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公開番号
2025098828
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-02
出願番号
2023215218
出願日
2023-12-20
発明の名称
タイヤ
出願人
住友ゴム工業株式会社
代理人
弁理士法人朝日奈特許事務所
主分類
B60C
11/00 20060101AFI20250625BHJP(車両一般)
要約
【課題】ウェットグリップ性能の総合性能を向上したタイヤを提供すること。
【解決手段】トレッド部を有するタイヤであって、トレッド部は1以上の周方向溝を有し、トレッド部はゴム成分およびシリカを含有するゴム組成物により構成され、ゴム成分はイソプレン系ゴムおよびスチレンブタジエンゴムを含有し、ゴム成分中のイソプレン系ゴムの含有量は40質量%以上であり、ゴム成分中のスチレンブタジエンゴムの含有量は40質量%以上であり、シリカのゴム成分100質量部に対する含有量は90質量部以上であり、スチレンブタジエンゴムのスチレン含量S1(質量%)が30以下であり、タイヤのランド比をR、ゴム組成物の0℃におけるtanδを0℃tanδとしたとき、0℃tanδ×Rが0.30以上である、タイヤ。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
トレッド部を有するタイヤであって、
前記トレッド部は1以上の周方向溝を有し、
前記トレッド部はゴム成分およびシリカを含有するゴム組成物により構成され、
前記ゴム成分はイソプレン系ゴムおよびスチレンブタジエンゴムを含有し、
前記ゴム成分中のイソプレン系ゴムの含有量は40質量%以上であり、
前記ゴム成分中のスチレンブタジエンゴムの含有量は40質量%以上であり、
前記シリカのゴム成分100質量部に対する含有量は90質量部以上であり、
前記スチレンブタジエンゴムのスチレン含量S1(質量%)が30以下であり、
前記タイヤのランド比をR、
前記ゴム組成物の0℃におけるtanδを0℃tanδとしたとき、
0℃tanδ×Rが0.30以上である、タイヤ。
続きを表示(約 690 文字)
【請求項2】
前記ゴム組成物のtanδ温度分布曲線における-20℃~-70℃の範囲内のピークの半値幅が30℃以下である、請求項1記載のタイヤ。
【請求項3】
前記ゴム組成物のアセトン抽出量をAE(質量%)としたとき、AEが22.0以上である、請求項1または2に記載のタイヤ。
【請求項4】
0℃tanδが0.45以上である、請求項1または2に記載のタイヤ。
【請求項5】
前記周方向溝の最深部の溝深さをH(mm)としたとき、0℃tanδ×Hが3.00以上である、請求項1または2に記載のタイヤ。
【請求項6】
前記トレッド部の全厚みをT(mm)としたとき、0℃tanδ×Tが3.50以上である、請求項1または2に記載のタイヤ。
【請求項7】
前記周方向溝の最深部の溝深さをH(mm)、前記ゴム組成物のアセトン抽出量をAE(質量%)としたとき、AE×Hが140.0以上である、請求項1または2に記載のタイヤ。
【請求項8】
前記ゴム組成物が、ジシクロペンタジエン、スチレン、およびインデンをモノマー成分として含む樹脂成分を含有する、請求項1または2に記載のタイヤ。
【請求項9】
前記ゴム組成物が、ゴム成分100質量部に対しシリカを100部超含有する、請求項1または2に記載のタイヤ。
【請求項10】
前記ゴム組成物が、メルカプト系シランカップリング剤を含有する、請求項1または2に記載のタイヤ。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、タイヤに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、特定共役ジエン系ゴムを60~90質量部、共役ジエン系重合体を10~40質量部含むゴム成分100質量部に対し、CTAB比表面積が150~300m
2
/gであるシリカを80~200質量部、および特定のテトラジン化合物を0.1~5質量部配合してなり、特定共役ジエン系ゴムは、芳香族ビニル単量体含有量が35~45質量%であり、かつビニル結合含有量が35モル%未満であるタイヤ用ゴム組成物によって、タイヤのウェットグリップ性能が向上することが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-41035号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
近年、タイヤのウェットグリップ性能のさらなる向上が望まれている。
【0005】
本発明は、ウェットグリップ性能を向上したタイヤを提供すること目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、
トレッド部を有するタイヤであって、
前記トレッド部は1以上の周方向溝を有し、
前記トレッド部はゴム成分およびシリカを含有するゴム組成物により構成され、
前記ゴム成分はイソプレン系ゴムおよびスチレンブタジエンゴムを含有し、
前記ゴム成分中のイソプレン系ゴムの含有量は40質量%以上であり、
前記ゴム成分中のスチレンブタジエンゴムの含有量は40質量%以上であり、
前記シリカのゴム成分100質量部に対する含有量は90質量部以上であり、
前記スチレンブタジエンゴムのスチレン含量S1(質量%)が30以下であり、
前記タイヤのランド比をR、
前記ゴム組成物の0℃におけるtanδを0℃tanδとしたとき、
0℃tanδ×Rが0.30以上であるタイヤ、に関する。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、ウェットグリップ性能が向上したタイヤが提供される。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の一実施形態に係るタイヤについての、タイヤ回転軸を通る断面図である。
本発明の一実施形態に係るタイヤのトレッド部についての、タイヤ回転軸を通る断面図である。
本発明の一実施形態に係るタイヤのトレッドパターンを示した模式図である。
図3で示された横溝のC-C線断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明の一実施形態であるタイヤは、トレッド部を有するタイヤであって、前記トレッド部は1以上の周方向溝を有し、前記トレッド部はゴム成分およびシリカを含有するゴム組成物により構成され、前記ゴム成分はイソプレン系ゴムおよびスチレンブタジエンゴムを含有し、前記ゴム成分中のイソプレン系ゴムの含有量は40質量%以上であり、前記ゴム成分中のスチレンブタジエンゴムの含有量は40質量%以上であり、前記シリカのゴム成分100質量部に対する含有量は90質量部以上であり、前記スチレンブタジエンゴムのスチレン含量S1(質量%)が30以下であり、前記タイヤのランド比をR、前記ゴム組成物の0℃におけるtanδを0℃tanδとしたとき、0℃tanδ×Rが0.30以上である、タイヤである。
【0010】
本実施形態のタイヤにおいて、ウェットグリップ性能が向上する理由については、理論に拘束されることは意図しないが、以下のように考えられる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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