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公開番号2025100423
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-03
出願番号2024216256
出願日2024-12-11
発明の名称ゴルフクラブヘッド
出願人住友ゴム工業株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類A63B 53/04 20150101AFI20250626BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】 ゴルフクラブヘッドに期待される様々な使用態様にそれ自体が適した材料組成及びその実装を提供すること。
【解決手段】
ゴルフクラブヘッド100は、一体型の部品を含む。一体型の部品は、ステンレス鋼材料で形成される。一体型の部品は、硬さが可変である。前記部品の第1部分は、50HRC以上の第1硬さH1を示す。前記部品の第2部分は、85HRB以下の第2硬さH2を示す。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ゴルフクラブヘッドであって、
ステンレス鋼材料で形成された一体型の部品を含み、
前記一体型の部品は、前記部品の第1部分が50HRC以上の第1硬さH1を示し、前記部品の第2部分が85HRB以下の第2硬さH2を示すような可変の硬さを有する、
ゴルフクラブヘッド。
続きを表示(約 660 文字)【請求項2】
前記ステンレス鋼材料は、質量比で0.25%以上の炭素含有量を有する、請求項1に記載のゴルフクラブヘッド。
【請求項3】
前記ステンレス鋼材料は、質量比で0.35%以下のニッケル含有量を有する、請求項1に記載のゴルフクラブヘッド。
【請求項4】
前記ニッケル含有量は、質量比で0.25%以下である、請求項3に記載のゴルフクラブヘッド。
【請求項5】
前記ステンレス鋼材料は、質量比で16%以上のクロム含有量を有する、請求項1に記載のゴルフクラブヘッド。
【請求項6】
前記ステンレス鋼材料の密度は7.55g/cm

以下である、請求項1に記載のゴルフクラブヘッド。
【請求項7】
さらに、打撃フェースと、背面部と、ホーゼル部とを含み、
前記一体型の部品の前記第1部分は、前記打撃フェースに位置する、請求項1に記載のゴルフクラブヘッド。
【請求項8】
前記一体型の部品の前記第2部分は、前記ホーゼル部又は前記背面部に位置する、請求項7に記載のゴルフクラブヘッド。
【請求項9】
前記第1硬さH1は、60HRC以上である、請求項1に記載のゴルフクラブヘッド。
【請求項10】
ロックウェルC硬さ(HRC)スケールに対応する値に基づく硬さ比H1/H2は、4.5以上である、請求項1に記載のゴルフクラブヘッド。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本出願は、ゴルフクラブヘッドに関する。本出願は、2023年12月22日に出願された米国仮出願第63/614,154号の非仮出願であり、その開示内容は全体として、参照により本明細書に組み込まれる。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
技術的な観点から見ると、ゴルフクラブは独自の厳しい基準にさらされている。例えば、ゴルフクラブは、インパクト時にゴルフボールにエネルギーを効率的に伝達する能力など、パフォーマンスの基準を満たす能力で評価される。ゴルフクラブはまた、中心から外れたショットやミスヒットに対する寛容性という点でも評価される。さらに、ゴルフクラブは、場合によっては、飛行軌道やボールの転がり特性を形成するために、インパクト時にゴルフボールに特定のスピン特性やその他の属性を与える能力によって評価される。 性能以外にも、クラブヘッドは、例えば、摩耗、錆、材料の疲労に耐えることなど、繰り返しの使用に耐えることが求められる。クラブヘッドによっては、ホーゼルを曲げてロフトやライを調整するなど、塑性変形によってある程度の調整が可能になることも求められる。
【0003】
ゴルフクラブ製造業者は、これらすべての使用面、又はできるだけ多くの使用面で成功を収めたいと考えている。しかし、これらの機能上の要件は多様であり、質量、物理的寸法、コストなどに関する制限があるため、設計上の矛盾やトレードオフが生じることがよくある。クラブヘッドの寛容性を高めるために、例えば、望ましい軸周りの慣性モーメントを増やす場合、望ましい感触を犠牲にしなければならないことがよくある。同様に、クラブヘッドを改良して、有利なスピンと耐摩耗性を付与するために、他の考慮事項に悪影響を与える可能性のある材料の選択が必要になる可能性がある。例えば、高硬度、高降伏強度、適切な機械加工性を備えた従来の材料は、調整や曲げやすさに関し、可鍛性や柔軟性などの他の重要な領域ではしばしば不十分である。
【0004】
このような設計上のトレードオフの深刻さを最小限に抑えるために、メーカーはクラブヘッドの構造に関して、材料特性と構造機能をよりよく一致させるために、クラブヘッドの材料を部分的に変えることを検討してきた。例えば、ウェッジなどのアイアンタイプのクラブヘッドでは、フェースインサートを固定する本体とは異なる素材のフェースインサートが採用されている。したがって、インパクトに最適な特性、例えば比較的高い硬度、低密度、十分な耐摩耗性、十分な加工性を備えたフェースインサートを選択することができる。しかし、前記本体の素材は、それらの特性から適切に逸脱し、代わりに、例えば、より高い密度とより高い可鍛性を示すように選択される場合がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
クラブヘッドの構造に異なる素材を部分的に配置することは、一見有益であるように見えるが、デメリットがないわけではない。まず、クラブヘッドを構成する部品の数が増加すると、コストが上昇し、製造が複雑になる。その結果、製造における誤差の範囲が拡大し、例えば、接着剤、機械的留め具、溶接やろう付けによる熱影響部などにより故障箇所が増加する可能性がある。また、クラブヘッドがソリッド構造からコンポーネント化された構造に移行すると、感触の悪化や、音響特性や振動特性の低下につながる可能性がある。
【0006】
したがって、本開示の目的は、ゴルフクラブヘッドに期待される様々な使用態様にそれ自体が適した材料組成及びその実装を提供することである。それゆえ、特定のクラブヘッド構造に選択的に対応する材料特性に関連する利点を達成できる一方、過度にコンポーネント化された構造に関連する欠点を最小限に抑えるか、又は回避することができる。
【課題を解決するための手段】
【0007】
一つの態様では、ゴルフクラブヘッドは、ステンレス鋼材料で形成された一体型の部品を含む。前記一体型の部品は、硬度が可変である。前記部品の第1部分は、50HRC以上の第1硬さH1を示す。前記部品の第2部分は、85HRB以下の第2硬さH2を示す。
【0008】
本開示の別の態様では、方法は、ゴルフクラブヘッドの部品を形成することを含む。前記部品はステンレス鋼材料を含む。前記方法は、前記部品の第1部分が50HRC以上の第1の硬さH1を示し、前記部品の第2部分が85HRB以下の第2の硬さH2を示すように、前記部品を選択的に表面硬化することを含む。
【0009】
本開示の別の態様では、ゴルフクラブヘッドの部品はステンレス鋼材料を含む。前記ステンレス鋼材料は、質量比で0.25%以下のニッケル含有量を有する。
【0010】
本開示の別の態様では、ゴルフクラブヘッドの部品はステンレス鋼材料を含み、前記ステンレス鋼材料は、質量比で0.25%以上の炭素含有量を有する。
(【0011】以降は省略されています)

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