスラケットの周波数と伝達関数との関係が示されたグラフである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、適宜図面が参照されつつ、好ましい実施形態が詳細に説明される。
【0010】
[第一実施形態]
[構成要素]
図1-3に、テニスラケット2が示されている。このラケット2は、フレーム4、グリップ6、エンドキャップ8、グロメット10及びストリング12を有している。このラケット2は、硬式テニスに使用されうる。図1において、矢印Xはラケット2の幅方向を表し、矢印Yはラケット2の軸方向を表し、Z方向はラケット2の厚み方向を表す。図2では、グロメット10及びストリング12の図示が省略されている。
(【0011】以降は省略されています)

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