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公開番号2025091744
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-19
出願番号2023207178
出願日2023-12-07
発明の名称タイヤ
出願人住友ゴム工業株式会社
代理人弁理士法人朝日奈特許事務所
主分類B60C 11/03 20060101AFI20250612BHJP(車両一般)
要約【課題】耐摩耗性の向上したタイヤを提供すること。
【解決手段】トレッドを備えるタイヤであって、前記トレッドを構成するゴム組成物はイソプレン系ゴムおよびスチレンブタジエンゴムを含むゴム成分、シリカ、並びにカップリング剤を含み、前記トレッドのトレッド面は周方向に連続して延びる周方向溝を有し、前記ゴム成分100質量部に対するイソプレン系ゴムの含有量(質量部)をAIRとし、スチレンブタジエンゴムの含有量(質量部)をASBRとし、シリカの含有量(質量部)をASILとし、前記周方向溝のうち最も深い周方向溝の溝深さ(mm)をDとするとき、AIR、ASBR、ASILおよびDが以下の関係を満たすタイヤ。
(1) ASIL/ASBR>1.00
(2) AIR/D>3.0
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
トレッドを備えるタイヤであって、
前記トレッドを構成するゴム組成物は、イソプレン系ゴムおよびスチレンブタジエンゴムを含むゴム成分、シリカ、並びにカップリング剤を含み、
前記トレッドのトレッド面は、周方向に連続して延びる周方向溝を有し、
前記ゴム成分100質量部に対するイソプレン系ゴムの含有量(質量部)をA
IR
とし、スチレンブタジエンゴムの含有量(質量部)をA
SBR
とし、シリカの含有量(質量部)をA
SIL
とし、前記周方向溝のうち最も深い周方向溝の溝深さ(mm)をDとするとき、A
IR
、A
SBR
、A
SIL
およびDが以下の関係を満たすタイヤ。
(1) A
SIL
/A
SBR
>1.00
(2) A
IR
/D>3.0
続きを表示(約 900 文字)【請求項2】
式(1)の右辺が1.50である、請求項1記載のタイヤ。
【請求項3】
式(2)の右辺が6.0である、請求項1または2記載のタイヤ。
【請求項4】
前記シリカの含有量(質量部)A
SIL
が、50質量部超200質量部未満である、請求項1または2記載のタイヤ。
【請求項5】
前記ゴム組成物がカーボンブラックを含み、ゴム成分100質量部に対するカーボンブラックの含有量(質量部)をA
CB
とするとき、A
CB
が1質量部超40質量部未満である、請求項1または2記載のタイヤ。
【請求項6】
前記ゴム組成物がカーボンブラックを含み、ゴム成分100質量部に対するカーボンブラックの含有量(質量部)をA
CB
とするとき、前記シリカの含有量(質量部)A
SIL
およびA
CB
が以下の関係を満たす、請求項1または2記載のタイヤ。
(3) A
CB
/A
SIL
<0.80
【請求項7】
前記シリカの平均一次粒子径が19nm未満である、請求項1または2記載のタイヤ。
【請求項8】
前記トレッドのトレッド接地面のランド比(%)をLとするとき、前記シリカの含有量(質量部)A
SIL
およびLが以下の関係を満たす、請求項1または2記載のタイヤ。
(4) A
SIL
×L>2500
【請求項9】
前記トレッドを構成するゴム組成物からなるゴム層の厚さ(mm)をHとし、前記ゴム成分中の総スチレン量(質量%)をSとするとき、HおよびSが以下の関係を満たす、請求項1または2記載のタイヤ。
(5) H×S<230
【請求項10】
前記カップリング剤が、窒素原子含有会合性基を含むカップリング剤を含む、請求項1または2記載のタイヤ。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、タイヤに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
タイヤに求められる重要な性能の一つとして、耐摩耗性がある。例えば、特許文献1には、所定のシリカと液状樹脂を配合することで、耐摩耗性等を改善したタイヤ用ゴム組成物が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-053296号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、タイヤ用ゴム組成物の耐摩耗性については、さらに、多様な側面から向上させることが求められている。
【0005】
本発明は、イソプレン系ゴムおよびスチレンブタジエンゴムを含むゴム成分、シリカ、並びにカップリング剤を含むゴム組成物を用いる場合において、耐摩耗性、特に、ラフロードでの耐摩耗性を向上させるタイヤを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、以下のタイヤに関する。
トレッドを備えるタイヤであって、
前記トレッドを構成するゴム組成物は、イソプレン系ゴムおよびスチレンブタジエンゴムを含むゴム成分、シリカ、並びにカップリング剤を含み、
前記トレッドのトレッド面は、周方向に連続して延びる周方向溝を有し、
前記ゴム成分100質量部に対するイソプレン系ゴムの含有量(質量部)をA
IR
とし、スチレンブタジエンゴムの含有量(質量部)をA
SBR
とし、シリカの含有量(質量部)をA
SIL
とし、前記周方向溝のうち最も深い周方向溝の溝深さ(mm)をDとするとき、A
IR
、A
SBR
、A
SIL
およびDが以下の関係を満たすタイヤ。
(1) A
SIL
/A
SBR
>1.00
(2) A
IR
/D>3.0
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、耐摩耗性、特に、ラフロードでの耐摩耗性を向上させるタイヤを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の一実施形態に係るタイヤについて、断面図の一部を模式的に表したものである。
タイヤのトレッド接地面の形状を模式的に表した図である。同図中の囲われた領域がトレッド接地面の形状を表している。
タイヤ断面幅(Wt)、タイヤ断面高さ(Ht)およびタイヤ外径(Dt)を示した図である。
本発明の一実施形態に係るタイヤについて、トレッドパターンを模式的に表した図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明のタイヤは、以下のタイヤである。
トレッドを備えるタイヤであって、
前記トレッドを構成するゴム組成物は、イソプレン系ゴムおよびスチレンブタジエンゴムを含むゴム成分、シリカ、並びにカップリング剤を含み、
前記トレッドのトレッド面は、周方向に連続して延びる周方向溝を有し、
前記ゴム成分100質量部に対するイソプレン系ゴムの含有量(質量部)をA
IR
とし、スチレンブタジエンゴムの含有量(質量部)をA
SBR
とし、シリカの含有量(質量部)をA
SIL
とし、前記周方向溝のうち最も深い周方向溝の溝深さ(mm)をDとするとき、A
IR
、A
SBR
、A
SIL
およびDが以下の関係を満たすタイヤ。
(1) A
SIL
/A
SBR
>1.00
(2) A
IR
/D>3.0
【0010】
理論に拘束されることは意図しないが、本発明において、耐摩耗性、とりわけ、ラフロードでの耐摩耗性を向上させることができるメカニズムとしては以下が考えられる。
(【0011】以降は省略されています)

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