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公開番号2025035503
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-13
出願番号2023142585
出願日2023-09-01
発明の名称固形製剤
出願人株式会社feileB
代理人デロイトトーマツ弁理士法人
主分類A23L 33/105 20160101AFI20250306BHJP(食品または食料品;他のクラスに包含されないそれらの処理)
要約【課題】錠剤等への製剤化を容易に行うことができるようにした豆抽出物の固形製剤を提供する。
【解決手段】豆抽出物とフラクトオリゴ糖とアカシア食物繊維とを含有する固形製剤である。また、豆抽出物を含有し粉末に調製された原料Aと、フラクトオリゴ糖とアカシア食物繊維とを含有し顆粒に調製された原料Bとを混合して混合原料を得る原料混合工程と、前記混合原料を所定形状に打錠する打錠工程と、を備えた固形製剤の製造方法である。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
豆抽出物とフラクトオリゴ糖とアカシア食物繊維とを含有する固形製剤。
続きを表示(約 800 文字)【請求項2】
前記豆抽出物としてタンパク質含量が50質量%以上である豆由来タンパク質含有素材を含有する、請求項1記載の固形製剤。
【請求項3】
前記豆由来タンパク質含有素材は、23~27kDaの分子量であるフェリチンを10質量%以上含有する該素材である、請求項2記載の固形製剤。
【請求項4】
前記豆由来タンパク質含有素材は、豆由来フェリチン鉄を鉄含量として3質量%以上含有する該素材である、請求項2又は3記載の固形製剤。
【請求項5】
更にリンゴ食物繊維を含有する、請求項1記載の固形製剤。
【請求項6】
前記豆抽出物を40~65質量%含有し、前記フラクトオリゴ糖を15~35質量%含有し、前記アカシア食物繊維を15~35質量%含有する、請求項1記載の固形製剤。
【請求項7】
前記豆抽出物を25~50質量%含有し、前記フラクトオリゴ糖を15~30質量%含有し、前記アカシア食物繊維を15~30質量%含有し、前記リンゴ食物繊維を10~20質量%含有する、請求項5記載の固形製剤。
【請求項8】
豆抽出物を含有し粉末に調製された原料Aと、フラクトオリゴ糖とアカシア食物繊維とを含有し顆粒に調製された原料Bとを混合して混合原料を得る原料混合工程と、前記混合原料を所定形状に打錠する打錠工程と、を備えた固形製剤の製造方法。
【請求項9】
前記豆抽出物としてタンパク質含量が50質量%以上である豆由来タンパク質含有素材を用いる、請求項8記載の固形製剤の製造方法。
【請求項10】
前記豆由来タンパク質含有素材は、23~27kDaの分子量であるフェリチンを10質量%以上含有する該素材である、請求項9記載の固形製剤の製造方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、栄養成分を日常的に簡便に摂取できるようにした固形製剤に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
近年、鉄分の補給に関し、フェリチン鉄を利用することが知られている。フェリチン鉄は、24個のサブユニットから成る球状タンパク質とそのかご状の構造の内部に鉄を保持してなるタンパク質-鉄の複合体である。フェリチンは生体内において鉄と結合してこれを水溶性かつ非毒性に保ち、濃縮して貯蔵するkakkための役割を担っている。また、鉄の過不足を抑える役割もあると考えられている。
【0003】
フェリチン鉄の利用に関しては、例えば、特許文献1には、豆果からフェリチン鉄含有素材を調製することが記載されており、これを栄養補助食品(サプリメント)等に用いることについて開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第5896543号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、本発明者らの検討によると、フェリチン鉄含有素材として利用される大豆抽出物は、タンパク質含量が高く、打錠機の杵や臼に結着しやすいため、その製剤化に難があった。
【0006】
本発明の目的は、上記事情に鑑み、錠剤等への製剤化を容易に行うことができるようにした豆抽出物の固形製剤を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明者らは、上記目的を達成するため鋭意検討を重ね、特定のオリゴ糖・食物繊維を利用することにより上記課題を解決できることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0008】
すなわち、本発明は、その第1の観点において、豆抽出物とフラクトオリゴ糖とアカシア食物繊維とを含有する固形製剤を提供するものである。
【0009】
上記固形製剤においては、前記豆抽出物としてタンパク質含量が50質量%以上である豆由来タンパク質含有素材を含有することが好ましい。その場合、前記豆由来タンパク質含有素材は、23~27kDaの分子量であるフェリチンを10質量%以上含有する該素材であることが好ましい。また、豆由来フェリチン鉄を鉄含量として3質量%以上含有する該素材であることが好ましい。
【0010】
上記固形製剤においては、更にリンゴ食物繊維を含有せしめてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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