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公開番号2025035564
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-14
出願番号2023142685
出願日2023-09-04
発明の名称コネクタ装置、ジョイントコネクタ及びコネクタ装置製造方法
出願人矢崎総業株式会社
代理人弁理士法人虎ノ門知的財産事務所
主分類H01R 29/00 20060101AFI20250307BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】制御システムに新たな機能を容易に追加させることができるコネクタ装置、ジョイントコネクタ及びコネクタ装置製造方法を提供する。
【解決手段】コネクタ装置1は、第一コネクタ2と、第一コネクタ2と嵌合して接続可能な第二コネクタ3と、一方の端部で第一コネクタ2と嵌合して接続可能とすると共に、他方の端部で第二コネクタ3と嵌合して接続可能とし、第一コネクタ2と第二コネクタ3の間に接続されるジョイントコネクタ4と、を備え、第一コネクタ2、第二コネクタ3及びジョイントコネクタ4は、制御システム10を作動させる制御回路11の一部を構成し、ジョイントコネクタ4は、制御システム10の機能を追加させる追加回路12を制御回路11に接続させるように構成されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
第一コネクタと、
前記第一コネクタと嵌合して接続可能な第二コネクタと、
一方の端部で前記第一コネクタと嵌合して接続可能とすると共に、他方の端部で前記第二コネクタと嵌合して接続可能とし、前記第一コネクタと前記第二コネクタとの間に接続されるジョイントコネクタと、を備え、
前記第一コネクタ、前記第二コネクタ及び前記ジョイントコネクタは、制御システムを作動させる制御回路の一部を構成し、
前記ジョイントコネクタは、前記制御システムの機能を追加させる追加回路を前記制御回路と接続させる、
コネクタ装置。
続きを表示(約 800 文字)【請求項2】
前記第一コネクタ及び前記第二コネクタは、前記ジョイントコネクタを介さずに互いに接続することにより、前記制御回路の一部を構成し、前記制御システムを作動可能とする、
請求項1に記載のコネクタ装置。
【請求項3】
バスバーを収容するハウジングと、
前記ハウジングの一方の端部に設けられ、オスコネクタである第一コネクタと嵌合して接続可能なメス型の第一嵌合部と、
前記ハウジングの他方の端部に設けられ、メスコネクタである第二コネクタと嵌合して接続可能なオス型の第二嵌合部と、を備え、
前記第一コネクタと前記第二コネクタは、互いに嵌合して接続可能とされ、
前記第一コネクタ及び前記第二コネクタは、前記ハウジングにそれぞれ接続されて制御システムを作動させる制御回路の一部を構成し、
前記ハウジングは、前記制御システムの機能を追加させる追加回路を前記制御回路と接続させる、
ジョイントコネクタ。
【請求項4】
嵌合して接続されている第一コネクタと第二コネクタが切り離される切り離し工程と、
切り離した前記第一コネクタと前記第二コネクタの間にジョイントコネクタが配置され、前記ジョイントコネクタと前記第一コネクタが嵌合されて接続されると共に、前記ジョイントコネクタと前記第二コネクタが嵌合されて接続され、前記ジョイントコネクタを介して前記第一コネクタと前記第二コネクタを電気的に接続させる接続工程と、を含み、
前記第一コネクタ、前記第二コネクタ及び前記ジョイントコネクタは、前記接続工程により接続されて、制御システムを作動させる制御回路の一部を構成し、
前記ジョイントコネクタは、前記制御システムの機能を追加させる追加回路を前記制御回路と接続させる、
コネクタ装置製造方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、コネクタ装置、ジョイントコネクタ及びコネクタ装置製造方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、コネクタ装置、ジョイントコネクタ及びコネクタ装置製造方法に関するものとして、例えば、特許文献1に記載されるように、電線の端部に接続されたオスコネクタとメスコネクタを備え、オスコネクタとメスコネクタを接続して車両の制御システムを構成するコネクタ装置が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-078921号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このようなコネクタ装置にあっては、制御システムに新たな機能を追加することが難しい点で改善の余地がある。例えば、新たな機能を追加するために電子機器や電子部品を追加して設置する場合、追加箇所に該当する電線を切断して電子機器等を設置することが考えられる。
【0005】
しかしながら、このような新たな機能の追加の作業は容易ではない。例えば、車両に搭載される制御システムにおいて、コネクタ及び電線はワイヤハーネスとして用いられる。このワイヤハーネスは車両内の見えない隙間を縫うように張り巡らされており、電線の切断などを行う際、十分な作業スペースを確保することが難しい。また、電線の余長の無さなどもあり、既存の制御システムに新たな機能を追加させる作業は困難となる。
【0006】
そこで、本発明は、制御システムに新たな機能を容易に追加させることができるコネクタ装置、ジョイントコネクタ及びコネクタ装置製造方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
すなわち、本発明に係るコネクタ装置は、第一コネクタと、前記第一コネクタと嵌合して接続可能な第二コネクタと、一方の端部で前記第一コネクタと嵌合して接続可能とすると共に、他方の端部で前記第二コネクタと嵌合して接続可能とし、前記第一コネクタと前記第二コネクタとの間に接続されるジョイントコネクタと、を備え、前記第一コネクタ、前記第二コネクタ及び前記ジョイントコネクタは、制御システムを作動させる制御回路の一部を構成し、前記ジョイントコネクタは、前記制御システムの機能を追加させる追加回路を前記制御回路と接続させるように構成されている。
【発明の効果】
【0008】
本発明に係るコネクタ装置、ジョイントコネクタ及びコネクタ装置製造方法によれば、制御システムに新たな機能を容易に追加させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、実施形態に係るコネクタ装置及びジョイントコネクタを示す斜視図である。
図2は、実施形態に係るコネクタ装置の電気的構成の概要を示すブロック図である。
図3は、実施形態に係るコネクタ装置において第一コネクタと第二コネクタの接続を示す説明図である。
図4は、実施形態に係るコネクタ装置製造方法を示すフローチャートである。
図5は、実施形態に係るコネクタ装置製造方法における切り離し工程の説明図である。
図6は、実施形態に係るコネクタ装置製造方法における接続工程の説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態により本発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
(【0011】以降は省略されています)

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