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公開番号2025034986
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-13
出願番号2023141702
出願日2023-08-31
発明の名称情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム
出願人キヤノン株式会社,キヤノンメディカルシステムズ株式会社
代理人弁理士法人秀和特許事務所
主分類A61B 6/03 20060101AFI20250306BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】画像情報から心臓の隔壁部の3次元の姿勢情報を取得する情報処理技術を提供する。
【解決手段】情報処理装置は、心臓を構成する一対の腔部を隔てる隔壁部と、前記隔壁部とは異なる位置にある基準部位と、が撮像された画像を取得する画像取得手段と、前記画像に基づいて前記隔壁部の第1の形状に関する情報を取得する第1形状取得手段と、前記第1の形状に基づいて前記隔壁部の基準方位に関する情報を取得する方位取得手段と、前記画像に基づいて、前記隔壁部に関する第1の位置情報と、前記基準部位に関する第2の位置情報とを取得する位置取得手段と、前記第1の位置情報、前記隔壁部の基準方位、および前記第2の位置情報に基づいて、前記隔壁部の位置と姿勢に関する情報を取得する位置姿勢取得手段と、を有する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
心臓を構成する一対の腔部を隔てる隔壁部と、前記隔壁部とは異なる位置にある基準部位と、が撮像された画像を取得する画像取得手段と、
前記画像に基づいて前記隔壁部の第1の形状に関する情報を取得する第1形状取得手段と、
前記第1の形状に基づいて前記隔壁部の基準方位に関する情報を取得する方位取得手段と、
前記画像に基づいて、前記隔壁部に関する第1の位置情報と、前記基準部位に関する第2の位置情報とを取得する位置取得手段と、
前記第1の位置情報、前記隔壁部の基準方位、および前記第2の位置情報に基づいて、前記隔壁部の位置と姿勢に関する情報を取得する位置姿勢取得手段と、
を有することを特徴とする情報処理装置。
続きを表示(約 900 文字)【請求項2】
前記画像は3次元画像であり、前記隔壁部としての卵円窩と、前記基準部位としての心臓弁を構成する弁尖と、が撮像された画像である
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記第1の形状は、前記隔壁部の領域の形状である
ことを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記基準方位は、前記第1の形状の法線の方位である
ことを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記第1の位置情報は、前記隔壁部の領域の重心位置を示す座標であり、前記第2の位置情報は、前記基準部位の領域の重心位置を示す座標である
ことを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記隔壁部の位置と姿勢に関する情報は、前記第1の位置情報と、互いに直交する3つの軸によって表される姿勢情報と、を含む
ことを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記隔壁部の位置と姿勢に関する情報に基づいて、前記画像の位置と姿勢を変換した変換画像を取得する変換画像取得手段をさらに有する
ことを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記隔壁部の位置と姿勢に関する情報に基づいて、前記第1の形状を表示する表示制御手段をさらに有する
ことを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記変換画像に基づいて、前記隔壁部の前記第1の形状とは異なる前記隔壁部の第2の形状に関する情報を取得する第2形状取得手段をさらに有する
ことを特徴とする請求項7に記載の情報処理装置。
【請求項10】
前記隔壁部の位置と姿勢に関する情報に基づいて、前記第2の形状または前記変換画像を表示する表示制御手段をさらに有する
ことを特徴とする請求項9に記載の情報処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、情報処理方法、およびプログラムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
医療の分野において、種々のモダリティで撮像して得られる医用画像から、心臓の複数の心腔の間にある隔壁部の位置および形状を取得し、形状の表示および形状の計測値の提供をすることで心臓の構造と状態との把握を支援する技術がある。特許文献1は、薄い形状の構造物である心室中隔の3次元の位置姿勢の情報を、異なる撮像位置で取得した複数の2次元X線画像とX線検出器の位置情報(X線の照射方向)とに基づいて取得し、手術支援に利用する技術を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-186038号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1で開示されている技術では、X線検出器の位置情報を用いずに、画像情報のみから心臓の隔壁部の3次元の位置姿勢の情報を取得することは困難である。
【0005】
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、画像情報から心臓の隔壁部の3次元の姿勢情報を取得する情報処理技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1の態様は、心臓を構成する一対の腔部を隔てる隔壁部と、前記隔壁部とは異なる位置にある基準部位と、が撮像された画像を取得する画像取得手段と、前記画像に基づいて前記隔壁部の第1の形状に関する情報を取得する第1形状取得手段と、前記第1の形状に基づいて前記隔壁部の基準方位に関する情報を取得する方位取得手段と、前記画像に基づいて、前記隔壁部に関する第1の位置情報と、前記基準部位に関する第2の位置情報とを取得する位置取得手段と、前記第1の位置情報、前記隔壁部の基準方位、および前記第2の位置情報に基づいて、前記隔壁部の位置と姿勢に関する情報を取得する位置姿勢取得手段と、を有することを特徴とする情報処理装置である。
【0007】
本発明の第2の態様は、被検体の心臓を構成する一対の腔部を隔てる隔壁部が撮像された画像を取得する画像取得手段と、前記画像に基づいて前記隔壁部の形状に関する情報を取得する形状取得手段と、前記隔壁部の形状に基づいて前記隔壁部の基準方位の情報を取得し、前記画像に基づいて前記被検体の基準方位の情報を取得する方位取得手段と、前記画像に基づいて前記隔壁部に関する位置情報を取得する位置取得手段と、前記隔壁部に関する位置情報、前記隔壁部の基準方位、および前記被検体の基準方位に基づいて、前記隔壁部の位置と姿勢に関する情報を取得する位置姿勢取得手段と、を有することを特徴とする情報処理装置である。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、画像情報から心臓の隔壁部の3次元の姿勢情報を取得することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
情報処理システムの構成を例示する図である。
情報処理装置の制御部の機能構成を例示するブロック図である。
情報処理装置の処理を例示するフローチャートである。
第1実施形態での卵円窩の姿勢情報取得処理について説明する図である。
第2実施形態での卵円窩の姿勢情報取得処理について説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。なお、本発明は、以下の実施形態に限定されない。実施形態に記載される複数の特徴は、任意に組み合わせることが可能である。
(【0011】以降は省略されています)

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