TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025103506
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-09
出願番号
2023220943
出願日
2023-12-27
発明の名称
タイヤ用ゴム組成物及びタイヤ
出願人
住友ゴム工業株式会社
代理人
弁理士法人WisePlus
主分類
C08L
7/00 20060101AFI20250702BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約
【課題】多量のイソプレン系ゴムを用いながら、ゴム強度、耐チップカット性、低燃費性、氷雪がない低温路面での高速性能(グリップ性能)、高温路面でのグリップ性能などに優れたタイヤ用ゴム組成物、及びタイヤを提供する。
【解決手段】イソプレン系ゴム及びスチレンブタジエンゴムを含み、
ゴム成分100質量%中の前記イソプレン系ゴムの含有量が90質量%以上であるタイヤ用ゴム組成物に関する。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
イソプレン系ゴム及びスチレンブタジエンゴムを含み、
ゴム成分100質量%中の前記イソプレン系ゴムの含有量が90質量%以上であるタイヤ用ゴム組成物。
続きを表示(約 750 文字)
【請求項2】
ゴム成分100質量%中のイソプレン系ゴムの含有量が95質量%以上である請求項1に記載のタイヤ用ゴム組成物。
【請求項3】
ガラス転移温度が-50℃以下のスチレンブタジエンゴムを含む請求項1に記載のタイヤ用ゴム組成物。
【請求項4】
樹脂を含み、
ゴム成分100質量部に対する前記樹脂の含有量が5質量部以上50質量部以下である請求項1に記載のタイヤ用ゴム組成物。
【請求項5】
シリカを含み、
ゴム成分100質量部に対する前記シリカの含有量が10質量部以上150質量部以下である請求項1に記載のタイヤ用ゴム組成物。
【請求項6】
バイオマス材料由来シリカを含む請求項1に記載のタイヤ用ゴム組成物。
【請求項7】
窒素吸着比表面積が200m
2
/g以上のシリカを含む請求項1に記載のタイヤ用ゴム組成物。
【請求項8】
カーボンブラックを含み、
ゴム成分100質量部に対する前記カーボンブラックの含有量が5質量部以上100質量部以下である請求項1に記載のタイヤ用ゴム組成物。
【請求項9】
スルフェンアミド系加硫促進剤、グアニジン系加硫促進剤及びチウラム系加硫促進剤を含む請求項1に記載のタイヤ用ゴム組成物。
【請求項10】
請求項1に記載のタイヤ用ゴム組成物で構成された表面ゴム層と、前記表面ゴム層のタイヤ半径方向内側に配される少なくとも1層の内側ゴム層とからなる多層構造トレッドを備えたタイヤであって、
前記内側ゴム層の少なくとも1層がシリカを含むタイヤ。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、タイヤ用ゴム組成物及びタイヤに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
タイヤ用ゴム組成物において、天然ゴムは、強度に優れ、かつ天然資源でもあることから、これをゴム成分として活用することが今後も望まれている。一方、ゴム成分を天然ゴムのみとすると、いわゆる単一モルホロジー系となり、タイヤ部材として用いると微細な損傷が連続的に広がる恐れがある。従来から、グリップ性能、耐摩耗性の改善を目的とする技術が求められている(特許文献1など)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-285524号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、前記課題を解決し、多量のイソプレン系ゴムを用いながら、ゴム強度、耐チップカット性、低燃費性、氷雪がない低温路面での高速性能(グリップ性能)、高温路面でのグリップ性能などに優れたタイヤ用ゴム組成物、及びタイヤを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、イソプレン系ゴム及びスチレンブタジエンゴムを含み、
ゴム成分100質量%中の前記イソプレン系ゴムの含有量が90質量%以上であるタイヤ用ゴム組成物に関する。
【発明の効果】
【0006】
本発明は、イソプレン系ゴム及びスチレンブタジエンゴムを含み、ゴム成分100質量%中の前記イソプレン系ゴムの含有量が90質量%以上であるタイヤ用ゴム組成物であるので、多量のイソプレン系ゴムを用いながら、優れたゴム強度、耐チップカット性、低燃費性、氷雪がない低温路面での高速性能(グリップ性能)、高温路面でのグリップ性能などを付与できる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
空気入りタイヤの一部が示された断面図である。
図1のタイヤのトレッドの近辺が示された拡大断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
上記タイヤ用ゴム組成物は、イソプレン系ゴム及びスチレンブタジエンゴムを含み、ゴム成分100質量%中の該イソプレン系ゴムの含有量が90質量%以上である。
【0009】
上記タイヤ用ゴム組成物により前述の効果が得られるメカニズムは必ずしも明らかではないが、以下のように推察される。
イソプレン系ゴムに少量のスチレンブタジエンゴムを配合することにより、多量成分のイソプレン系ゴム相の中でスチレンブタジエンゴムが小さい島相として存在することにより、イソプレン系ゴム相側で発生した損傷がスチレンブタジエンゴムの島相で止まることにより、機械強度、耐チップカット性が向上すると考えられる。
また、単一モルホロジー系では、比較的シャープな粘弾性特性を示すが、粘弾性特性の異なるゴム系を配合することにより、ウェットグリップ性能の温度依存性を低減させ、優れたタイヤ性能に寄与すると考えられる。
以上のメカニズムにより、多量のイソプレン系ゴムを用いているにもかかわらず、ゴム強度、耐チップカット性、低燃費性、氷雪がない低温路面での高速性能(グリップ性能)、高温路面でのグリップ性能などに優れたタイヤ用ゴム組成物を提供できると推察される。
【0010】
<タイヤ用ゴム組成物>
上記タイヤ用ゴム組成物は、ゴム成分として、イソプレン系ゴム及びスチレンブタジエンゴム(SBR)を含む。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
住友ゴム工業株式会社
タイヤ
15日前
住友ゴム工業株式会社
タイヤ
22日前
住友ゴム工業株式会社
タイヤ
9日前
住友ゴム工業株式会社
タイヤ
9日前
住友ゴム工業株式会社
タイヤ
9日前
住友ゴム工業株式会社
タイヤ
1か月前
住友ゴム工業株式会社
タイヤ
1か月前
住友ゴム工業株式会社
タイヤ
1か月前
住友ゴム工業株式会社
タイヤ
29日前
住友ゴム工業株式会社
タイヤ
22日前
住友ゴム工業株式会社
タイヤ
9日前
住友ゴム工業株式会社
タイヤ
22日前
住友ゴム工業株式会社
タイヤ
11日前
住友ゴム工業株式会社
タイヤ
22日前
住友ゴム工業株式会社
タイヤ
15日前
住友ゴム工業株式会社
タイヤ
15日前
住友ゴム工業株式会社
タイヤ
16日前
住友ゴム工業株式会社
タイヤ
16日前
住友ゴム工業株式会社
タイヤ
16日前
住友ゴム工業株式会社
タイヤ
16日前
住友ゴム工業株式会社
タイヤ
9日前
住友ゴム工業株式会社
タイヤ
8日前
住友ゴム工業株式会社
タイヤ
8日前
住友ゴム工業株式会社
タイヤ
8日前
住友ゴム工業株式会社
タイヤ
8日前
住友ゴム工業株式会社
タイヤ
8日前
住友ゴム工業株式会社
タイヤ
8日前
住友ゴム工業株式会社
タイヤ
8日前
住友ゴム工業株式会社
タイヤ
8日前
住友ゴム工業株式会社
タイヤ
8日前
住友ゴム工業株式会社
タイヤ
8日前
住友ゴム工業株式会社
タイヤ
8日前
住友ゴム工業株式会社
タイヤ
16日前
住友ゴム工業株式会社
タイヤ
8日前
住友ゴム工業株式会社
タイヤ
8日前
住友ゴム工業株式会社
タイヤ
1か月前
続きを見る
他の特許を見る