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公開番号
2025036291
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-14
出願番号
2024146413
出願日
2024-08-28
発明の名称
ホール用仮設蓋
出願人
有限会社Kunioka-ele
代理人
個人
主分類
E02D
29/14 20060101AFI20250306BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約
【課題】大小様々なサイズ、形状のホールに対してしっかりと適合できる新規なホール用仮設蓋の提供。
【解決手段】開口部Hよりも大きい円形状の蓋本体10と、前記開口部H内に位置するように蓋本体10の下面に備えられた補強フレーム20と、この補強フレーム20よりも径方向外周側に向かってスライド移動するスライド部30とを備え、このスライド部30は、蓋本体10にその径方向または幅方向に延びるように形成された長穴11を介して蓋本体10の上面側から差し込まれる締結ボルト31に螺合して蓋本体10の下面側に支持されている。これによって、スライド部30をスライド移動させて開口部Hの内面に当接させることで大小様々なサイズ、形状のホールに対して容易に取り付けることができる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
開口部に被せてこれを塞ぐホール用仮設蓋であって、
前記開口部よりも大きい円形状または矩形状の蓋本体と、前記開口部内に位置するように前記蓋本体の下面に備えられた補強フレームと、前記補強フレームよりも径方向外周側または幅方向外側に向かってスライド移動して前記開口部の内面に当接するスライド部とを備え、
前記スライド部は、前記蓋本体にその径方向または幅方向に延びるように形成された長穴を介して前記蓋本体の上面側から差し込まれる締結ボルトに螺合して前記蓋本体の下面側に支持されていることを特徴とするホール用仮設蓋。
続きを表示(約 360 文字)
【請求項2】
請求項1に記載のホール用仮設蓋において、
前記長穴の縁に沿って前記締結ボルトの頭が嵌まる凹みが複数形成されていることを特徴とするホール用仮設蓋。
【請求項3】
請求項1に記載のホール用仮設蓋において、
前記補強フレームは前記蓋本体の略中央から十字形またはY字形に延びていることを特徴とするホール用仮設蓋。
【請求項4】
請求項3に記載のホール用仮設蓋において、
前記スライド部は、前記蓋本体にその径方向または幅方向に延びるI字形またはT字形であることを特徴とするホール用仮設蓋。
【請求項5】
請求項1乃至4のいずれかに記載のホール用仮設蓋において、
前記蓋本体は縞鋼板からなることを特徴とするホール用仮設蓋。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、主に建設現場や歩道などに設置されたマンホールの開口部やビル、マンションなどに設置されたハンドホールなどの開口部を一時的に塞ぐためのホール用仮設蓋に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、マンホールやハンドホール(地中箱)の開口部(穴:ホール)は、それがいたずらによって簡単に開けられたり、大型車両などが通過した際に破損したりしないように頑丈な鋳鉄製の蓋で閉塞されている。しかしながら、鋳鉄製の蓋は重量が大きいことからマンホールやハンドホール内の点検、清掃作業あるいは建設工事中などにおいて作業員が頻繁に出入りする毎にその開閉作業を行うことは容易でない。そのため、作業が完了するまでの期間は、本来の頑丈で重量の大きい鋳鉄製の蓋に代えて軽量な材料からなる仮設蓋が用いられることが多い。
【0003】
例えば、以下の特許文献1には、送風管を挿通させるための挿通孔と外光を入射させるための光入射孔とを形成した厚さ5mm程度の鋼板からなるマンホール仮蓋が提案されている。また、以下の特許文献2には、換気ダクト孔とケーブル導入孔と複数の光入射孔とを備えたガラス繊維入り強化プラスチック製のマンホール用仮蓋が提案されている。また、以下の特許文献3には、仮蓋本体を鉄板から構成すると共に、さらにその仮蓋本体に複数の貫通孔を設け、その貫通孔にピンなどの突起物を挿通させるようにすることで施工現場においてマンホール開口の大きさに適合させることができるマンホール用仮蓋が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2003-105789号公報
特開2008-202359号公報
特開2007-16510号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、前述した特許文献3に示すマンホール用仮蓋は、ピンなどの突起物を適当な貫通穴に挿通させることで施工現場において比較的容易にマンホール開口の大きさに適合させることができるが、仮蓋本体に予め多数の貫通孔を形成する必要があるため、その多数の貫通孔から多量の雨水や泥などがホール内に流れ込むおそれがある。
【0006】
そして、この仮蓋を地中に埋められている電線・ケーブル、電線管の接続や点検を行う場所として設置されるハンドホール(地中箱)に適用した場合は、それらの貫通孔からハンドホール(地中箱)内に雨水や泥などが流れ込むとこれが内部に大量に溜まってしまうおそれがある。また、予め形成された貫通孔間でしかそのサイズが調整できないため、開口部とのサイズとぴったり合わないと大きながたつきが生ずる可能性もある。さらに、同文献の図5のように貫通穴を長穴にした場合、その長穴の任意の位置にボルトを固定するためには、裏面側のナットをスパナやレンチなどでおさえた状態でボルトを締め付けなければならず、その調整作業は容易でない。
【0007】
そこで、本発明はこれらの課題を解決するために案出されたものであり、その目的は大小様々なサイズ、形状のホールに対して容易に取り付けることができる新規なホール用仮設蓋を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前記課題を解決するために第1の発明は、 開口部に被せてこれを塞ぐホール用仮設蓋であって、前記開口部よりも大きい円形状または矩形状の蓋本体と、前記開口部内に位置するように前記蓋本体の下面に備えられた補強フレームと、前記補強フレームよりも径方向外周側または幅方向外側に向かってスライド移動して前記開口部の内面に当接するスライド部とを備え、前記スライド部は、前記蓋本体にその径方向または幅方向に延びるように形成された長穴を介して前記蓋本体の上面側から差し込まれる締結ボルトに螺合して前記蓋本体の下面側に支持されていることを特徴とするホール用仮設蓋である。
【0009】
このような構成によれば、蓋本体の下面に補強フレームと共に備えられたスライド部を補強フレームよりも径方向外周側または幅方向外側に向かってスライド移動させて開口部の内面に当接させることで大小様々なサイズ、形状のホールに対して容易に取り付けることができる。また、蓋本体で開口部を閉じた後、その蓋本体の上面側からスライド部をスライド移動させてその位置を容易に調整することができる。
【0010】
第2の発明は請求項1に記載のホール用仮設蓋において、前記長穴の縁に沿って前記締結ボルトの頭が嵌まる凹みが複数形成されていることを特徴とするホール用仮設蓋である。このような構成によれば、車が通過する際の振動などによって多少締結ボルトが緩んだとしてもその締結ボルトの頭が凹みに嵌まっているため、その締結ボルトの位置がずれることがなくなる。
(【0011】以降は省略されています)
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