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公開番号2025031439
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-07
出願番号2023189956
出願日2023-11-07
発明の名称ヘッドを保護し冷却するデバイス
出願人エムパックプラス カンパニー リミテッド
代理人KEY弁理士法人
主分類A42B 3/12 20060101AFI20250228BHJP(頭部に着用するもの)
要約【課題】冷却時間を増加させて冷却効果を向上し、ユーザのヘッドを外部の衝撃から保護して安全性を高め、簡単な構造変更にて様々な用途に容易に適用できるヘッドを保護し冷却するデバイスを提供すること。
【解決手段】本発明のヘッドを保護し冷却するデバイスは、所定体積の空間を有し、ユーザのヘッド頂上部に定着する中央部と、前記中央部に放射状に連結され、扇形に延びる複数の羽根部とを備え、各前記羽根部は、PCMが充填される所定体積の空間を有する複数のチャンバーと、各前記チャンバーを仕切り、連結する複数のブリッジとを備え、各前記チャンバーは、衝撃を吸収して緩和する緩衝材を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
相変化物質(PCM)が充填され、ユーザのヘッドに定着して冷却機能を果たすヘッドを保護し冷却するデバイスにおいて、
所定体積の空間を有し、前記ユーザのヘッド頂上部に定着する中央部と、
前記中央部に放射状に連結され、扇形に延びる複数の羽根部と、
を備え、
各前記羽根部は、PCMが充填される所定体積の空間を有する複数のチャンバーと、
各前記チャンバーを仕切り、連結する複数のブリッジと、
を備え、
各前記チャンバーは、衝撃を吸収して緩和する緩衝材を備えることを特徴とするヘッドを保護し冷却するデバイス。
続きを表示(約 890 文字)【請求項2】
前記中央部は、円形または多角形状であることを特徴とする請求項1に記載のヘッドを保護し冷却するデバイス。
【請求項3】
前記中央部は、一定の長さのノッチが延びて形成されて、隣接した前記羽根部と連結されていることを特徴とする請求項2に記載のヘッドを保護し冷却するデバイス。
【請求項4】
前記中央部の空間に前記PCMと前記緩衝材とがさらに備えられたことを特徴とする請求項2に記載のヘッドを保護し冷却するデバイス。
【請求項5】
複数の前記羽根部は、平坦な第1のシートと、複数の前記チャンバーが予め形成され、前記第1のシートと接合された第2のシートと、を備えることを特徴とする請求項1に記載のヘッドを保護し冷却するデバイス。
【請求項6】
前記第1のシートは、前記第2のシートと接合される反対側の面に通気性確保のための複数の突起が突出形成されていることを特徴とする請求項5に記載のヘッドを保護し冷却するデバイス。
【請求項7】
複数の前記羽根部は、各前記チャンバーの一部空間を有し、予め形成された第1のシートと、前記第1のシートよりさらに大きい空間の各チャンバーを有し、予め形成された第2のシートと、を備えることを特徴とする請求項1に記載のヘッドを保護し冷却するデバイス。
【請求項8】
複数の前記チャンバーは、互いに同じ断面の厚みを有するように形成されていることを特徴とする請求項5に記載のヘッドを保護し冷却するデバイス。
【請求項9】
複数の前記チャンバーは、前記中央部から放射状外側に向かうにつれて、断面の厚みが不規則に形成されていることを特徴とする請求項8に記載のヘッドを保護し冷却するデバイス。
【請求項10】
複数の前記チャンバーは、前記中央部から放射状外側に向かうにつれて、断面の厚みが増加または減少するように形成されていることを特徴とする請求項9に記載のヘッドを保護し冷却するデバイス。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ヘッドを冷却するデバイスに関し、特に、外部衝撃からユーザのヘッドを保護し、冷却効果を向上させることができるヘッドを保護し冷却するデバイスに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
一般に、日差しを遮るために帽子を着用するか、自転車やオートバイ運転、軍事訓練、激しいスポーツやレジャー活動、そして作業現場で周辺物体との衝突または落下物による負傷防止のために、ユーザのヘッドにヘルメットを着用する。
【0003】
周辺気温が高い場合、例えば、夏季の野外活動や室外作業、砂漠地域の土建作業や、医療及び防疫活動、または室内で金属溶解炉のように高温で露出された作業をする場合、ユーザが着用したヘルメットの内部温度が速く上昇するようになる。
【0004】
特に、ヘルメットの通気性が不良な場合には、ユーザの身体で比較的高い温度に維持されるヘッドの温度が急に上昇して作業能率が低下し、ユーザの体調に影響を与えて安全な活動や作業に障害となり、激しい場合には、医療処置が必要な状態になることもある。
【0005】
さらに、地球温暖化現象のため、夏季の気温が上昇するにつれて猛暑が持続して温熱疾患患者が増加し、保健安全に対する対策樹立が求められていることもある。
【0006】
上記のように、ヘッドの温度上昇による問題点を緩和するために、様々な形状及び構造を有するヘッドを冷却するデバイスが開発され、適用されている。
【0007】
従来のヘッドを冷却するデバイスは、大体、屈曲可能な円板形状であって、常温において固体と液体との間で相変化する相変化物質(Phase Change Material:PCM)を所定体積の空間を有するチャンバーに充填し、前記チャンバー等の間に空気流動のための通気部を形成した構成からなっている。このような構成のヘッドを冷却するデバイスは、チャンバーに充填されたPCMの相変化温度(融点または凝固点)以下に所定時間維持してPCMを凝固(固体化)させる。次に、PCMが固体化されたヘッドを冷却するデバイスをユーザのヘッド頂上部に定着したり、ヘルメット内部に結合して、ユーザのヘッドに接触させる。したがって、固体状態のPCMが液体状態に変わりながら周りの熱を吸収してヘッドに冷却効果を提供するようになるものである。
【0008】
ところが、従来のヘッドを冷却するデバイスの中で厚みが薄い冷却シートの場合は、チャンバーに充填されるPCM量が少ないため、速い時間内にPCMが溶融(液体化)されて、冷却持続時間が短い。これにより、冷却シートを頻繁に交替しなければならないという不便がある。
【0009】
このような欠点を解決するために、チャンバーの体積空間を増大させて、充填されるPCM量を増加させた冷却パッドの場合は、冷却持続時間が増加されて冷却効果が向上する。ところが、ユーザが着用したヘルメットが周辺物体と衝突したり、落下物がヘルメットにぶつかるようになると、増加された体積の固体化されたPCMの重量が却ってユーザのヘッドを2次打撃するハンマー効果を誘発し、安全を脅かす問題点と指摘されている。
【0010】
これにより、冷却時間を増加させて冷却効果を向上しつつも、外部の衝撃が加えられても、ユーザのヘッドを保護し、安全性を向上しうるヘッドを冷却するデバイスについての技術開発の必要性が台頭している。
【先行技術文献】
【特許文献】
(【0011】以降は省略されています)

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