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公開番号
2025095937
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-26
出願番号
2023212336
出願日
2023-12-15
発明の名称
タイヤ
出願人
住友ゴム工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B60C
11/03 20060101AFI20250619BHJP(車両一般)
要約
【課題】マッド性能を維持しつつ、ノイズ性能を向上することができるタイヤを提供する。
【解決手段】本発明は、トレッド部2を有するタイヤである。トレッド部2は、第1トレッド端T1及び第2トレッド端T2と、4本の周方向溝3と、5つの陸部4とを含む。4本の周方向溝3は、第1ショルダー周方向溝5と、第2ショルダー周方向溝6と、第1クラウン周方向溝7と、第2クラウン周方向溝8とを含む。記5つの陸部4は、第1ミドル陸部11と、第2ミドル陸部12と、クラウン陸部10とを含む。第1ミドル陸部11には、複数の第1ミドル横溝16が設けられている。第2ミドル陸部12には、第2ミドル横溝17が設けられている。トレッド平面視において、複数の第1ミドル横溝16のそれぞれの第1端部は、第1仮想領域21と重複している。複数の第1ミドル横溝16のそれぞれの第2端部は、第2仮想領域22と重複している。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
トレッド部を有するタイヤであって、
前記トレッド部は、第1トレッド端及び第2トレッド端と、前記第1トレッド端と前記第2トレッド端との間でタイヤ周方向に連続して延びる4本の周方向溝と、前記複数の周方向溝に区分された5つの陸部とを含み、
前記4本の周方向溝は、最も前記第1トレッド端側に設けられた第1ショルダー周方向溝と、最も前記第2トレッド端側に設けられた第2ショルダー周方向溝と、前記第1ショルダー周方向溝とタイヤ赤道との間に設けられた第1クラウン周方向溝と、前記第2ショルダー周方向溝とタイヤ赤道との間に設けられた第2クラウン周方向溝とを含み、
前記5つの陸部は、前記第1ショルダー周方向溝と前記第1クラウン周方向溝との間に区分された第1ミドル陸部と、前記第2ショルダー周方向溝と前記第2クラウン周方向溝との間に区分された第2ミドル陸部と、前記第1クラウン周方向溝と前記第2クラウン周方向溝との間に区分されたクラウン陸部とを含み、
前記第1ミドル陸部には、前記第1ミドル陸部をタイヤ軸方向に完全に横断する複数の第1ミドル横溝が設けられており、
前記第2ミドル陸部には、前記第2ミドル陸部をタイヤ軸方向に完全に横断する複数の第2ミドル横溝が設けられており、
前記複数の第1ミドル横溝及び前記複数の第2ミドル横溝は、それぞれ、タイヤ軸方向に対して傾斜していることにより、タイヤ周方向の第1の側の第1端部と、タイヤ周方向の第2の側の第2端部とを含み、
トレッド平面視において、
前記複数の第1ミドル横溝のそれぞれの前記第1端部は、前記第2ミドル横溝の前記第2端部を、タイヤ軸方向と平行に前記第1ミドル陸部上に延長した第1仮想領域と重複しており、
前記複数の第1ミドル横溝のそれぞれの前記第2端部は、前記第2ミドル横溝の前記第1端部を、タイヤ軸方向と平行に前記第1ミドル陸部上に延長した第2仮想領域と重複している、
タイヤ。
続きを表示(約 810 文字)
【請求項2】
前記第1ミドル横溝及び前記第2ミドル横溝は、それぞれ、タイヤ軸方向に対して20~60°の角度で傾斜している、請求項1に記載のタイヤ。
【請求項3】
前記第1ミドル横溝の前記第1端部と前記第1仮想領域とのタイヤ周方向の重複長さは、前記第1仮想領域のタイヤ周方向の長さの30%~100%である、請求項1又は2に記載のタイヤ。
【請求項4】
前記第1ミドル横溝の前記第2端部と前記第2仮想領域とのタイヤ周方向の重複長さは、前記第2仮想領域のタイヤ周方向の長さの30%~100%である、請求項1又は2に記載のタイヤ。
【請求項5】
タイヤ赤道から前記第1クラウン周方向溝の中心線までのタイヤ軸方向の距離は、タイヤ赤道から前記第1トレッド端までのタイヤ軸方向の距離であるトレッド半幅の5%~20%である、請求項1又は2に記載のタイヤ。
【請求項6】
タイヤ赤道から前記第2クラウン周方向溝の中心線までのタイヤ軸方向の距離は、前記トレッド半幅の5%~20%である、請求項5に記載のタイヤ。
【請求項7】
前記第1ミドル横溝の溝幅は、前記複数の第1ミドル横溝における1ピッチ長さの平均値の5%~20%である、請求項1又は2に記載のタイヤ。
【請求項8】
前記第2ミドル横溝の溝幅は、前記複数の第2ミドル横溝における1ピッチ長さの平均値の5%~20%である、請求項1又は2に記載のタイヤ。
【請求項9】
前記クラウン陸部のランド比は、80%~95%である、請求項1又は2に記載のタイヤ。
【請求項10】
前記第1クラウン周方向溝及び前記第2クラウン周方向溝は、それぞれ、タイヤ周方向にジグザグ状に延びている、請求項1又は2に記載のタイヤ。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、タイヤに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
下記特許文献1には、ブロックの形状を改善することにより、マッド性能、ウェット性能及び乾燥路面での操縦安定性能を向上させたタイヤが提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-149978号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
近年における車外音の規制強化に伴い、上述のタイヤのように、マッド路面に対応したタイヤであっても、ノイズ性能の向上が求められている。
【0005】
本発明は、以上のような実情に鑑み案出なされたもので、マッド性能を維持しつつ、ノイズ性能を向上することができるタイヤを提供することを主たる目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、トレッド部を有するタイヤであって、前記トレッド部は、第1トレッド端及び第2トレッド端と、前記第1トレッド端と前記第2トレッド端との間でタイヤ周方向に連続して延びる4本の周方向溝と、前記複数の周方向溝に区分された5つの陸部とを含み、前記4本の周方向溝は、最も前記第1トレッド端側に設けられた第1ショルダー周方向溝と、最も前記第2トレッド端側に設けられた第2ショルダー周方向溝と、前記第1ショルダー周方向溝とタイヤ赤道との間に設けられた第1クラウン周方向溝と、前記第2ショルダー周方向溝とタイヤ赤道との間に設けられた第2クラウン周方向溝とを含み、前記5つの陸部は、前記第1ショルダー周方向溝と前記第1クラウン周方向溝との間に区分された第1ミドル陸部と、前記第2ショルダー周方向溝と前記第2クラウン周方向溝との間に区分された第2ミドル陸部と、前記第1クラウン周方向溝と前記第2クラウン周方向溝との間に区分されたクラウン陸部とを含み、前記第1ミドル陸部には、前記第1ミドル陸部をタイヤ軸方向に完全に横断する複数の第1ミドル横溝が設けられており、前記第2ミドル陸部には、前記第2ミドル陸部をタイヤ軸方向に完全に横断する複数の第2ミドル横溝が設けられており、前記複数の第1ミドル横溝及び前記複数の第2ミドル横溝は、それぞれ、タイヤ軸方向に対して傾斜していることにより、タイヤ周方向の第1の側の第1端部と、タイヤ周方向の第2の側の第2端部とを含み、トレッド平面視において、前記複数の第1ミドル横溝のそれぞれの前記第1端部は、前記第2ミドル横溝の前記第2端部を、タイヤ軸方向と平行に前記第1ミドル陸部上に延長した第1仮想領域と重複しており、前記複数の第1ミドル横溝のそれぞれの前記第2端部は、前記第2ミドル横溝の前記第1端部を、タイヤ軸方向と平行に前記第1ミドル陸部上に延長した第2仮想領域と重複している、タイヤである。
【発明の効果】
【0007】
本発明のタイヤは、上記の構成を備えることにより、マッド性能を維持しつつ、ノイズ性能を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の一実施形態を示すトレッド部の展開図である。
図1のクラウン陸部、第1ミドル陸部及び第2ミドル陸部の拡大図である。
図2の第1ミドル陸部及び第2ミドル陸部の拡大図である。
第1クラウン周方向溝の輪郭を示す拡大図である。
図1の第1ショルダー陸部の拡大図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施の一形態が図面に基づき説明される。図面は、本発明の特徴を内包して記載されているが、本発明の理解を助けるために、誇張表現や、実際の構造の寸法比とは異なる表現が含まれている場合がある。また、各実施形態を通して、同一又は共通する要素については同一の符号が付されており、重複する説明が省略される。
【0010】
図1は、本発明の一実施形態を示すタイヤ1のトレッド部2の展開図である。本実施形態のタイヤ1は、空気入りタイヤであって、例えば、舗装路だけでなく、マッド路面やロック路面のようなオフロードも走行し得るSUV等の四輪駆動車に好適に用いられる。但し、本発明のタイヤは、このような態様に限定されるものではない。
(【0011】以降は省略されています)
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