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公開番号
2025030448
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-07
出願番号
2023135746
出願日
2023-08-23
発明の名称
半導体装置及びその製造方法
出願人
株式会社東芝
,
東芝デバイス&ストレージ株式会社
代理人
弁理士法人iX
主分類
H10D
12/00 20250101AFI20250228BHJP()
要約
【課題】炭化シリコン層における炭素の空孔を低減できる半導体装置及びその製造方法を提供すること。
【解決手段】半導体装置は、素子領域と、前記素子領域を囲む終端領域とを有する炭化シリコン層であって、前記素子領域において第1部分を有する第1導電型の第1半導体部と、第1方向において前記第1半導体部上に設けられ、且つ前記第1方向に直交する第2方向において前記第1部分と隣接する第2半導体部と、を有する、炭化シリコン層と、前記素子領域の前記第2半導体部に対向するゲート電極と、前記ゲート電極と前記炭化シリコン層との間に設けられた第1絶縁膜と、前記第1半導体部の前記第1部分上に設けられ、前記第1絶縁膜よりも厚い第2絶縁膜と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
素子領域と、前記素子領域を囲む終端領域とを有する炭化シリコン層であって、
前記素子領域において第1部分を有する第1導電型の第1半導体部と、
第1方向において前記第1半導体部上に設けられ、且つ前記第1方向に直交する第2方向において前記第1部分と隣接する第2半導体部と、
を有する、炭化シリコン層と、
前記素子領域の前記第2半導体部に対向するゲート電極と、
前記ゲート電極と前記炭化シリコン層との間に設けられた第1絶縁膜と、
前記第1半導体部の前記第1部分上に設けられ、前記第1絶縁膜よりも厚い第2絶縁膜と、
を備える半導体装置。
続きを表示(約 800 文字)
【請求項2】
前記第1部分の下方の前記第1半導体部内の炭素密度は、前記ゲート電極の下方の前記第1半導体部内の炭素密度よりも高い請求項1に記載の半導体装置。
【請求項3】
前記第2絶縁膜の厚さは、100nm以上である請求項1または2に記載の半導体装置。
【請求項4】
素子領域と、前記素子領域を囲む終端領域とを有する炭化シリコン層であって、
前記素子領域において第1部分を有する第1導電型の第1半導体部と、
第1方向において前記第1半導体部上に設けられ、且つ前記第1方向に直交する第2方向において前記第1部分と隣接する第2半導体部と、
を有する、炭化シリコン層と、
前記素子領域の前記第2半導体部上に設けられ、前記第2半導体部と電気的に接続された上部電極と、
前記第1半導体部の前記第1部分上に設けられた絶縁膜と、
を備える半導体装置。
【請求項5】
前記第1部分の下方の前記第1半導体部内の炭素密度は、前記第2半導体部と前記上部電極との接続部の下方の前記第1半導体部内の炭素密度よりも高い請求項4に記載の半導体装置。
【請求項6】
前記絶縁膜の厚さは、100nm以上である請求項4または5に記載の半導体装置。
【請求項7】
炭化シリコン層の上部に、不純物を注入した第1領域と、不純物を注入しない第2領域とを形成する工程と、
前記第1領域を活性化する第1熱処理工程と、
前記第1熱処理工程の後、前記第1熱処理工程よりも低い温度で前記第2領域を熱酸化する第2熱処理工程と、
を備える半導体装置の製造方法。
【請求項8】
前記第2熱処理工程の前に、前記第1領域の上面を保護膜で覆う工程をさらに備える請求項7に記載の半導体装置の製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
実施形態は、半導体装置及びその製造方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
炭化シリコン(SiC)を用いた半導体装置において、導電型を与える不純物が導入された領域を活性化するための高温熱処理により、炭素が脱離し、空孔が発生する問題が起こり得る。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-176992号公報
【非特許文献】
【0004】
Koutarou Kawahara; Jun Suda; Tsunenobu Kimoto、「Analytical model for reduction of deep levels in SiC by thermal oxidation」、Journal of Applied Physics 111, 053710 (2012); doi: 10.1063/1.3692766
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
実施形態は、炭化シリコン層における炭素の空孔を低減できる半導体装置及びその製造方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
実施形態によれば、半導体装置は、素子領域と、前記素子領域を囲む終端領域とを有する炭化シリコン層であって、前記素子領域において第1部分を有する第1導電型の第1半導体部と、第1方向において前記第1半導体部上に設けられ、且つ前記第1方向に直交する第2方向において前記第1部分と隣接する第2半導体部と、を有する、炭化シリコン層と、前記素子領域の前記第2半導体部に対向するゲート電極と、前記ゲート電極と前記炭化シリコン層との間に設けられた第1絶縁膜と、前記第1半導体部の前記第1部分上に設けられ、前記第1絶縁膜よりも厚い第2絶縁膜と、を備える。
【図面の簡単な説明】
【0007】
第1実施形態の半導体装置の模式断面図である。
図1に示す半導体装置における炭化シリコン層の模式平面図である。
(a)及び(b)は、第1実施形態の半導体装置の製造方法を示す模式断面図である。
(a)及び(b)は、第1実施形態の半導体装置の製造方法を示す模式断面図である。
(a)及び(b)は、第1実施形態の半導体装置の製造方法を示す模式断面図である。
第2実施形態の半導体装置の模式断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面を参照し、実施形態について説明する。各図面中、同じ構成には同じ符号を付している。以下の実施形態では第1導電型をn型、第2導電型をp型として説明するが、第1導電型をp型、第2導電型をn型としてもよい。
【0009】
[第1実施形態]
図1に示すように、第1実施形態の半導体装置1は、炭化シリコン層10を備える。炭化シリコン層10は、第1面10Aと、第1方向Zにおいて第1面10Aの反対側に位置する第2面10Bとを有する。第1方向Zは、第1面10Aと第2面10Bとを最短距離で結ぶ方向である。第1方向Zに直交する2方向を第2方向X及び第3方向Yとする。第2方向X及び第3方向Yは互いに直交する。
【0010】
図2に示すように、炭化シリコン層10は、素子領域R1と終端領域R2とを有する。平面視において、終端領域R2は、素子領域R1を連続して囲む。素子領域R1の面積は、終端領域R2の面積よりも大きい。
(【0011】以降は省略されています)
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