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公開番号
2025032297
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-11
出願番号
2024217350,2023554697
出願日
2024-12-12,2022-10-18
発明の名称
通信制御方法、中継ノード、セルラ通信システム、チップセット、及び、プログラム
出願人
京セラ株式会社
代理人
弁理士法人キュリーズ
主分類
H04W
16/26 20090101AFI20250304BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】二重接続方式が設定されている中継ノードであるIABノードが、複雑な処理を抑制した子ノードへの状態送信を可能とする方法を提供する。
【解決手段】セルラ通信システムで用いる通信制御方法は、二重接続方式が設定されている中継ノードが、マスターノードとの間の第1無線リンクと、セカンダリノードとの間の第2無線リンクとのうち、第2無線リンクに無線リンク障害を検知したことに応じて、無線リンク障害の検知を示す通知を、子ノードへ送信することと、中継ノードが、第1無線リンクと第2無線リンクとのうち、第1無線リンクに無線リンク障害を検知しても、通知を子ノードへ送信しないよう制御することと、を有する。
【選択図】図15
特許請求の範囲
【請求項1】
セルラ通信システムで用いる通信制御方法であって、
二重接続方式が設定されている中継ノードが、マスターノードとの間の第1無線リンクと、セカンダリノードとの間の第2無線リンクとのうち、前記第2無線リンクに無線リンク障害を検知したことに応じて、前記無線リンク障害の検知を示す通知を、子ノードへ送信することと、
前記中継ノードが、前記第1無線リンクと前記第2無線リンクとのうち、前記第1無線リンクに無線リンク障害を検知しても、前記通知を前記子ノードへ送信しないよう制御することをさらに有する
通信制御方法。
続きを表示(約 510 文字)
【請求項2】
前記中継ノードが、前記通知を送信した後、前記無線リンク障害から回復したことに応じて、前記無線リンク障害から回復したことを示す通知を、前記子ノードへ送信することと、を有する
請求項1に記載の通信制御方法。
【請求項3】
二重接続方式が設定されている中継ノードが、マスターノードとの間の第1無線リンクと、セカンダリノードとの間の第2無線リンクとのうち、前記第2無線リンクに無線リンク障害を検知したことに応じて、前記無線リンク障害の検知を示す通知を、子ノードへ送信する処理と、
前記中継ノードが、前記第1無線リンクと前記第2無線リンクとのうち、前記第1無線リンクに無線リンク障害を検知しても、前記通知を前記子ノードへ送信しないよう制御する処理と、を実行するプロセッサを備える
中継ノード。
【請求項4】
請求項3に記載の中継ノードを備えるセルラ通信システム。
【請求項5】
請求項1に記載の通信制御方法を実行するチップセット。
【請求項6】
請求項1に記載の通信制御方法を中継ノードに実行させるプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、セルラ通信システムに用いる通信制御方法、中継ノード、セルラ通信システム、チップセット、及び、プログラムに関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
セルラ通信システムの標準化プロジェクトである3GPP(登録商標。以下同じ)(Third Generation Partnership Project)において、IAB(Integrated Access and Backhaul)ノードと呼ばれる新たな中継ノードの導入が検討されている(例えば、「3GPP TS 38.300 V16.7.0(2021-09)」参照)。1又は複数の中継ノードが、基地局とユーザ装置との間の通信に介在し、この通信に対する中継を行う。
【発明の概要】
【0003】
第1の態様に係る通信制御方法は、セルラ通信システムで用いる通信制御方法である。前記通信制御方法は、二重接続方式が設定されている中継ノードが、マスターノードとの間の第1無線リンクと、セカンダリノードとの間の第2無線リンクとのうち、前記第2無線リンクに無線リンク障害を検知したことに応じて、前記無線リンク障害の検知を示す通知を、子ノードへ送信することと、前記中継ノードが、前記第1無線リンクと前記第2無線リンクとのうち、前記第1無線リンクに無線リンク障害を検知しても、前記通知を前記子ノードへ送信しないよう制御することをさらに有する。
【0004】
第2の態様に係る中継ノードは、セルラ通信システムで用いる中継ノードである。前記中継ノードは、プロセッサを備える。前記プロセッサは、二重接続方式が設定されている中継ノードが、マスターノードとの間の第1無線リンクと、セカンダリノードとの間の第2無線リンクとのうち、前記第2無線リンクに無線リンク障害を検知したことに応じて、前記無線リンク障害の検知を示す通知を、子ノードへ送信する処理と、前記中継ノードが、前記第1無線リンクと前記第2無線リンクとのうち、前記第1無線リンクに無線リンク障害を検知しても、前記通知を前記子ノードへ送信しないよう制御する処理と、を実行する。
【図面の簡単な説明】
【0005】
図1は、一実施形態に係るセルラ通信システムの構成例を示す図である。
図2は、IABノードと親ノード(Parent nodes)と子ノード(Child nodes)との関係を示す図である。
図3は、一実施形態に係るgNB(基地局)の構成例を示す図である。
図4は、一実施形態に係るIABノード(中継ノード)の構成例を示す図である。
図5は、一実施形態に係るUE(ユーザ装置)の構成例を示す図である。
図6は、IAB-MTのRRC接続及びNAS接続に関するプロトコルスタックの例を示す図である。
図7は、F1-Uプロトコルに関するプロトコルスタックの例を示す図である。
図8は、F1-Cプロトコルに関するプロトコルスタックの例を示す図である。
図9は、第1実施形態に係るノード間の構成例を表す図である。
図10は、第1実施形態に係るノード間の構成例を表す図である。
図11は、第1実施形態に係る動作例を表す図である。
図12は、第1実施形態に係るノード間の構成例を表す図である。
図13は、第2実施形態に係るノード間の構成例を表す図である。
図14は、第2実施形態に係る動作例を表す図である。
図15は、第3実施形態に係る動作例を表す図である。
図16は、第4実施形態に係る動作例を表す図である。
図17(A)と図17(B)は第5実施形態に係るノード間の構成例を表す図である。
図18は、第5実施形態に係る動作例を表す図である。
図19は、第6実施形態に係るノード間の構成例を表す図である。
図20は、第6実施形態に係る動作例を表す図である。
図21(A)から図21(C)は、第7実施形態に係るトポロジの構成例を表す図である。
図22は、付記にかかる動作例を表す図である。
図23は、付記にかかる動作例を表す図である。
【発明を実施するための形態】
【0006】
図面を参照しながら、実施形態に係るセルラ通信システムについて説明する。図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。
【0007】
(セルラ通信システムの構成)
一実施形態に係るセルラ通信システムの構成例について説明する。一実施形態に係るセルラ通信システム1は3GPPの5Gシステムである。具体的には、セルラ通信システム1における無線アクセス方式は、5Gの無線アクセス方式であるNR(New Radio)である。但し、セルラ通信システム1には、LTE(Long Term Evolution)が少なくとも部分的に適用されてもよい。また、セルラ通信システム1は、6Gなど、将来のセルラ通信システムも適用されてよい。
【0008】
図1は、一実施形態に係るセルラ通信システム1の構成例を示す図である。
【0009】
図1に示すように、セルラ通信システム1は、5Gコアネットワーク(5GC)10と、ユーザ装置(UE:User Equipment)100、基地局装置(以下、「基地局」と称する場合がある。)200-1,200-2、及びIABノード300-1,300-2を有する。基地局200は、gNBと呼ばれる場合がある。
【0010】
以下において、基地局200がNR基地局である一例について主として説明するが、基地局200がLTE基地局(すなわち、eNB)であってもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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