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公開番号
2025098713
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-02
出願番号
2023215038
出願日
2023-12-20
発明の名称
タイヤ
出願人
住友ゴム工業株式会社
代理人
弁理士法人朝日奈特許事務所
主分類
B60C
11/00 20060101AFI20250625BHJP(車両一般)
要約
【課題】耐摩耗性能およびウェットグリップ性能の総合性能の向上を図ることができるタイヤを提供すること。
【解決手段】トレッド部を有するタイヤであって、前記トレッド部は1以上の周方向溝を有し、前記トレッド部はゴム成分およびシリカを含有するゴム組成物により構成され、前記ゴム成分はイソプレン系ゴムおよびスチレンブタジエンゴムを含有し、前記ゴム成分中のイソプレン系ゴムの含有量が40質量%以上であり、前記スチレンブタジエンゴムのスチレン含量S1(質量%)が30以下であり、前記シリカのゴム成分100質量部に対する含有量が80質量部以上であり、前記ゴム組成物のアセトン抽出量AE(質量%)が17.0質量%超であり、前記ゴム組成物のtanδ温度分布曲線における-20℃~-70℃の範囲内のピークの半値幅が35℃以上であり、前記ゴム組成物の30℃における複素弾性率を30℃E*、前記周方向溝の最深部の溝深さをH(mm)とする場合、30℃E*/Hが1.30以上である、タイヤ。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
トレッド部を有するタイヤであって、
前記トレッド部は1以上の周方向溝を有し、
前記トレッド部はゴム成分およびシリカを含有するゴム組成物により構成され、
前記ゴム成分はイソプレン系ゴムおよびスチレンブタジエンゴムを含有し、
前記ゴム成分中のイソプレン系ゴムの含有量が40質量%以上であり、
前記スチレンブタジエンゴムのスチレン含量S1(質量%)が30以下であり、
前記シリカのゴム成分100質量部に対する含有量が80質量部以上であり、
前記ゴム組成物のアセトン抽出量AE(質量%)が17.0質量%超であり、
前記ゴム組成物のtanδ温度分布曲線における-20℃~-70℃の範囲内のピークの半値幅が35℃以上であり、
前記ゴム組成物の30℃における複素弾性率を30℃E*、前記周方向溝の最深部の溝深さをH(mm)とする場合、30℃E*/Hが1.30以上である、タイヤ。
続きを表示(約 650 文字)
【請求項2】
S1が22以下である、請求項1記載のタイヤ。
【請求項3】
前記シリカの平均一次粒子径が18nm以下である、請求項1または2に記載のタイヤ。
【請求項4】
前記ゴム組成物が、テルペン系樹脂、C9系樹脂、ジシクロペンタジエン系樹脂、および芳香族ビニル系樹脂からなる群より選ばれる1以上の樹脂成分を含有する、請求項1または2に記載のタイヤ。
【請求項5】
前記ゴム組成物が、ジシクロペンタジエン、スチレン、およびインデンをモノマー成分として含む樹脂成分を含有する、請求項1または2に記載のタイヤ。
【請求項6】
30℃E*が8.0MPa以上である、請求項1または2に記載のタイヤ。
【請求項7】
30℃E*/Hが1.30以上である、請求項1または2に記載のタイヤ。
【請求項8】
前記ゴム成分中の総スチレン量S2(質量%)が15以下である、請求項1または2に記載のタイヤ。
【請求項9】
前記ゴム組成物の30℃におけるtanδを30℃tanδ、前記トレッド部の全厚みをT(mm)とする場合、30℃tanδ×Tが2.5以上4.5以下である、請求項1または2に記載のタイヤ。
【請求項10】
前記ゴム組成物がゴム成分100質量部に対してカーボンブラックを20質量部以上含有する、請求項1または2に記載のタイヤ。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、タイヤに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、ヘキサメチレンイミン由来の骨格を有する官能基で変性された共役ジエン系重合体および特定の化合物を含む変性剤によって変性された共役ジエン系重合体を含むゴム成分と、充填剤とを含むタイヤ用ゴム組成物によって、ウェットグリップ性能、低転がり抵抗性等のバランスを向上したタイヤトレッドおよびタイヤが提供されることが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-182842号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
近年、タイヤの耐摩耗性能やウェットグリップ性能のさらなる向上が望まれている。
【0005】
本発明は、耐摩耗性能およびウェットグリップ性能の総合性能の向上を図ることができるタイヤを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、
トレッド部を有するタイヤであって、
前記トレッド部は1以上の周方向溝を有し、
前記トレッド部はゴム成分およびシリカを含有するゴム組成物により構成され、
前記ゴム成分はイソプレン系ゴムおよびスチレンブタジエンゴムを含有し、
前記ゴム成分中のイソプレン系ゴムの含有量が40質量%以上であり、
前記スチレンブタジエンゴムのスチレン含量S1(質量%)が30以下であり、
前記シリカのゴム成分100質量部に対する含有量が80質量部以上であり、
前記ゴム組成物のアセトン抽出量AE(質量%)が17.0質量%超であり、
前記ゴム組成物のtanδ温度分布曲線における-20℃~-70℃の範囲内のピークの半値幅が35℃以上であり、
前記ゴム組成物の30℃における複素弾性率を30℃E*、前記周方向溝の最深部の溝深さをH(mm)とする場合、30℃E*/Hが1.30以上であるタイヤ、に関する。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、耐摩耗性能およびウェットグリップ性能の総合性能の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の一実施形態に係るタイヤについての、タイヤ回転軸を通る断面図である。
本発明の一実施形態に係るタイヤのトレッド部についての、タイヤ回転軸を通る断面図である。
本発明の一実施形態を示すトレッド部の模式的な展開図である。
図3のC-C線における断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明の一実施形態であるタイヤは、トレッド部を有するタイヤであって、前記トレッド部は1以上の周方向溝を有し、前記トレッド部はゴム成分およびシリカを含有するゴム組成物により構成され、前記ゴム成分はイソプレン系ゴムおよびスチレンブタジエンゴムを含有し、前記ゴム成分中のイソプレン系ゴムの含有量が40質量%以上であり、前記スチレンブタジエンゴムのスチレン含量S1(質量%)が30以下であり、前記シリカのゴム成分100質量部に対する含有量が80質量部以上であり、前記ゴム組成物のアセトン抽出量AE(質量%)が17.0質量%超であり、前記ゴム組成物のtanδ温度分布曲線における-20℃~-70℃の範囲内のピークの半値幅が35℃以上であり、前記ゴム組成物の30℃における複素弾性率を30℃E*、前記周方向溝の最深部の溝深さをH(mm)とする場合、30℃E*/Hが1.30以上である、タイヤである。
【0010】
本発明のタイヤにおいて、耐摩耗性能およびウェットグリップ性能の総合性能が向上する理由については、理論に拘束されることは意図しないが、以下のように考えられる。
(【0011】以降は省略されています)
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