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公開番号2025112882
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-01
出願番号2024007405
出願日2024-01-22
発明の名称タイヤ
出願人住友ゴム工業株式会社
代理人弁理士法人朝日奈特許事務所
主分類B60C 11/03 20060101AFI20250725BHJP(車両一般)
要約【課題】劣化後の耐久性能および低燃費性能の総合性能が向上したタイヤを提供すること。
【解決手段】トレッド部およびサイドウォール部を有するタイヤであって、トレッド部およびサイドウォール部は、水素添加されたスチレンブタジエンゴムを含むゴム成分を含有するゴム組成物により構成され、トレッド部を構成するゴム成分の総スチレン量をSt1(質量%)、サイドウォール部を構成するゴム成分の総スチレン量をSt2(質量%)、ランド比をL、サイドウォール部を構成するゴム層の厚みをT(mm)とする場合、Lは0.60以上0.90以下であり、(St1+St2)×T×L/100が1.4以下である、タイヤ。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
トレッド部およびサイドウォール部を有するタイヤであって、
前記トレッド部および前記サイドウォール部は、水素添加されたスチレンブタジエンゴムを含むゴム成分を含有するゴム組成物により構成され、
前記トレッド部を構成するゴム成分の総スチレン量をSt1(質量%)、
前記サイドウォール部を構成するゴム成分の総スチレン量をSt2(質量%)、
ランド比をL、
前記サイドウォール部を構成するゴム層の厚みをT(mm)とする場合、
Lは0.60以上0.90以下であり、
(St1+St2)×T×L/100が1.4以下である、タイヤ。
続きを表示(約 930 文字)【請求項2】
前記サイドウォール部を構成するゴム組成物が、再生カーボンブラックを含有する、請求項1記載のタイヤ。
【請求項3】
St1+St2が25.0以上である、請求項1または2に記載のタイヤ。
【請求項4】
前記トレッド部を構成するゴム組成物のアセトン抽出量をAE1(質量%)、
前記サイドウォール部を構成するゴム組成物のアセトン抽出量をAE2(質量%)とする場合、
AE1-AE2が8.5以下である、請求項1または2に記載のタイヤ。
【請求項5】
前記トレッド部を構成するゴム組成物のアセトン抽出量をAE1(質量%)とする場合、
AE1×Lが15.00以上である、請求項1または2に記載のタイヤ。
【請求項6】
前記サイドウォール部を構成するゴム組成物のアセトン抽出量をAE2(質量%)とする場合、
AE2/Tが0.12以上である、請求項1または2に記載のタイヤ。
【請求項7】
前記トレッド部を構成するゴム組成物のショア硬度をHs1、
前記サイドウォール部を構成するゴム組成物のショア硬度をHs2とする場合、
Hs1-Hs2が10.0以下である、請求項1または2に記載のタイヤ。
【請求項8】
前記サイドウォール部を構成するゴム組成物の30℃における複素弾性率(MPa)を30℃E*
S
とする場合、T/30℃E*
S
が1.60以下である、請求項1または2に記載のタイヤ。
【請求項9】
前記トレッド部がタイヤ周方向に連続して延びる1以上の周方向溝を有し、
前記周方向溝の最深部の溝深さをH(mm)、
前記トレッド部を構成するゴム組成物の30℃におけるtanδを30℃tanδ
T
とする場合、30℃tanδ
T
/Hが0.025以上である、請求項1または2に記載のタイヤ。
【請求項10】
扁平率が50%以上である、請求項1または2に記載のタイヤ。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、タイヤに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
タイヤのトレッド部における経時変化による硬化現象は、タイヤの各種性能低下を引き起こす要因である。そこで、例えば特許文献1には、キャップゴム層と中間ゴム層とベースゴム層とを備えたトレッド部を有する空気入りタイヤにおいて、トレッド部の全厚みに対する各ゴム層の厚み、および各ゴム層のアセトン抽出量を所定の範囲とすることにより、トレッド部の経時的な硬化現象を有効に抑制したことが記載されている。
【0003】
近年では、自動車の低燃費化に対する要求が高まっている。自動車の低燃費化に対応するため、タイヤに対しても、転がり抵抗の低減による低燃費性能が求められている。さらに、低燃費性能とタイヤの諸性能の総合性能を向上させることも要求されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2005-67236号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、劣化後の耐久性能および低燃費性能の総合性能が向上したタイヤを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、
トレッド部およびサイドウォール部を有するタイヤであって、
前記トレッド部および前記サイドウォール部は、水素添加されたスチレンブタジエンゴムを含むゴム成分を含有するゴム組成物により構成され、
前記トレッド部を構成するゴム成分の総スチレン量をSt1(質量%)、
前記サイドウォール部を構成するゴム成分の総スチレン量をSt2(質量%)、
ランド比をL、
前記サイドウォール部を構成するゴム層の厚みをT(mm)とする場合、
Lは0.60以上0.90以下であり、
(St1+St2)×T×L/100が1.4以下である、タイヤに関する。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、劣化後の耐久性能および低燃費性能の総合性能が向上したタイヤが提供される。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の一実施形態に係るタイヤの一例についての断面図である。
本発明の一実施形態に係るタイヤのトレッド部のタイヤ回転軸を通る断面図である。
本発明の一実施形態に係る周方向溝の拡大平面図である。
図3のA-A線断面図である。
本発明の一実施形態に係る周方向溝の拡大平面図である。
図5のB-B線断面図である。
図5のC-C線断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明の一実施形態であるタイヤは、トレッド部およびサイドウォール部を有するタイヤであって、前記トレッド部および前記サイドウォール部は、水素添加されたスチレンブタジエンゴムを含むゴム成分を含有するゴム組成物により構成され、前記トレッド部を構成するゴム成分の総スチレン量をSt1(質量%)、前記サイドウォール部を構成するゴム成分の総スチレン量をSt2(質量%)、ランド比をL、前記サイドウォール部を構成するゴム層の厚みをT(mm)とする場合、Lは0.60以上0.90以下であり、(St1+St2)×T×L/100が1.4以下である。
【0010】
理論に拘束されることは意図しないが、本発明のタイヤにおいて劣化後の耐久性能および低燃費性能の総合性能が向上するメカニズムとしては、例えば以下のように考えられる。
(【0011】以降は省略されています)

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