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公開番号2025030485
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-07
出願番号2023135826
出願日2023-08-23
発明の名称情報表示装置、情報表示方法、及びプログラム
出願人日本電気株式会社
代理人弁理士法人ブライタス
主分類G06F 16/587 20190101AFI20250228BHJP(計算;計数)
要約【課題】被災状況の迅速な把握及び特定を可能にする。
【解決手段】情報表示装置100は、被災前の物体を含む地域が撮像された俯瞰画像と、被災後の物体の状況を含む対象画像のうちの被災が少ないと判定する基準を満たす箇所との照合結果に基づき、俯瞰画像における物体の位置を特定する、照合部202と、物体の状況と、俯瞰画像における物体の位置が特定可能な情報とを含む画像を表示する、表示部301とを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
被災前の物体を含む地域が撮像された俯瞰画像と、被災後の前記物体の状況を含む対象画像のうちの被災が少ないと判定する基準を満たす箇所との照合結果に基づき、前記俯瞰画像における前記物体の位置を特定する、照合部と、
前記物体の状況と、前記俯瞰画像における前記物体の位置が特定可能な情報とを含む画像を表示する、表示部と
を備えることを特徴とする情報表示装置。
続きを表示(約 2,100 文字)【請求項2】
一枚以上の画像を画像群として取得する、画像取得部と、
二次元平面又は三次元空間上に重畳される地理情報を、地理空間情報として取得する、地理情報取得部と、
対象となる地域を上空から撮影することによって得られた一枚以上の画像を俯瞰画像として取得する、俯瞰画像取得部と、
取得された前記画像群から、参照画像及び参照言語情報のうち少なくとも一方に基づいて、一枚以上の画像を選択画像群として選択する、画像選択部と、
を更に備え、
前記照合部は、
取得された前記画像群のうちの一枚以上の前記対象画像を、前記地理空間情報及び前記俯瞰画像に照合し、照合結果から、前記地理空間情報における空間位置と前記画像群との対応関係を算出し、対応した空間座標を対応空間座標として出力する、
請求項1に記載の情報表示装置。
【請求項3】
選択された前記選択画像群の各画像における、前記対応空間座標の各座標に対応する部分に、前記地理空間情報を用いて重畳表示を行い、重畳表示が行われた画像を重畳地理空間情報として出力する、情報重畳部と、
選択された前記選択画像群に対して、参照画像及び参照言語情報のうち少なくとも一方に基づいて、更に画像を再度選択し、再選択画像群として出力する、選択更新部と;
前記重畳地理空間情報を用いて、出力された前記再選択画像群の画像に対して、再度重畳表示を行うとともに、前記再選択画像群として選択されなかった画像に対しては、異なる再重畳表示を行い、これらの再重畳結果を再重畳地理空間情報として出力する重畳更新部と、
を更に備え、
前記表示部は、前記重畳地理空間情報又は前記再重畳地理空間情報を表示する、
請求項2に記載の情報表示装置。
【請求項4】
前記参照画像として使用される一枚以上の画像を参照画像群として取得する、参照画像取得部と、
前記参照言語情報として使用される言語を取得する、言語取得部と、
取得された前記画像群の各画像に対して前記重畳表示を行うために必要なパラメタとして、重畳するための強度、属性、範囲、及び文字のうちのすくなくとも一つを重畳パラメタとして取得する、重畳パラメタ取得部と、
を更に備え、
前記画像選択部は、取得された前記画像群から、前記参照言語情報及び前記参照画像群のうち少なくとも一方に基づいて、一枚以上の画像を選択し、選択した画像群を選択画像群として出力し、
前記照合部は、前記選択画像群に属する画像のうちの一枚以上の画像を、前記地理空間情報及び前記俯瞰画像に照合し、照合結果から、前記地理空間情報における空間位置と前記選択画像群に属する画像のうちの一枚以上の画像との対応関係を算出し、対応した空間座標を対応空間座標として出力し、
前記情報重畳部は、前記地理空間情報に加えて、前記重畳パラメタを用いて、重畳表示を行い、
前記重畳更新部は、前記重畳地理空間情報に加えて、前記重畳パラメタを用いて、再重畳表示を行う、
請求項3に記載の情報表示装置。
【請求項5】
前記表示部が、更に、前記画像群の画像、前記地理空間情報、前記俯瞰画像、前記参照画像群の画像、及び前記参照言語情報のうち少なくとも1つを表示する、
請求項4に記載の情報表示装置。
【請求項6】
前記情報重畳部が、前記重畳パラメタに基づいて、重畳の強度と範囲とを示すパターンを生成し、生成した前記パターンを、前記地理空間情報に重畳し、更に、前記重畳パラメタに基づいて、属性と文字とを、前記地理空間情報に重畳し、
前記重畳更新部が、前記重畳パラメタに基づいて、重畳の強度と範囲とを示すパターンを生成し、生成した前記パターンを、前記地理空間情報に重畳し、更に、前記重畳パラメタに基づいて、属性と文字とを、前記地理空間情報に重畳する、
請求項4に記載の情報表示装置。
【請求項7】
被災前の物体を含む地域が撮像された俯瞰画像と、被災後の前記物体の状況を含む対象画像のうちの被災が少ないと判定する基準を満たす箇所との照合結果に基づき、前記俯瞰画像における前記物体の位置を特定する、照合ステップと、
前記物体の状況と、前記俯瞰画像における前記物体の位置が特定可能な情報とを含む画像を表示する、表示ステップと
を有する、ことを特徴とする情報表示方法。
【請求項8】
コンピュータに、
被災前の物体を含む地域が撮像された俯瞰画像と、被災後の前記物体の状況を含む対象画像のうちの被災が少ないと判定する基準を満たす箇所との照合結果に基づき、前記俯瞰画像における前記物体の位置を特定する、照合ステップと、
前記物体の状況と、前記俯瞰画像における前記物体の位置が特定可能な情報とを含む画像を表示する、表示ステップと
を実行させる、ことを特徴とするプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、被災状況等を示す情報を表示する、表示装置、及び表示方法に関し、更には、これらを実現するためのプログラム等に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
地震・洪水・火山噴火などの大規模自然災害発生時に被害の拡大を防ぐには、迅速な被災・被害状況の把握に基づく適切な初動対応が必要である。特に、昨今激甚化する台風、豪雨、及び地震等の自然災害の発生時には、被災者の避難誘導及び救助活動等の初動を迅速に行えるよう、被害を受けた場所、範囲、及び被害の状況を速やかに把握することが重要である。
【0003】
従来、災害発生後すぐに入手可能な情報は、気象庁及び公共機関から得られる大域的な情報(震度分布・停電状況・降水状況など)に限られており、被災者等は被災の大きさを大まかに把握できるに留まっていた。より詳細な被害状況を把握するためには、初動対応を実施する者(以下、利用者と呼ぶ)が現地調査を行う必要があり、時間がかかっていた。そこで、被害状況の効率的な把握のために、災害時に撮影されたり、収集されたりした、災害状況を示す大量の現場画像を、利用者に提供することが検討されている。
【0004】
詳細な被害状況の把握を効率的に行うためには、これら大量の現場画像から、詳細な被害状況の把握に有用な画像を選択・整理することが必要である。そのために、予め定義された特定のクラス(例えば、建築物、車、道路など)へ大量の現場画像を分類することで、有用な画像を選択・整理する方法がある。例えば、非特許文献1は、画像を予め定義された特定のクラスに分類する画像の分類方法を開示している。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0005】
He, K., Zhang, X., Ren, S., & Sun, J. (2016). Deep residual learning for image recognition. In Proceedings of the IEEE conference on computer vision and pattern recognition (pp. 770-778).
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、非特許文献に開示された画像の分類方法は、単に被写体に基づいて画像を分類しているだけである。このため、この画像の分類方法を用いただけでは、災害時において、被災状況と場所とを迅速に特定及び把握することは困難である。
【0007】
本開示の目的の一つは、上記問題を解消し、被災状況の迅速な把握及び特定を可能にすることにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するため、本開示の一側面における情報表示装置は、
被災前の物体を含む地域が撮像された俯瞰画像と、被災後の前記物体の状況を含む対象画像のうちの被災が少ないと判定する基準を満たす箇所との照合結果に基づき、前記俯瞰画像における前記物体の位置を特定する、照合部と、
前記物体の状況と、前記俯瞰画像における前記物体の位置が特定可能な情報とを含む画像を表示する、表示部と
を備えることを特徴とする。
【0009】
また、上記目的を達成するため、本開示の一側面における情報表示方法は、
被災前の物体を含む地域が撮像された俯瞰画像と、被災後の前記物体の状況を含む対象画像のうちの被災が少ないと判定する基準を満たす箇所との照合結果に基づき、前記俯瞰画像における前記物体の位置を特定する、照合ステップと、
前記物体の状況と、前記俯瞰画像における前記物体の位置が特定可能な情報とを含む画像を表示する、表示ステップと
を有する、ことを特徴とする。
【0010】
更に、上記目的を達成するため、本開示の一側面におけるプログラムは、
コンピュータに、
被災前の物体を含む地域が撮像された俯瞰画像と、被災後の前記物体の状況を含む対象画像のうちの被災が少ないと判定する基準を満たす箇所との照合結果に基づき、前記俯瞰画像における前記物体の位置を特定する、照合ステップと、
前記物体の状況と、前記俯瞰画像における前記物体の位置が特定可能な情報とを含む画像を表示する、表示ステップと
を実行させる、ことを特徴とする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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