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公開番号2025033189
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-13
出願番号2023138737
出願日2023-08-29
発明の名称ハイブリッド車
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人アイテック国際特許事務所
主分類B60W 10/08 20060101AFI20250306BHJP(車両一般)
要約【課題】エンジンオン信号に基づくシステム起動とエンジン始動をより適正に行なう。
【解決手段】メイン制御装置は、イグニッションスイッチからエンジンオン信号を入力したときには、エンジン始動可否を判断した後、クランキング装置を選択し、モーターでクランキングする場合にはエンジンオン信号をモータ用制御装置に出力し、スタータでクランキングする場合にはスタータによりエンジンをクランキングする。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
エンジンと、エンジンをクランキングするスタータと、低電圧バッテリに接続されて前記スタータに電力を供給する低電圧系と、前記エンジンの出力軸に連結されたモータと、前記低電圧バッテリより高電圧な高電圧バッテリに接続されて前記モータに電力を供給する高電圧系と、前記モータを駆動制御するモータ用制御装置と、イグニッションスイッチからの信号を入力して前記スタータにより前記エンジンをクランキングするメイン制御装置と、を備えるハイブリッド車であって、
前記メイン制御装置は、前記イグニッションスイッチからエンジンオン信号を入力したときには、エンジン始動可否を判断した後、クランキング装置を選択し、前記モーターもしくは前記スタータによりクランキングする場合には前記エンジンオン信号を前記モータ用制御装置に出力し、前記スタータでクランキングする場合には前記スタータにより前記エンジンをクランキングする、
ことを特徴とするハイブリッド車。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、ハイブリッド車に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来、この種のハイブリッド車としては、エンジンと、エンジンをクランキングするスタータと、エンジンを制御するエンジン用制御装置と、エンジンの出力軸にクラッチを介して接続されたモータと、モータを駆動制御するモータ用制御装置と、エンジン用制御装置やモータ用制御装置に駆動制御信号を送信するメイン用制御装置と、を備えるハイブリッド車が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-092527号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述のハイブリッド車では、通常、エンジンオンされたときにメイン制御装置により直ちにスタータによりエンジンをクランキングすると共にモータ用制御装置にシステム起動の信号を出力するものとすると、モータ駆動系のシステム起動通知に遅れが生じ、エンジン始動を止めることができない場合が生じる。
【0005】
本開示のハイブリッド車は、イグニッションオン信号に基づくシステム起動とエンジン始動をより適正に行なうことを主目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示のハイブリッド車は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
【0007】
本開示のハイブリッド車は、
エンジンと、エンジンをクランキングするスタータと、低電圧バッテリに接続されて前記スタータに電力を供給する低電圧系と、前記エンジンの出力軸に連結されたモータと、前記低電圧バッテリより高電圧な高電圧バッテリに接続されて前記モータに電力を供給する高電圧系と、前記モータを駆動制御するモータ用制御装置と、イグニッションスイッチからの信号を入力して前記スタータもしくは前記モータにより前記エンジンをクランキングするメイン制御装置と、を備えるハイブリッド車であって、
前記メイン制御装置は、前記イグニッションスイッチからエンジンオン信号を入力したときには、エンジン始動可否を判断した後、クランキング装置を選択し、前記モーターもしくは前記スタータによりクランキングする場合には前記エンジンオン信号を前記モータ用制御装置に出力し、前記スタータでクランキングする場合には前記スタータにより前記エンジンをクランキングする、
ことを特徴とする。
【0008】
本開示のハイブリッド車は、エンジンと、エンジンをクランキングするスタータと、低電圧バッテリに接続されてスタータに電力を供給する低電圧系と、エンジンの出力軸に連結されたモータと、低電圧バッテリより高電圧な高電圧バッテリに接続されてモータに電力を供給する高電圧系と、モータを駆動制御するモータ用制御装置と、イグニッションスイッチからの信号を入力してスタータもしくはモータによりエンジンをクランキングするメイン制御装置と、を備える。メイン制御装置は、イグニッションスイッチからエンジンオン信号を入力したときには、エンジン始動可否を判断した後、クランキング装置を選択し、モーターもしくはスタータによりクランキングする場合にはエンジンオン信号をモータ用制御装置に出力し、スタータでクランキングする場合にはスタータによりエンジンをクランキングする。エンジン始動をしない場合には、スタータとモータのどちらに対してもスタータオン信号を出力しない。これにより、エンジンオンされたときに、エンジンオン信号とシステム状態に基づくシステム起動とエンジン始動をより適正に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の一実施形態としてのハイブリッド車20の構成の概略を示す構成図である。
メインEUC70により実行されるシステム起動時処理の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
次に、本発明を実施するための形態(実施形態)について説明する。図1は、本発明の一実施形態としてのハイブリッド車20の構成の概略を示す構成図である。実施形態のハイブリッド車20は、図示するように、エンジン22と、スタータ25と、モータ30と、インバータ32と、自動変速装置40と、高電圧バッテリ60と、低電圧バッテリ67と、DC/DCコンバータ68と、メイン電子制御ユニット(以下、「メインECU」という)70とを備える。
(【0011】以降は省略されています)

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