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公開番号2025103790
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-09
出願番号2023221424
出願日2023-12-27
発明の名称タイヤ
出願人住友ゴム工業株式会社
代理人弁理士法人朝日奈特許事務所
主分類B60C 11/00 20060101AFI20250702BHJP(車両一般)
要約【課題】低燃費性能および耐摩耗性能の総合性能の向上を図ることができるタイヤを提供すること。
【解決手段】少なくとも1つのゴム層を有するトレッド部を備えたタイヤであって、タイヤの最大負荷能力WL(kg)に対するタイヤ重量G(kg)の比(G/WL)が0.0140以下であり、トレッド面を構成する第一層が、ゴム成分、可塑剤、およびフィラーを含有するゴム組成物により構成され、前記可塑剤は、水素添加された樹脂成分および植物油からなる群より選択される少なくとも1つを含み、前記トレッド部の接地面におけるランド比をR、前記ゴム組成物中のゴム成分100質量部に対する可塑剤の総含有量をP(質量部)としたとき、RとPとの積(R×P)が10.0超であるタイヤ。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
少なくとも1つのゴム層を有するトレッド部を備えたタイヤであって、
タイヤの最大負荷能力W
L
(kg)に対するタイヤ重量G(kg)の比(G/W
L
)が0.0140以下であり、
トレッド面を構成する第一層が、ゴム成分、可塑剤、およびフィラーを含有するゴム組成物により構成され、
前記可塑剤は、水素添加された樹脂成分および植物油からなる群より選択される少なくとも1つを含み、
前記トレッド部の接地面におけるランド比をR、前記ゴム組成物中のゴム成分100質量部に対する可塑剤の総含有量をP(質量部)としたとき、RとPとの積(R×P)が10.0超であるタイヤ。
続きを表示(約 710 文字)【請求項2】
G/W
L
が0.0135以下である、請求項1記載のタイヤ。
【請求項3】
前記ゴム組成物の30℃におけるtanδ(30℃tanδ)が0.15以下である、請求項1記載のタイヤ。
【請求項4】
30℃tanδ/Rが0.60未満である、請求項3記載のタイヤ。
【請求項5】
(R×P)/(G/W
L
)が1000超2000未満である、請求項1~4のいずれか一項に記載のタイヤ。
【請求項6】
前記ゴム成分中の総スチレン量Sが25質量%以下である、請求項1~4のいずれか一項に記載のタイヤ。
【請求項7】
S/Rが45未満である、請求項6記載のタイヤ。
【請求項8】
前記ゴム組成物が、平均一次粒子径16nm以下のシリカを含有する、請求項1~4のいずれか一項に記載のタイヤ。
【請求項9】
前記ゴム組成物が、メルカプト系シランカップリング剤を含有する、請求項1~4のいずれか一項に記載のタイヤ。
【請求項10】
前記ゴム組成物の200%延伸時のモジュラスをM
200
(MPa)、前記ゴム組成物の30℃における複素弾性率を30℃E*(MPa)としたとき、前記ゴム組成物のM
200
、30℃E*、および30℃tanδが下記式(1)を満たす、請求項1~4のいずれか一項に記載のタイヤ。

200
×30℃E*/30℃tanδ≧200・・・(1)
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、タイヤに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
タイヤのトレッドには、低燃費性能(転がり抵抗特性)のほか、耐摩耗性能や耐ウェットスキッド性能等の性能が要求され、トレッド部に用いるゴム成分、フィラー等を工夫する方法等により性能の改善が行なわれているが(例えば特許文献1、2)、これらの性能をバランスよく改善する点については未だ改善の余地がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-31244号公報
国際公開第2013/125614号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
近年のタイヤは、タイヤの転がり抵抗を低下させるために軽量化が進んでいる。タイヤを軽量化するためにはトレッド部の厚みを薄くすることが考えられるが、摩耗によりタイヤの寿命が短くなることが懸念される。また、低燃費のゴムは発熱が小さいことから、路面からの衝撃が緩和されにくく、ゴムの破壊強度が低下しやすい傾向がある。
【0005】
本発明は、低燃費性能および耐摩耗性能の総合性能の向上を図ることができるタイヤを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、少なくとも1つのゴム層を有するトレッド部を備えたタイヤであって、タイヤの最大負荷能力W
L
(kg)に対するタイヤ重量G(kg)の比(G/W
L
)が0.0140以下であり、トレッド面を構成する第一層が、ゴム成分、可塑剤、およびフィラーを含有するゴム組成物により構成され、前記可塑剤は、水素添加された樹脂成分および植物油からなる群より選択される少なくとも1つを含み、前記トレッド部の接地面におけるランド比をR、前記ゴム組成物中のゴム成分100質量部に対する可塑剤の総含有量をP(質量部)としたとき、RとPとの積(R×P)が10.0超であるタイヤに関する。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、低燃費性能および耐摩耗性能の総合性能の向上を図ることができるタイヤが提供される。
【図面の簡単な説明】
【0008】
タイヤの断面における、タイヤ断面幅Wt、タイヤ断面高さHt、およびタイヤ外径Dtを示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明の一実施形態であるタイヤは、少なくとも1つのゴム層を有するトレッド部を備えたタイヤであって、タイヤの最大負荷能力W
L
(kg)に対するタイヤ重量G(kg)の比(G/W
L
)が0.0140以下であり、トレッド面を構成する第一層が、ゴム成分、可塑剤、およびフィラーを含有するゴム組成物により構成され、前記可塑剤は、水素添加された樹脂成分および植物油からなる群より選択される少なくとも1つを含み、前記トレッド部の接地面におけるランド比をR、前記ゴム組成物中のゴム成分100質量部に対する可塑剤の総含有量をP(質量部)としたとき、RとPとの積(R×P)が10.0超であるタイヤである。
【0010】
本発明のタイヤの低燃費性能および耐摩耗性能の総合性能が改善される理由については、理論に拘束されることは意図しないが、以下のように考えられる。
(【0011】以降は省略されています)

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