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公開番号2025112978
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-01
出願番号2024007573
出願日2024-01-22
発明の名称空気入りタイヤ
出願人住友ゴム工業株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類B60C 15/04 20060101AFI20250725BHJP(車両一般)
要約【課題】特定のタイヤサイズにおいて、リム組み作業性を改善した空気入りタイヤを提供する。
【解決手段】本発明は、リムRに装着されて使用される空気入りタイヤである。リムRのリム径RDは10～18インチである。タイヤの断面幅SWに対するタイヤの断面高さSHの比SH/SWは0.30～0.45である。タイヤの断面幅SWに対するリムRのリム幅RWの比RW/SWは0.78～0.99である。空気入りタイヤは、それぞれにビードコア5が埋設された一対のビード部4を備えている。ビードコア5の少なくとも一方のタイヤ軸方向の断面幅Wb(mm)は、下記の式(1)を満たす。
Wb≦21×(SH/SW)…(1)
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
リムに装着されて使用される空気入りタイヤであって、
前記リムのリム径ＲＤは１０～１８インチであり、
タイヤの断面幅ＳＷに対するタイヤの断面高さＳＨの比ＳＨ／ＳＷは０．３０～０．４５であり、
前記タイヤの断面幅ＳＷに対する前記リムのリム幅ＲＷの比ＲＷ／ＳＷは０．７８～０．９９であり、
前記空気入りタイヤは、それぞれにビードコアが埋設された一対のビード部を備えており、
前記ビードコアの少なくとも一方のタイヤ軸方向の断面幅Ｗｂ（mm）は、下記の式（１）を満たす、
空気入りタイヤ。
Ｗｂ≦２１×（ＳＨ／ＳＷ）…（１）
続きを表示（約 550 文字）【請求項２】
前記断面幅Ｗｂ（mm）は、下記の式（２）を満たす、請求項１に記載の空気入りタイヤ。
Ｗｂ≧１５×（ＳＨ／ＳＷ）…（２）
【請求項３】
前記ビードコアの少なくとも一方のタイヤ半径方向の断面高さＨｂ（mm）と、前記断面幅Ｗｂ（mm）とは、下記の式（３）を満たす、請求項１又は２に記載の空気入りタイヤ。
０．８≦Ｗｂ／Ｈｂ≦１．４…（３）
【請求項４】
前記少なくとも一方のビードコアの位置において、前記ビード部のタイヤ軸方向の幅Ｗａ（mm）は、前記断面幅Ｗｂ（mm）の３．０倍以下である、請求項１又は２に記載の空気入りタイヤ。
【請求項５】
前記幅Ｗａ（mm）は、前記断面幅Ｗｂ（mm）の２．０倍以上である、請求項４に記載の空気入りタイヤ。
【請求項６】
前記幅Ｗａ（mm）は、１８mm以下である、請求項４に記載の空気入りタイヤ。
【請求項７】
前記ビードコアは、その横断面において複数のビードワイヤを含み、
前記幅Ｗｂ（mm）と１本の前記ビードワイヤの線径Ｄ１（mm）とは、下記の式（４）を満たす、請求項１又は２に記載の空気入りタイヤ。
４≦Ｗｂ／Ｄ１≦７…（４）

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、空気入りタイヤに関する。
続きを表示（約 1,300 文字）【背景技術】
【０００２】
近年、都市部での人や物の輸送を目的とした小型シャトルバスが提案されている（例えば、下記特許文献１参照。）。このような小型シャトルバスは、車室空間を大きく確保することが要求される。また、前記小型シャトルバスには、インホイールモータが採用される場合がある。
【０００３】
下記特許文献２には、前記小型シャトルバスに用いられる空気入りタイヤが提案されている。このタイヤは、前記車室空間を確保するため、及び、前記インホイールモータに対応できる広いリム空間を確保するために、リム径、タイヤ断面高さとタイヤ断面幅との比、及び、リムのリム幅とタイヤ断面幅との比が規定されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００４】
特開２０２１－０７５０８８号公報
特開２０２３－１０２６２７号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
上述のタイヤは、リムに装着するときの作業性（以下、リム組み作業性という。）が悪いという問題があった。
【０００６】
本発明は、以上のような問題点に鑑み案出なされたもので、特定のタイヤサイズにおいて、リム組み作業性を改善した空気入りタイヤを提供することを主たる課題としている。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
本発明は、リムに装着されて使用される空気入りタイヤであって、前記リムのリム径ＲＤは１０～１８インチであり、タイヤの断面幅ＳＷに対するタイヤの断面高さＳＨの比ＳＨ／ＳＷは０．３０～０．４５であり、前記タイヤの断面幅ＳＷに対する前記リムのリム幅ＲＷの比ＲＷ／ＳＷは０．７８～０．９９であり、前記空気入りタイヤは、それぞれにビードコアが埋設された一対のビード部を備えており、前記ビードコアの少なくとも一方のタイヤ軸方向の断面幅Ｗｂ（mm）は、下記の式（１）を満たす、空気入りタイヤである。
Ｗｂ≦２１×（ＳＨ／ＳＷ）…（１）
【発明の効果】
【０００８】
本発明の空気入りタイヤは、上記の構成を採用したことによって、リム組み作業性を改善することができる。
【図面の簡単な説明】
【０００９】
本発明の一実施形態の空気入りタイヤの横断面図である。
本発明のタイヤが装着される車両の斜視図である。
図１のビード部の拡大断面図である。
図３のビードコアの拡大断面図である。
【発明を実施するための形態】
【００１０】
以下、本発明の実施形態が図面に基づき説明される。図面は、本発明の特徴を内包して記載されているが、本発明の理解を助けるために、誇張表現や、実際の構造の寸法比とは異なる表現が含まれている場合がある。また、各実施形態を通して、同一又は共通する要素については同一の符号が付されており、重複する説明が省略される。また、本明細書で説明されない構成には、周知の構成を適宜採用することができる。
（【００１１】以降は省略されています）

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