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公開番号
2025033948
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-13
出願番号
2023140020
出願日
2023-08-30
発明の名称
検知方法および検知装置
出願人
ダイキン工業株式会社
,
国立大学法人 東京大学
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G01N
29/04 20060101AFI20250306BHJP(測定;試験)
要約
【課題】配管の内壁および外壁の少なくとも一方への付着物の検知に加え、付着物の位置を推測できる方法を提供する。
【解決手段】学習済みモデルを記憶する記憶装置にアクセス可能な演算回路が、検知対象の配管の内壁および外壁の少なくとも一方への付着物の位置を検知する検知方法であって、前記学習済みモデルは、内壁および外壁の少なくとも一方への付着物を有する配管の共振周波数およびモードベクトルと、前記付着物の位置と、の関係を学習し、検知対象の配管の共振周波数およびモードベクトルを前記学習済みモデルに入力し、前記学習済みモデルから、前記検知対象の配管の内壁および外壁の少なくとも一方への付着物の位置を取得すること、を含む、検知方法。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
学習済みモデルを記憶する記憶装置にアクセス可能な演算回路が、検知対象の配管の内壁および外壁の少なくとも一方への付着物の位置を検知する検知方法であって、
前記学習済みモデルは、内壁および外壁の少なくとも一方への付着物を有する配管の共振周波数およびモードベクトルと、前記付着物の位置と、の関係を学習し、
検知対象の配管の共振周波数およびモードベクトルを前記学習済みモデルに入力し、前記学習済みモデルから、前記検知対象の配管の内壁および外壁の少なくとも一方への付着物の位置を取得すること、
を含む、検知方法。
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【請求項2】
前記学習済みモデルへの入力の前に、さらに、
加振によって前記検知対象の配管に与えられた加振力および振動加速度を取得することと、
前記加振力および前記振動加速度から、前記検知対象の配管の前記共振周波数および前記モードベクトルを取得することと、を含む、請求項1に記載の検知方法。
【請求項3】
前記学習済みモデルは、検知対象の配管を模擬したシミュレーションモデルが生成した、配管に与えられた加振力および振動加速度から取得される前記配管の共振周波数およびモードベクトルと、前記付着物の位置と、の関係を学習している、請求項1または2に記載の検知方法。
【請求項4】
前記学習済みモデルは、検知対象の配管に対応するモデル配管に与えられた加振力および振動加速度から取得される前記モデル配管の共振周波数およびモードベクトルと、前記付着物の位置との関係を学習している、請求項1または2に記載の検知方法。
【請求項5】
前記学習済みモデルは、前記共振周波数および前記モードベクトルと、前記付着物の位置ならびに質量と、の関係を学習し、
前記学習済みモデルによって、前記付着物の位置とともに、前記付着物の質量が取得される、請求項1または2に記載の検知方法。
【請求項6】
前記共振周波数および前記モードベクトルは、前記加振力および前記振動加速度をモーダル解析することにより取得される、請求項1または2に記載の検知方法。
【請求項7】
前記学習済みモデルは、ランダムフォレストにより学習している、請求項1または2に記載の検知方法。
【請求項8】
前記検知対象の配管には、1以上の振動センサが取り付けられており、
前記1以上の振動センサが、前記振動加速度を取得する、請求項1または2に記載の検知方法。
【請求項9】
前記検知対象の配管に、0.1個/m以上5個/m以下の振動センサが取り付けられており、
前記振動センサが、前記振動加速度を取得する、請求項1または2に記載の検知方法。
【請求項10】
検知対象の配管の内壁および外壁の少なくとも一方への付着物の位置を検知する検知装置であって、
学習済みモデルを記憶する記憶装置と、
演算回路と、を備え、
前記学習済みモデルは、内壁および外壁の少なくとも一方への付着物を有する配管の共振周波数およびモードベクトルと、前記付着物の位置と、の関係を学習し、
前記演算回路は、
前記検知対象の配管の共振周波数およびモードベクトルを前記学習済みモデルに入力し、前記学習済みモデルから、前記検知対象の配管の内壁および外壁の少なくとも一方への付着物の位置を取得する位置情報取得処理、
を実行する、検知装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、配管の内壁および外壁の少なくとも一方への付着物の位置を検知する検知方法および検知装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1および2は、振動センサから得られた振動を利用して、配管の詰まりの有無を診断する方法を開示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平6-258296号公報
特開2014-190753号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示は、配管の内壁および外壁の少なくとも一方への付着物の位置を検知する方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示は、下記の態様を含む。
[1]学習済みモデルを記憶する記憶装置にアクセス可能な演算回路が、検知対象の配管の内壁および外壁の少なくとも一方への付着物の位置を検知する検知方法であって、
前記学習済みモデルは、内壁および外壁の少なくとも一方への付着物を有する配管の共振周波数およびモードベクトルと、前記付着物の位置と、の関係を学習し、
検知対象の配管の共振周波数およびモードベクトルを前記学習済みモデルに入力し、前記学習済みモデルから、前記検知対象の配管の内壁および外壁の少なくとも一方への付着物の位置を取得すること、を含む、検知方法。
【0006】
[2]前記学習済みモデルへの入力の前に、さらに、
加振によって前記検知対象の配管に与えられた加振力および振動加速度を取得することと、
前記加振力および前記振動加速度から、前記検知対象の配管の前記共振周波数および前記モードベクトルを取得することと、を含む、上記[1]に記載の検知方法。
【0007】
[3]前記学習済みモデルは、検知対象の配管を模擬したシミュレーションモデルが生成した、配管に与えられた加振力および振動加速度から取得される前記配管の共振周波数およびモードベクトルと、前記付着物の位置と、の関係を学習している、上記[1]または[2]に記載の検知方法。
【0008】
[4]前記学習済みモデルは、検知対象の配管に対応するモデル配管に与えられた加振力および振動加速度から取得される前記モデル配管の共振周波数およびモードベクトルと、前記付着物の位置との関係を学習している、上記[1]または[2]に記載の検知方法。
【0009】
[5]前記学習済みモデルは、前記共振周波数および前記モードベクトルと、前記付着物の位置ならびに質量と、の関係を学習し、
前記学習済みモデルによって、前記付着物の位置とともに、前記付着物の質量が取得される、上記[1]~[4]のいずれかに記載の検知方法。
【0010】
[6]前記共振周波数および前記モードベクトルは、前記加振力および前記振動加速度をモーダル解析することにより取得される、上記[1]~[5]のいずれかに記載の検知方法。
(【0011】以降は省略されています)
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