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公開番号2025033691
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-13
出願番号2023139591
出願日2023-08-30
発明の名称重荷重用空気入りタイヤ
出願人住友ゴム工業株式会社
代理人弁理士法人サンクレスト国際特許事務所
主分類B60C 9/18 20060101AFI20250306BHJP(車両一般)
要約【課題】タイヤ重量を増加させることなく、トレッドのショルダー部における偏摩耗の発生、及びショルダー周方向溝におけるTGCの発生が抑制された、重荷重用空気入りタイヤ2の提供。
【解決手段】タイヤ2は65%以下の偏平比の呼びを有する。このタイヤ2は、ショルダー周方向溝28sを有するトレッド4と補強層20とを備える。補強層20は、ベルト38とバンド60とを備える。ベルト38は、赤道面を挟んで相対する両端を有するメインベルト40と、軸方向において離間して配置された一対のサブベルト48とを備える。メインベルト40は1枚以上3枚以下のメインベルトプライ42を備える。サブベルト48は、径方向において、ショルダー周方向溝28sと重なる位置に設けられつつ、サブベルト48の両端がショルダー周方向溝28sと重なることがない。サブベルト48に含まれるベルトコード44は、周方向に対して5°以上傾いている。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
65%以下の偏平比の呼びを有し、
路面と接地するトレッドと、径方向において前記トレッドの内側に位置する補強層とを備え、
前記トレッドに少なくとも2本の周方向溝を刻むことで、軸方向に並列した少なくとも3本の陸部が構成され、前記少なくとも2本の周方向溝のうち軸方向において外側に位置する周方向溝がショルダー周方向溝であり、軸方向において前記ショルダー周方向溝の外側に位置する陸部がショルダー陸部であり、
前記補強層は、並列した多数のベルトコードを含むベルトと、螺旋状に巻かれたバンドコードを含み、赤道面を挟んで相対する両端を有するバンドとを備え、
前記ベルトは、赤道面を挟んで相対する両端を有するメインベルトと、軸方向において赤道面を挟むように離間して配置された一対のサブベルトとを備え、
前記メインベルトは、径方向に並ぶ、1枚以上3枚以下のメインベルトプライを備え、
前記サブベルトは、径方向において、前記ショルダー周方向溝と重なる位置に設けられつつ、当該サブベルトの両端が前記ショルダー周方向溝と重なることがなく、
前記サブベルトに含まれるベルトコードは、周方向に対して5°以上傾いている、
重荷重用空気入りタイヤ。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記サブベルトに含まれるベルトコードが周方向に対してなす角度は、10°以上60°以下である、請求項1に記載の重荷重用空気入りタイヤ。
【請求項3】
前記サブベルトに含まれるベルトコードが周方向に対してなす角度は、10°以上30°以下である、請求項2に記載の重荷重用空気入りタイヤ。
【請求項4】
前記サブベルトに含まれるベルトコードが周方向に対してなす角度は、30°以上60°以下である、請求項2に記載の重荷重用空気入りタイヤ。
【請求項5】
軸方向において、前記サブベルトの外端は、径方向最外側に位置する前記メインベルトプライの端よりも内側に位置する、請求項1又は2に記載の重荷重用空気入りタイヤ。
【請求項6】
軸方向において、前記サブベルトの外端は、径方向最外側に位置する前記メインベルトプライの端よりも5mm以上内側に位置する、請求項1又は2に記載の重荷重用空気入りタイヤ。
【請求項7】
前記トレッドに少なくとも3本の周方向溝が刻まれ、
軸方向において、前記ショルダー周方向溝よりも内側に位置する周方向溝がクラウン周方向溝であり、
軸方向において、前記ショルダー周方向溝と前記クラウン周方向溝とに挟まれた陸部がミドル陸部であり、
前記サブベルトの外端と前記ショルダー周方向溝の外縁との軸方向距離、及び前記サブベルトの内端と前記ショルダー周方向溝の内縁との軸方向距離は、いずれも、前記ショルダー周方向溝の開口幅の50%以上であり、かつ
前記サブベルトの内端は、軸方向において、ミドル陸部の軸方向における中点よりも外側に位置する、請求項1又は2に記載の重荷重用空気入りタイヤ。
【請求項8】
前記ショルダー周方向溝と、赤道面との軸方向距離は、前記トレッドの軸方向幅の半分の45%以上75%以下である、請求項1又は2に記載の重荷重用空気入りタイヤ。
【請求項9】
子午線断面における、前記ショルダー周方向溝の溝底形状は、円弧で構成された形状であり、
前記円弧の半径は、2.5mm以上である、請求項1又は2に記載の重荷重用空気入りタイヤ。
【請求項10】
前記ショルダー周方向溝と、前記ショルダー周方向溝の径方向内側に位置する前記サブベルトとの最短距離は、前記ショルダー周方向溝の溝底幅の0.5倍以上1.5倍以下である、請求項1又は2に記載の重荷重用空気入りタイヤ。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、重荷重用空気入りタイヤに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
低偏平タイヤ(65%以下の偏平比の呼びを有するタイヤ)は、トレッドの内圧分担率が高い。そのため、低偏平タイヤは、トレッドの軸方向外側に位置するショルダー部が成長しやすく、ショルダー部に位置する周方向溝(ショルダー周方向溝)が変形しやすい。そこで、ショルダー部の寸法成長を抑制するために、補強層を設けることが検討されている。
特許文献1では、補強層として、並列した多数のベルトコードを含むベルトと、螺旋状に巻かれたバンドコードを含むバンドとを備えた重荷重用空気入りタイヤが提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-047999号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1では、ベルトが、径方向に並べられた4枚のベルトプライで構成され、バンドが、フルバンドとエッジバンドとで構成される重荷重用空気入りタイヤが提案されている。
この重荷重用空気入りタイヤでは、トレッドのショルダー部における寸法成長を抑制することが期待できる。一方、この重荷重用空気入りタイヤは、上述した構成の補強層を備えているため重量が重くなる、周方向溝(クラウン周方向溝)とベルトプライとの距離が近くなるため、TGC(トレッドグルーブクラック)が発生しやすくなる、等の課題がある。タイヤ重量の増加は、例えばRRC(転がり抵抗係数)の悪化につながる。
【0005】
そこで、このような課題を解決するために、タイヤの軽量化を図り、かつ周方向溝とベルトプライとの距離を確保するために、特許文献1で提案された重荷重用空気入りタイヤにおいて、ベルトプライの枚数を減らすことと、エッジバンドを省略する方策を検討した。これによって、タイヤの軽量化と、クラウン周方向溝におけるTGCの発生回避については、一定の効果が認められた。
一方、前述の方策を採用した場合、ショルダー周方向溝における溝底の変形や、トレッドのショルダー部における寸法成長が生じやすくなる。その結果、ショルダー周方向溝におけるTGCや、ショルダー部の偏摩耗が発生しやすくなる。
【0006】
本発明は、このような実状に鑑みてなされたものであり、タイヤ重量を増加させることなく、トレッドのショルダー部における偏摩耗の発生抑制、及びショルダー周方向溝におけるTGCの発生抑制を達成できる、重荷重用空気入りタイヤを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
(1)本発明の一態様に係る重荷重用空気入りタイヤは、
65%以下の偏平比の呼びを有し、
路面と接地するトレッドと、径方向において上記トレッドの内側に位置する補強層とを備え、
上記トレッドに少なくとも2本の周方向溝を刻むことで、軸方向に並列した少なくとも3本の陸部が構成され、上記少なくとも2本の周方向溝のうち軸方向において外側に位置する周方向溝がショルダー周方向溝であり、軸方向において上記ショルダー周方向溝の外側に位置する陸部がショルダー陸部であり、
上記補強層は、並列した多数のベルトコードを含むベルトと、螺旋状に巻かれたバンドコードを含み、赤道面を挟んで相対する両端を有するバンドとを備え、
上記ベルトは、赤道面を挟んで相対する両端を有するメインベルトと、軸方向において赤道面を挟むように離間して配置された一対のサブベルトとを備え、
上記メインベルトは、径方向に並ぶ、1枚以上3枚以下のメインベルトプライを備え、
上記サブベルトは、径方向において、上記ショルダー周方向溝と重なる位置に設けられつつ、当該サブベルトの両端が上記ショルダー周方向溝と重なることがなく、
上記サブベルトに含まれるベルトコードは、周方向に対して5°以上傾いている、
重荷重用空気入りタイヤ。
【0008】
この重荷重用空気入りタイヤは、低扁平のタイヤである。この重荷重用空気入りタイヤは、メインベルトプライの枚数が3枚以下であるため、重量が重くない。この重荷重用空気入りタイヤは、ショルダー周方向溝の径方向内側に、並列した多数のベルトコードを含むサブベルトが設けられており、このベルトコードは周方向に対して5°以上傾いている。言い換えると、このベルトコードはタイヤの赤道面に対して5°以上傾いている。そのため、ショルダー周方向溝の軸方向の屈曲とトレッドのショルダー部の寸法成長とが抑制される。
【0009】
(2)上記(1)の重荷重用空気入りタイヤは、好ましくは、上記サブベルトに含まれるベルトコードが周方向に対してなす角度が10°以上60°以下である。
【0010】
(3)上記(2)の重荷重用空気入りタイヤは、好ましくは、上記サブベルトに含まれるベルトコードの周方向に対してなす角度が10°以上30°以下である。
(【0011】以降は省略されています)

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