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公開番号
2025107402
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-17
出願番号
2025078927,2021163609
出願日
2025-05-09,2021-10-04
発明の名称
空気入りタイヤ
出願人
住友ゴム工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B60C
11/01 20060101AFI20250710BHJP(車両一般)
要約
【課題】 タイヤ質量の増加を抑制しつつマッドトラクション性能、耐カット性能を高める。
【解決手段】 プロテクタ10が複数形成された空気入りタイヤである。プロテクタ10は、第1プロテクタ11と、溝状部13を介して隣接する第2プロテクタ12とを備えている。溝状部13には、第1プロテクタ11と第2プロテクタ12とを連結するタイバー15が形成されている。タイバー15は、溝状部13のタイヤ半径方向領域において、部分的に形成されている。タイバー15は、第1プロテクタ11及び第2プロテクタ12の隆起高さよりも小さい隆起高さを有する。第1プロテクタ11及び第2プロテクタ12のそれぞれは、内側部分20と、内側部分20よりもタイヤ半径方向の外側に位置する外側部分21とを含む。内側部分20のタイヤ周方向の最大長さは、外側部分21のタイヤ周方向の最大長さよりも大きい。タイバー15は、内側部分20に接続されており、外側部分21には接続されていない。
【選択図】 図3
特許請求の範囲
【請求項1】
空気入りタイヤであって、
第1トレッド端からタイヤ半径方向内側に延びる第1バットレス部を備え、
前記第1バットレス部には、タイヤ軸方向外側に隆起するプロテクタが複数形成されており、
前記プロテクタは、第1プロテクタと、前記第1プロテクタとの間にタイヤ半径方向に延びる溝状部を介して隣接する第2プロテクタとを備え、
前記溝状部には、前記第1プロテクタと前記第2プロテクタとを連結するタイバーが形成されており、
前記タイバーは、前記溝状部のタイヤ半径方向領域において、部分的に形成されており、
前記タイバーは、前記第1プロテクタ及び前記第2プロテクタの隆起高さよりも小さい隆起高さを有し、
前記第1プロテクタ及び前記第2プロテクタのそれぞれは、内側部分と、前記内側部分よりもタイヤ半径方向の外側に位置する外側部分とを含み、
前記内側部分のタイヤ周方向の最大長さは、前記外側部分のタイヤ周方向の最大長さよりも大きく、
前記タイバーは、前記内側部分に接続されており、
前記タイバーは、前記外側部分には接続されていない、
空気入りタイヤ。
続きを表示(約 2,500 文字)
【請求項2】
空気入りタイヤであって、
第1トレッド端からタイヤ半径方向内側に延びる第1バットレス部を備え、
前記第1バットレス部には、タイヤ軸方向外側に隆起するプロテクタが複数形成されており、
前記プロテクタは、第1プロテクタと、前記第1プロテクタとの間にタイヤ半径方向に延びる溝状部を介して隣接する第2プロテクタとを備え、
前記溝状部には、前記第1プロテクタと前記第2プロテクタとを連結するタイバーが形成されており、
前記タイバーは、前記溝状部のタイヤ半径方向領域において、部分的に形成されており、
前記タイバーは、前記第1プロテクタ及び前記第2プロテクタの隆起高さよりも小さい隆起高さを有し、
前記第1プロテクタ及び前記第2プロテクタのそれぞれは、内側部分と、前記内側部分よりもタイヤ半径方向の外側に位置する外側部分とを含み、
前記内側部分のタイヤ周方向の最大長さは、前記外側部分のタイヤ周方向の最大長さよりも大きく、
前記第1プロテクタ及び前記第2プロテクタのそれぞれは、前記第1バットレス部の外表面から立ち上がる側面と、前記側面のタイヤ軸方向の外端である側縁で前記側面と交差する外面とを含み、
前記内側部分は、前記外面上を延びる縁取り部が設けられており、
前記縁取り部は、前記側縁から離隔して前記側縁に沿って延びる、
空気入りタイヤ。
【請求項3】
空気入りタイヤであって、
第1トレッド端からタイヤ半径方向内側に延びる第1バットレス部を備え、
前記第1バットレス部には、タイヤ軸方向外側に隆起するプロテクタが複数形成されており、
前記プロテクタは、第1プロテクタと、前記第1プロテクタとの間にタイヤ半径方向に延びる溝状部を介して隣接する第2プロテクタとを備え、
前記溝状部には、前記第1プロテクタと前記第2プロテクタとを連結するタイバーが形成されており、
前記タイバーは、前記溝状部のタイヤ半径方向領域において、部分的に形成されており、
前記タイバーは、前記第1プロテクタ及び前記第2プロテクタの隆起高さよりも小さい隆起高さを有し、
前記第1プロテクタ及び前記第2プロテクタのそれぞれは、内側部分と、前記内側部分よりもタイヤ半径方向の外側に位置する外側部分とを含み、
前記内側部分のタイヤ周方向の最大長さは、前記外側部分のタイヤ周方向の最大長さよりも大きく、
前記第1プロテクタ及び前記第2プロテクタのそれぞれは、前記第1バットレス部の外表面から立ち上がる側面と、前記側面のタイヤ軸方向の外端である側縁で前記側面と交差する外面とを含み、
前記内側部分は、前記外面上を延びる縁取り部が設けられており、
前記縁取り部は、前記外面から凹む溝状体である、
空気入りタイヤ。
【請求項4】
空気入りタイヤであって、
第1トレッド端からタイヤ半径方向内側に延びる第1バットレス部を備え、
前記第1バットレス部には、タイヤ軸方向外側に隆起するプロテクタが複数形成されており、
前記プロテクタは、第1プロテクタと、前記第1プロテクタとの間にタイヤ半径方向に延びる溝状部を介して隣接する第2プロテクタとを備え、
前記溝状部には、前記第1プロテクタと前記第2プロテクタとを連結するタイバーが形成されており、
前記タイバーは、前記溝状部のタイヤ半径方向領域において、部分的に形成されており、
前記タイバーは、前記第1プロテクタ及び前記第2プロテクタの隆起高さよりも小さい隆起高さを有し、
前記第1プロテクタ及び前記第2プロテクタのそれぞれは、内側部分と、前記内側部分よりもタイヤ半径方向の外側に位置する外側部分とを含み、
前記内側部分のタイヤ周方向の最大長さは、前記外側部分のタイヤ周方向の最大長さよりも大きく、
前記第1プロテクタ及び前記第2プロテクタのそれぞれは、前記第1バットレス部の外表面から立ち上がる側面と、前記側面のタイヤ軸方向の外端である側縁で前記側面と交差する外面とを含み、
前記内側部分は、前記外面上を延びる縁取り部が設けられており、
前記縁取り部は、前記外側部分には形成されていない、
空気入りタイヤ。
【請求項5】
前記タイバーのタイヤ半径方向の長さは、前記溝状部のタイヤ半径方向の長さの50%以下である、請求項1ないし4のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
【請求項6】
前記第1プロテクタの隆起高さh1aと前記タイバーの隆起高さh2との差(h1a-h2)、及び、前記第2プロテクタの隆起高さh1bと前記タイバーの隆起高さh2との差(h1b-h2)は、いずれも0.5mm以上である、請求項1ないし5のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
【請求項7】
前記第1プロテクタの隆起高さh1a、及び、前記第2プロテクタの隆起高さh1bは、いずれも、1.0~5.0mmである、請求項1ないし6のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
【請求項8】
前記第1トレッド端からタイヤ軸方向の内側にトレッド部には、ショルダー陸部を備え、
前記ショルダー陸部は、前記第1トレッド端に繋がる複数のショルダー横溝によって複数のショルダーブロックに区分されており、
前記溝状部は、前記ショルダー横溝をタイヤ半径方向内方に投影した投影領域と少なくとも一部で重なる位置に配される、請求項1ないし7のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
【請求項9】
前記溝状部の幅は、前記ショルダー横溝の溝幅の90%~110%である、請求項8に記載の空気入りタイヤ。
【請求項10】
前記タイバーは、前記内側部分に接続されている、請求項2ないし9のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、空気入りタイヤに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
下記特許文献1には、サイド領域に、複数本のサイド溝と、前記サイド溝に区画される複数のサイドブロックとが設けられた空気入りタイヤが記載されている。特許文献1の空気入りタイヤは、泥濘地を含む未舗装路での走行性能と耐カット性能とが改善するとされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-44882号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
泥濘地等の不整地路を走行する空気入りタイヤでは、サイドウォール部の耐カット性能やマッド性能を高めるために、サイドウォール部に複数のプロテクタが設けられる。このようなプロテクタは、タイヤ質量の増加を招くという問題があった。
【0005】
本開示は、以上のような問題に鑑み案出されたもので、タイヤ質量の増加を抑制しつつマッドトラクション性能や耐カット性能を高め得る空気入りタイヤを提供することを主たる目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示は、空気入りタイヤであって、第1トレッド端からタイヤ半径方向内側に延びる第1バットレス部を備え、前記第1バットレス部には、タイヤ軸方向外側に隆起するプロテクタが複数形成されており、前記プロテクタは、第1プロテクタと、前記第1プロテクタとの間にタイヤ半径方向に延びる溝状部を介して隣接する第2プロテクタとを備え、前記溝状部には、前記第1プロテクタと前記第2プロテクタとを連結するタイバーが形成されており、前記タイバーは、前記溝状部のタイヤ半径方向領域において、部分的に形成されており、前記タイバーは、前記第1プロテクタ及び前記第2プロテクタの隆起高さよりも小さい隆起高さを有する。
【発明の効果】
【0007】
本開示の空気入りタイヤは、上記の構成を採用することで、タイヤ質量の増加を抑制しつつマッドトラクション性能、耐カット性能を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の空気入りタイヤの一実施形態を示すタイヤ子午線断面図である。
第1バットレス部の斜視図である。
第1バットレス部の正面図である。
図3の拡大図である。
図3の拡大図である。
図3の拡大図である。
図6のA-A線断面図である。
第1バットレス部の正面図である。
(a)は、プロテクタ対の他の実施形態の正面図、(b)は、(a)のB-B線断面図、(c)は、B-B線断面図の他の実施形態を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示の実施の一形態が図面に基づき説明される。
図1は、本実施形態の空気入りタイヤ(以下、単に「タイヤ」ということがある。)1の正規状態におけるタイヤ回転軸(図示省略)を含むタイヤ子午線断面図である。図1には、好ましい態様として、不整地の走行を可能とした4WD車等に装着される空気入りタイヤが示される。但し、本開示は、ライトトラック用、重荷重用を含むタイヤ1にも適用しうるのは、言うまでもない。
【0010】
前記「正規状態」は、タイヤ1が正規リム(図示省略)にリム組みされかつ正規内圧が充填された無負荷の状態である。本明細書では、特に言及されない場合、タイヤ1の各部の寸法等はこの正規状態で測定された値である。
(【0011】以降は省略されています)
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