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公開番号
2025036030
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-14
出願番号
2024035011
出願日
2024-03-07
発明の名称
ワイパ制御装置
出願人
株式会社デンソーエレクトロニクス
代理人
弁理士法人ゆうあい特許事務所
主分類
B60S
1/08 20060101AFI20250306BHJP(車両一般)
要約
【課題】簡素な構成でワイパの回転角度を推定するワイパ制御装置を提供する。
【解決手段】ワイパ制御装置30の推定部64は、下反転位置および上反転位置を往復するワイパを駆動させるワイパモータ100に流れる電流Im_Hi、Im_Loに関する値を取得する。また、推定部64は、ワイパモータ100に流れる電流のうちワイパモータ100の駆動に応じた周期性を有する電流リップルに基づいて、ワイパの回転角度であるワイパ角度を推定する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
第1位置(Pd)および第2位置(Pu)を往復するワイパ(90)を駆動させるワイパモータ(100)に流れる電流(Im_Hi、Im_Lo)に関する値を取得する取得部(S200)と、
前記ワイパモータに流れる電流のうち前記ワイパモータの駆動に応じた周期性を有する電流リップル(Ir)に基づいて、前記ワイパの回転角度であるワイパ角度(θw)を推定する推定部(S210)と、
を備えるワイパ制御装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記推定部は、前記ワイパモータに流れる電流の変化量(ΔIm)の絶対値が閾値(ΔIm_th)以上であるときの回数(N)に基づいて、前記ワイパ角度を推定する請求項1に記載のワイパ制御装置。
【請求項3】
前記推定部は、前記ワイパモータに流れる電流が閾値(Im_th)未満から前記閾値以上となるときの回数(N)に基づいて、前記ワイパ角度を推定する請求項1に記載のワイパ制御装置。
【請求項4】
前記推定部は、前記ワイパモータに流れる電流が閾値(Im_th)よりも大きいときから前記閾値以下となるときの回数(N)に基づいて、前記ワイパ角度を推定する請求項1に記載のワイパ制御装置。
【請求項5】
前記推定部は、前記ワイパモータの電圧の変化に伴って、前記閾値を変更する請求項2ないし4のいずれか1つに記載のワイパ制御装置。
【請求項6】
前記推定部は、前記ワイパモータの温度の変化に伴って、前記閾値を変更する請求項2ないし4のいずれか1つに記載のワイパ制御装置。
【請求項7】
前記推定部は、前記ワイパモータのトルクの変化に伴って、前記閾値を変更する請求項2ないし4のいずれか1つに記載のワイパ制御装置。
【請求項8】
前記ワイパ制御装置は、
前記ワイパモータに流れる電流を検出する電流検出部(39、49)と、
前記電流検出部によって検出される電流の検出範囲を切り替える切替部(41、51)と、
をさらに備え、
前記切替部は、
前記ワイパモータに流れる電流が保護閾値(Im_Hi_th、Im_Lo_th)以上であるとき、前記検出範囲を、前記ワイパモータに流れる電流が前記保護未満であるときの前記検出範囲よりも大きくし、
前記ワイパモータに流れる電流が前記保護閾値未満であるとき、前記検出範囲を、前記ワイパモータに流れる電流が前記保護閾値以上であるときの前記検出範囲よりも小さくする請求項1ないし4のいずれか1つに記載のワイパ制御装置。
【請求項9】
前記ワイパ制御装置は、
前記ワイパモータに流れる電流を検出する電流検出部(39、49)と、
前記電流検出部によって検出される電流の検出範囲を切り替える切替部(41、51)と、
をさらに備え、
前記切替部は、時間の経過に伴って、前記検出範囲を、第1検出範囲、および、前記第1検出範囲よりも範囲が小さい第2検出範囲のどちらかに切り替える請求項1ないし4のいずれか1つに記載のワイパ制御装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、ワイパ制御装置に関するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、特許文献1に記載されているように、ホールセンサで検出されたワイパモータのロータの回転数と、ワイパモータの減速機構の減速比とに基づいて基準位置からのワイパブレードの位置を算出するワイパ装置が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-43158号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載されたワイパ装置では、ロータの回転数を検出するホールセンサが備えられる。これにより、ホールセンサ用の信号の配線が必要となることから、特許文献1に記載されたワイパ装置の構成が複雑化する。このため、ワイパ装置のコストが増加する。
【0005】
本開示は、簡素な構成でワイパの回転角度を推定するワイパ制御装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1に記載の発明は、第1位置(Pd)および第2位置(Pu)を往復するワイパ(90)を駆動させるワイパモータ(100)に流れる電流(Im_Hi、Im_Lo)に関する値を取得する取得部(S200)と、ワイパモータに流れる電流のうちワイパモータの駆動に応じた周期性を有する電流リップル(Ir)に基づいて、ワイパの回転角度であるワイパ角度(θw)を推定する推定部(S210)と、を備えるワイパ制御装置である。
【0007】
これにより、ロータの回転数を検出するホールセンサを設けることなく、ワイパ角度が推定される。このため、ホールセンサ用の信号の配線を設ける必要がなくなる。したがって、簡素な構成でワイパ角度が推定される。
【0008】
なお、各構成要素等に付された括弧付きの参照符号は、その構成要素等と後述する実施形態に記載の具体的な構成要素等との対応関係の一例を示すものである。
【図面の簡単な説明】
【0009】
一実施形態のワイパ制御装置が用いられるワイパ駆動システムの構成図。
ワイパ駆動システムのワイパを示す図。
ワイパ駆動システムのワイパモータに流れる電流と時間との関係図。
ワイパ制御装置の電流検出範囲の切り替えを説明するための図。
ワイパ制御装置の駆動部の処理を示すフローチャート。
ワイパ制御装置の推定部の処理を示すフローチャート。
推定部によるパルス数の算出を説明するための図。
一実施形態の変形例1のワイパ制御装置が用いられるワイパ駆動システムの構成図。
一実施形態の変形例1のワイパ制御装置における推定部によるパルス数の算出を説明するための図。
一実施形態の変形例2のワイパ制御装置における駆動部の処理を説明するためのワイパ角度とHiスイッチおよびLoスイッチのオンオフとの関係図。
一実施形態の変形例2のワイパ制御装置における駆動部の処理を説明するためのワイパ角度とHiスイッチおよびLoスイッチのオンオフとの関係図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、実施形態について図面を参照しつつ説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、同一符号を付し、その説明を省略する。
(【0011】以降は省略されています)
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