TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025091218
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-18
出願番号
2023206360
出願日
2023-12-06
発明の名称
自動二輪車用タイヤ
出願人
住友ゴム工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B60C
11/03 20060101AFI20250611BHJP(車両一般)
要約
【課題】 オンロード性能及びオフロード性能をさらに向上することができる自動二輪車用タイヤを提供する。
【解決手段】 バイアス構造を有する自動二輪車用タイヤ1である。2枚のカーカスプライのそれぞれは、タイヤ周方向に対して20度以上かつ70度未満の角度で傾斜する複数のカーカスコードを含む。トレッド部2は、両側のトレッド端Te間を延びる複数の横溝11と、タイヤ周方向に隣接する横溝11の間に形成されるクラウンブロック15とを含む。クラウンブロック15のタイヤ軸方向の長さWcは、トレッド展開幅TWの30%以上である。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
トレッド部と、バイアス構造を有するカーカスとを含む自動二輪車用タイヤであって、
前記カーカスは、少なくとも2枚のカーカスプライを含み、
前記2枚のカーカスプライのそれぞれは、タイヤ周方向に対して20度以上かつ70度未満の角度で傾斜する複数のカーカスコードを含み、
前記2枚のカーカスプライは、前記カーカスコードの傾斜が互いに逆向きであり、
前記トレッド部は、両側のトレッド端間を延びる複数の横溝と、タイヤ周方向に隣接する前記横溝の間に形成されるクラウンブロックとを含み、
前記クラウンブロックのタイヤ軸方向の長さは、トレッド展開幅の30%以上である、
自動二輪車用タイヤ。
続きを表示(約 850 文字)
【請求項2】
タイヤ断面幅Cと、タイヤ最大幅位置とタイヤのタイヤ半径方向の外端との間のタイヤ半径方向の長さfとの比(f/C)は、0.25以上である、請求項1に記載の自動二輪車用タイヤ。
【請求項3】
前記トレッド部のシーランド比は、15%~50%である、請求項1に記載の自動二輪車用タイヤ。
【請求項4】
前記複数の横溝は、溝底を隆起させたタイバーを含む、請求項1ないし3のいずれか1項に記載の自動二輪車用タイヤ。
【請求項5】
前記タイバーの隆起高さは、前記横溝の溝深さの10%以上である、請求項4に記載の自動二輪車用タイヤ。
【請求項6】
前記クラウンブロックは、第1クラウンブロックと、前記第1クラウンブロックとタイヤ周方向で隣接し、かつ、前記第1クラウンブロックよりもタイヤ軸方向の長さが大きい第2クラウンブロックとを含み、
前記トレッド部は、前記第1クラウンブロックを画定する第1クラウン縦溝と、前記第2クラウンブロックを画定する第2クラウン縦溝とを含み、
前記タイバーは、前記第1クラウン縦溝よりもタイヤ軸方向の外側に位置する、請求項4に記載の自動二輪車用タイヤ。
【請求項7】
前記タイバーは、前記第2クラウン縦溝に繋がる、請求項6に記載の自動二輪車用タイヤ。
【請求項8】
前記第1クラウン縦溝は、タイヤ軸方向の内側に凸の円弧状に延びている、請求項6に記載の自動二輪車用タイヤ。
【請求項9】
前記第1クラウン縦溝は、前記第2クラウン縦溝とタイヤ軸方向に位置ずれしている、請求項6に記載の自動二輪車用タイヤ。
【請求項10】
前記第1クラウン縦溝と前記第2クラウン縦溝との間のタイヤ軸方向の位置ずれ長さは、前記第1クラウン縦溝の溝幅の10%以上である、請求項6に記載の自動二輪車用タイヤ。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、自動二輪車用タイヤに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
下記特許文献1には、トレッド部に、クラウンブロック列が設けられた自動二輪車用空気入りタイヤが記載されている。前記クラウンブロック列は、タイヤ周方向に隣接するクラウンブロック間のタイヤ周方向の離隔距離が、第1距離と、前記第1距離とは異なる第2距離とを含むように形成されている。また、前記複数のクラウンブロックの踏面の図心は、それぞれ、タイヤ赤道からタイヤ軸方向に距離を隔てた位置にある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-102628号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このような自動二輪車用空気入りタイヤは、オンロードとオフロードとが混在するコースの走行に適しているとされている。近年、オンロードでの旋回安定性能(以下、「オンロード性能」という)、及び、オフロードでの旋回安定性能(以下、「オフロード性能」という)をさらに高めることが望まれていた。
【0005】
本発明は、以上のような問題に鑑み案出されたもので、オンロード性能及びオフロード性能をさらに向上することができる自動二輪車用タイヤを提供することを課題としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、トレッド部と、バイアス構造を有するカーカスとを含む自動二輪車用タイヤであって、前記カーカスは、少なくとも2枚のカーカスプライを含み、前記2枚のカーカスプライのそれぞれは、タイヤ周方向に対して20度以上かつ70度未満の角度で傾斜する複数のカーカスコードを含み、前記2枚のカーカスプライは、前記カーカスコードの傾斜が互いに逆向きであり、前記トレッド部は、両側のトレッド端間を延びる複数の横溝と、タイヤ周方向に隣接する前記横溝の間に形成されるクラウンブロックとを含み、前記クラウンブロックのタイヤ軸方向の長さは、トレッド展開幅の30%以上である、自動二輪車用タイヤである。
【発明の効果】
【0007】
本発明の自動二輪車用タイヤは、上記の構成を採用することで、オンロード性能及びオフロード性能をさらに向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の自動二輪車用タイヤの一実施形態のトレッド部の展開図である。
(A)は、図1のA-A線断面図、(B)は、カーカスプライの展開図である。
トレッド部の展開図である。
図3のB-B線断面図である。
トレッド部の展開図である。
他の実施形態のトレッド部の展開図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施の一形態が図面に基づき説明される。図面は、本発明の理解を助けるために、誇張表現や、実際の構造の寸法比とは異なる表現が含まれている。また、複数の実施形態がある場合、明細書を通して、同一又は共通する要素については同一の符号が付されており、重複する説明が省略される。
【0010】
図1は、本発明の一実施形態を示す自動二輪車用タイヤ(以下、「タイヤ」という場合がある)1のトレッド部2の展開図である。図2(A)は、図1のA-A線断面図である。図1及び図2(A)には、好ましい態様として、オンロード及びオフロードを走行可能な空気入りタイヤが示される。また、図1及び図2(A)に示されるタイヤ1は、自動二輪車のフロントタイヤに好適である。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
住友ゴム工業株式会社
タイヤ
今日
住友ゴム工業株式会社
タイヤ
1日前
住友ゴム工業株式会社
タイヤ
1日前
住友ゴム工業株式会社
タイヤ
1か月前
住友ゴム工業株式会社
タイヤ
2日前
住友ゴム工業株式会社
タイヤ
2日前
住友ゴム工業株式会社
タイヤ
2日前
住友ゴム工業株式会社
タイヤ
2日前
住友ゴム工業株式会社
タイヤ
2日前
住友ゴム工業株式会社
タイヤ
29日前
住友ゴム工業株式会社
タイヤ
28日前
住友ゴム工業株式会社
タイヤ
24日前
住友ゴム工業株式会社
タイヤ
23日前
住友ゴム工業株式会社
予測方法
16日前
住友ゴム工業株式会社
ゴルフボール
10日前
住友ゴム工業株式会社
ゴルフボール
10日前
住友ゴム工業株式会社
ゴルフボール
1か月前
住友ゴム工業株式会社
重荷重用タイヤ
28日前
住友ゴム工業株式会社
空気入りタイヤ
16日前
住友ゴム工業株式会社
空気入りタイヤ
2日前
住友ゴム工業株式会社
バイアスタイヤ
1か月前
住友ゴム工業株式会社
加硫ゴム組成物
23日前
住友ゴム工業株式会社
重荷重用タイヤ
17日前
住友ゴム工業株式会社
空気入りタイヤ
13日前
住友ゴム工業株式会社
自動二輪車用タイヤ
1日前
住友ゴム工業株式会社
ゴルフクラブヘッド
13日前
住友ゴム工業株式会社
ゴム組成物及びタイヤ
7日前
住友ゴム工業株式会社
ラケット用ストリング
17日前
住友ゴム工業株式会社
タイヤモデルの作成方法
1か月前
住友ゴム工業株式会社
空気入りタイヤの製造方法
21日前
住友ゴム工業株式会社
不整地走行用の二輪車用タイヤ
8日前
住友ゴム工業株式会社
高分子材料のシミュレーション方法
29日前
住友ゴム工業株式会社
素材情報予測方法、素材情報予測システム
3日前
住友ゴム工業株式会社
キャップトレッド用ゴム組成物及びタイヤ
7日前
住友ゴム工業株式会社
重荷重用タイヤ用ゴム組成物及び重荷重用タイヤ
3日前
住友ゴム工業株式会社
電極活物質、電極、および、リチウムイオン二次電池
27日前
続きを見る
他の特許を見る