TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025034475
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-13
出願番号2023140867
出願日2023-08-31
発明の名称未加硫ゴム用防着剤組成物及びその利用
出願人松本油脂製薬株式会社
代理人
主分類C08L 91/06 20060101AFI20250306BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約【課題】本発明の目的は、乾燥性及び防着性に優れる未加硫ゴム用防着剤組成物と、その未加硫ゴム用防着剤組成物により防着処理された未加硫ゴムの製造方法とを提供することにある。
【解決手段】下記成分(A)~(C)を含む未加硫ゴム用防着剤組成物であって、下記条件1を満たす、未加硫ゴム用防着剤組成物。
成分(A):ワックス
成分(B):金属石鹸
成分(C):アニオン界面活性剤
条件1:前記成分(A)の含有量と前記成分(B)の含有量が下記式(I)の関係を有する。
成分(A)の含有量<成分(B)の含有量(I)
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
下記成分(A)~(C)を含む未加硫ゴム用防着剤組成物であって、
下記条件1を満たす、未加硫ゴム用防着剤組成物。
成分(A):ワックス
成分(B):金属石鹸
成分(C):アニオン界面活性剤
条件1:前記成分(A)の含有量と前記成分(B)の含有量が下記式(I)の関係を有する。
成分(A)の含有量<成分(B)の含有量 (I)
続きを表示(約 370 文字)【請求項2】
未加硫ゴム用防着剤組成物の不揮発分に占める前記成分(A)~(C)の合計の重量割合が30重量%以上である、請求項1に記載の未加硫ゴム用防着剤組成物。
【請求項3】
未加硫ゴム用防着剤組成物の不揮発分に占める前記成分(A)の重量割合が0.5~49重量%であり、前記成分(B)の重量割合が2~60重量%であり、前記成分(C)の重量割合が1~70重量%である、請求項1又は2に記載の未加硫ゴム用防着剤防着剤組成物。
【請求項4】
前記成分(C)が脂肪酸塩を含む、請求項1又は2に記載の未加硫ゴム用防着剤防着剤組成物。
【請求項5】
請求項1又は2に記載の未加硫ゴム用防着剤組成物を、成型加工された未加硫ゴムの表面に付着させる工程を含む、防着処理された未加硫ゴムの製造方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、未加硫ゴム用防着剤組成物及びその利用に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
ゴム製品の生産加工工程において、未加硫ゴムを次の成型や加硫等の工程に移行するまでの間、積み重ねて貯蔵することがあり、この場合にゴム間の密着を防止する目的で密着防止剤(防着剤)が使用されている。
従来、この防着剤としては、タルク、マイカ、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、ベントナイト等の無機粒子が、防着性に優れるために使用されている。その使用方法の一つとして、前記無機粒子の粉末を水に懸濁させ、その懸濁液をスプレーする方法や、細流にてゴムに吹き付ける方法や懸濁液中に浸漬する方法等のいわゆるウェット法がある。ウェット法における水の使用目的は作業性の向上の他にゴムの冷却をも兼ねている。
【0003】
このような無機粒子を使用した防着剤は、前記ウェット法でゴムに付着させた後に完全に乾燥させることで優れた防着性を付与することができる。しかし、懸濁液の濃度が高すぎると乾燥性が急激に低下し、生乾きのまま積み重ねられ貯蔵されることがある。その場合、生乾きの箇所でゴム間の密着が発生することがある。
この対策として、無機粒子を使用しない、有機物主体の防着剤が開発されている。しかし、この防着剤は濡れ性および乾燥性に非常に優れているものの、無機粒子を使用した防着剤に比べ防着性に劣る問題がある。
【0004】
特許文献1では、特定の比率の水溶性高分子、界面活性剤及び有機粒子からなる組成物を水に分散したものを未加硫ゴムに塗布して防着する方法が開示されている。特許文献2では、特定の比率の水溶性高分子、水不溶性有機ポリマー粒子、金属石鹸、界面活性剤及び水からなる組成物を未加硫ゴムに処理して防着する方法が開示されている。
いずれも水溶性高分子を使用した防着剤組成物であり、ゴムに塗布された防着液が完全に乾燥すると優れた防着性を示す。しかし、未加硫ゴムの防着処理を行う処理液の濃度が高いと水溶性高分子の粘性および保水性の高さにより乾燥性が大きく低下し、生乾きによるゴム間の密着が発生することがある。
このため、防着性および乾燥性に優れる防着剤の開発が求められている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2009-161667号公報
国際公開第2018/030395号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明の目的は、乾燥性及び防着性に優れる未加硫ゴム用防着剤組成物と、その未加硫ゴム用防着剤組成物により防着処理された未加硫ゴムの製造方法とを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明者は、上記課題を解決するために鋭意検討した結果、特定の成分を含み、特定の条件を満たす未加硫ゴム用防着剤組成物であれば、上記課題が解決されることを見出し、本発明に到達した。
すなわち本発明は、下記成分(A)~(C)を含む未加硫ゴム用防着剤組成物であって、下記条件1を満たす、未加硫ゴム用防着剤組成物である。
成分(A):ワックス
成分(B):金属石鹸
成分(C):アニオン界面活性剤
条件1:前記成分(A)の含有量と前記成分(B)の含有量が下記式(I)の関係を有する。
成分(A)の含有量<成分(B)の含有量 (I)
【0008】
本発明の未加硫ゴム用防着剤組成物は、以下の1)~3)のうちの少なくとも1つを満たすと好ましい。
1)未加硫ゴム用防着剤組成物の不揮発分に占める前記成分(A)~(C)の合計の重量割合が30重量%以上である。
2)未加硫ゴム用防着剤組成物の不揮発分に占める前記成分(A)の重量割合が0.5~49重量%であり、前記成分(B)の重量割合が2~60重量%であり、前記成分(C)の重量割合が1~70重量%である。
3)前記成分(C)が脂肪酸塩を含む。
【0009】
本発明の防着処理された未加硫ゴムの製造方法は、上記未加硫ゴム用防着剤組成物を、成型加工された未加硫ゴムの表面に付着させる工程を含む。
【発明の効果】
【0010】
本発明の未加硫ゴム用防着剤は乾燥性及び防着性に優れる。
本発明の防着処理された未加硫ゴムの製造方法は、上記未加硫ゴム用防着剤を未加硫ゴムの表面に付着させる工程を含むため、防着性に優れた未加硫ゴムの生産性に優れる。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

松本油脂製薬株式会社
アスファルト乳剤の分解剤組成物及びその利用
2日前
東ソー株式会社
押出成形体
1か月前
東ソー株式会社
射出成形体
2か月前
東ソー株式会社
ゴム組成物
2か月前
ベック株式会社
硬化性組成物
14日前
株式会社カネカ
樹脂フィルム
2か月前
AGC株式会社
組成物
1か月前
東ソー株式会社
ブロー成形体
2か月前
ベック株式会社
硬化性組成物
14日前
東亞合成株式会社
硬化型組成物
2か月前
三洋化成工業株式会社
樹脂組成物
2か月前
東レ株式会社
ポリエステルフィルム
1か月前
ヤマハ株式会社
重縮合体
1か月前
ユニチカ株式会社
ポリアミック酸溶液
2日前
花王株式会社
樹脂組成物
1か月前
三洋化成工業株式会社
徐放材用組成物
7日前
東レ株式会社
ポリエステルの製造方法
2か月前
AGC株式会社
液状組成物
1か月前
アイカ工業株式会社
ホットメルト組成物
28日前
アイカ工業株式会社
光硬化型樹脂組成物
2か月前
アイカ工業株式会社
ホットメルト組成物
1か月前
株式会社トクヤマ
イオン交換膜の製造方法
1か月前
横浜ゴム株式会社
靴底用ゴム組成物
2か月前
東レ株式会社
構造部材およびその製造方法
22日前
トヨタ自動車株式会社
樹脂溶解装置
1か月前
東洋紡株式会社
積層ポリエステルフィルム
2か月前
東レ株式会社
光学用ポリエステルフィルム
1か月前
東レ株式会社
ポリエステル樹脂の製造方法
22日前
グンゼ株式会社
樹脂の回収方法
2か月前
旭有機材株式会社
耐熱性重合体
3か月前
東レ株式会社
熱可塑性プリプレグの製造方法
2か月前
ユニチカ株式会社
ポリアミック酸水性分散体
3か月前
グンゼ株式会社
樹脂の回収方法
1か月前
三井化学ファイン株式会社
樹脂シート
17日前
東レ株式会社
二軸配向ポリエステルフィルム
1か月前
東ソー株式会社
ポリオレフィン系樹脂組成物
28日前
続きを見る