TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025074491
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-14
出願番号
2023185329
出願日
2023-10-30
発明の名称
ゴルフボール
出願人
住友ゴム工業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
A63B
37/00 20060101AFI20250507BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約
【課題】ヘッドスピードが速いゴルファーと、ヘッドスピードが遅いゴルファーとのドライバー飛距離の差が小さく、飛距離のハンデを小さくできるゴルフボールを提供する。
【解決手段】ゴルフボールは、球状コア、中間層、複数のディンプルが設けられた最外層カバーを有し、前記球状コアが、基材ゴム、共架橋剤および架橋開始剤を含有するゴム組成物から形成されており、前記基材ゴムが天然ゴムを含有し、前記複数のディンプルの下部総容積が365mm
3
以上であり、前記最外層カバーは、前記複数のディンプルが存在しないと仮定した仮想球の表面積において前記複数のディンプルの総面積が占める占有率が75%以上であることを特徴とする。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
球状コアと、前記球状コアを被覆する中間層と、前記中間層の外側に位置し、複数のディンプルが設けられた最外層カバーとを有するゴルフボールであって、
前記球状コアが、基材ゴム、共架橋剤および架橋開始剤を含有するゴム組成物から形成されており、
前記基材ゴムが、天然ゴムを含有し、
前記複数のディンプルの下部総容積が365mm
3
以上であり、
前記最外層カバーは、前記複数のディンプルが存在しないと仮定した仮想球の表面積において前記複数のディンプルの総面積が占める占有率が75%以上であることを特徴とするゴルフボール。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記球状コアの中心硬度(H0)、球状コアの中心から半径方向の距離が2.5mm地点の硬度(H
2.5
)、球状コアの中心から半径方向の距離が5.0mm地点の硬度(H
5.0
)、球状コアの中心から半径方向の距離が7.5mm地点の硬度(H
7.5
)、球状コアの中心から半径方向の距離が10mm地点の硬度(H
10
)、球状コアの中心から半径方向の距離が12.5mm地点の硬度(H
12.5
)、球状コアの中心から半径方向の距離が15mm地点の硬度(H
15
)および表面硬度(Hs)が、H0<H
2.5
<H
5.0
<H
7.5
<H
10
<H
12.5
<H
15
<Hsの関係を満足し、
前記球状コアの中心硬度(H0)が、ショアC硬度で、60以下である請求項1に記載のゴルフボール。
【請求項3】
前記中心硬度(H0)、前記硬度(H
2.5
)、前記硬度(H
10
)、前記硬度(H
12.5
)および前記硬度(H
15
)が、ショアC硬度で、
H
2.5
-H0≧3.0、
H
12.5
-H
10
≧3.0、および、
H
15
-H
12.5
≧3.0の関係を満足する請求項1に記載のゴルフボール。
【請求項4】
前記硬度(H
5.0
)、前記硬度(H
7.5
)および前記硬度(H
10
)が、ショアC硬度で、
H
7.5
-H
5.0
<3.0、および、
H
10
-H
7.5
<3.0の関係を満足する請求項1に記載のゴルフボール。
【請求項5】
前記球状コアの中心硬度(H0)と、前記球状コアの表面硬度(Hs)との硬度差(Hs-H0)が、ショアC硬度で、20以上である請求項1に記載のゴルフボール。
【請求項6】
前記複数のディンプルの下部総容積が400mm
3
以上である請求項1に記載のゴルフボール。
【請求項7】
前記天然ゴムの含有率は、前記基材ゴム100質量%中、20質量%~100質量%である請求項1に記載のゴルフボール。
【請求項8】
前記中間層を形成する中間層用組成物のスラブ硬度が、前記最外層カバーを形成するカバー用組成物のスラブ硬度よりも大きい請求項1に記載のゴルフボール。
【請求項9】
前記最外層カバーを形成するカバー用組成物が、基材樹脂としてウレタン樹脂を含有する樹脂組成物であり、
前記最外層カバーを形成するカバー用組成物のスラブ硬度が、ショアD硬度で、40以下である請求項1に記載のゴルフボール。
【請求項10】
前記中間層を形成する中間層用組成物が、基材樹脂としてアイオノマー樹脂を含有する樹脂組成物であり、
前記中間層を形成する中間層用組成物のスラブ硬度が、ショアD硬度で、50以上である請求項1に記載のゴルフボール。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ゴルフボールに関し、特に、球状コア、中間層、最外層カバー及びディンプルを有するゴルフボールに関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、ゴルフボールの球状コアとして、種々のゴム材料を原料とした球状コアが提案されている。例えば、特許文献1には、基材ゴム100重量部に対し低反発特性ゴム3~35重量部、メタクリル酸20~30重量部、およびメタクリル酸に金属塩を形成し得る金属化合物20~50重量部を含有する組成物を加硫して得られる練習場用ゴルフボールが記載されている(特許文献1(請求項1、第3頁左上欄第11~17行)参照)。
【0003】
また、特許文献2には、基材ゴム100重量部に対し、10~60モル%エポキシ化された天然ゴム3~35重量部、メタクリル酸20~35重量部および酸化亜鉛20~50重量部含有する組成物から得られる練習場用ゴルフボールが記載されている(特許文献2(請求項1、第2頁左下欄第4行~右下欄第2行)参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開昭60-92780号公報
特開昭61-71069号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
複数人でゴルフを行う場合、ヘッドスピードが異なるゴルファー同士でプレーを行うことがある。このような場合、ティー位置を変えるなどして飛距離差を埋めるように工夫してプレーをすることが多い。しかし、ヘッドスピードが大きく異なる場合、ティー位置を変えるだけでは、飛距離差を埋めることができないこともある。そのため、飛距離のハンデを小さくするためには、飛距離差に応じて、飛距離性能の異なる複数種類のゴルフボールを用意することが必要となる。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、ヘッドスピードが速いゴルファーと、ヘッドスピードが遅いゴルファーとのドライバー飛距離の差が小さく、飛距離のハンデを小さくできるゴルフボールを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決することができた本発明のゴルフボールは、球状コアと、前記球状コアを被覆する中間層と、前記中間層の外側に位置し、複数のディンプルが設けられた最外層カバーとを有し、前記球状コアが、基材ゴム、共架橋剤および架橋開始剤を含有するゴム組成物から形成されており、前記基材ゴムが、天然ゴムを含有し、前記複数のディンプルの下部総容積が365mm
3
以上であり、前記最外層カバーは、前記複数のディンプルが存在しないと仮定した仮想球の表面積において前記複数のディンプルの総面積が占める占有率が75%以上であることを特徴とする。
【0007】
球状コアが天然ゴムを含有するゴム組成物から形成されていることで、ドライバーショットにおけるボール初速が低減される。ここで、天然ゴムを含有する球状コアでは、ヘッドスピードが速い程、ボール初速の低下量が大きくなる。そのため、高ヘッドスピードのドライバーショットと低ヘッドスピードのドライバーショットとを比べると、両者の飛距離差が小さくなる。
また、下部総容積が大きいディンプルパターンは、打球の揚力が低減される。そのため、ヘッドスピードが速いドライバーショットの場合、揚力が十分に得られず、キャリー(打撃されてから地面に着地するまでの距離)が短くなり飛距離が低下する。これに対して、ヘッドスピードが遅いドライバーショットの場合、ボールスピードが速くないためボールの高さへの影響は少なく、むしろ転がり距離が多くなるため飛距離が向上する。
よって、本発明のゴルフボールでは、ヘッドスピードが速いゴルファーと、ヘッドスピードが遅いゴルファーとのドライバー飛距離の差が小さくなる。
【発明の効果】
【0008】
本発明のゴルフボールでは、ヘッドスピードが速いゴルファーと、ヘッドスピードが遅いゴルファーとのドライバー飛距離の差が小さくなる。そのため、本発明のゴルフボールを使用すれば、ヘッドスピードの違いによる飛距離のハンデを小さくできる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の一実施形態に係るゴルフボールが示された一部切り欠き断面図である。
最外層カバーに形成されたディンプルの拡大断面図である。
最外層カバーに形成されたディンプルパターンNo.I~VIの正面図である。
最外層カバーに形成されたディンプルパターンNo.I~VIの平面図である。
最外層カバーに形成されたディンプルパターンNo.VIIの正面図である。
最外層カバーに形成されたディンプルパターンNo.VIIの平面図である。
最外層カバーに形成されたディンプルパターンNo.VIIIの正面図である。
最外層カバーに形成されたディンプルパターンNo.VIIIの平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明のゴルフボールは、球状コアと、前記球状コアを被覆する中間層と、前記中間層の外側に位置し、複数のディンプルが設けられた最外層カバーとを有する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
住友ゴム工業株式会社
タイヤ
10日前
住友ゴム工業株式会社
タイヤ
2日前
住友ゴム工業株式会社
タイヤ
22日前
住友ゴム工業株式会社
タイヤ
3日前
住友ゴム工業株式会社
タイヤ
1か月前
住友ゴム工業株式会社
タイヤ
1か月前
住友ゴム工業株式会社
タイヤ
4日前
住友ゴム工業株式会社
タイヤ
15日前
住友ゴム工業株式会社
タイヤ
1か月前
住友ゴム工業株式会社
タイヤ
1か月前
住友ゴム工業株式会社
タイヤ
1か月前
住友ゴム工業株式会社
タイヤ
1か月前
住友ゴム工業株式会社
タイヤ
10日前
住友ゴム工業株式会社
グローブ
10日前
住友ゴム工業株式会社
押出装置
23日前
住友ゴム工業株式会社
ラケット
11日前
住友ゴム工業株式会社
グローブ
1か月前
住友ゴム工業株式会社
グローブ
1か月前
住友ゴム工業株式会社
ゴルフボール
1か月前
住友ゴム工業株式会社
ゴルフボール
10日前
住友ゴム工業株式会社
ゴルフボール
10日前
住友ゴム工業株式会社
ゴルフボール
1か月前
住友ゴム工業株式会社
ゴルフボール
5日前
住友ゴム工業株式会社
空気入りタイヤ
26日前
住友ゴム工業株式会社
二輪車用タイヤ
26日前
住友ゴム工業株式会社
空気入りタイヤ
26日前
住友ゴム工業株式会社
重荷重用タイヤ
2日前
住友ゴム工業株式会社
重荷重用タイヤ
9日前
住友ゴム工業株式会社
二輪車用タイヤ
9日前
住友ゴム工業株式会社
カート用タイヤ
8日前
住友ゴム工業株式会社
キャディバッグ
1か月前
住友ゴム工業株式会社
バイアスタイヤ
4日前
住友ゴム工業株式会社
ビリヤードタップ
10日前
住友ゴム工業株式会社
生タイヤ成形装置
10日前
住友ゴム工業株式会社
生タイヤ成形装置
10日前
住友ゴム工業株式会社
自動二輪車用タイヤ
1か月前
続きを見る
他の特許を見る