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公開番号
2025028312
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-28
出願番号
2024224191,2020206828
出願日
2024-12-19,2020-12-14
発明の名称
積層コイル部品
出願人
TDK株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H01F
27/29 20060101AFI20250220BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】素体に割れ又は欠けが発生することを抑制可能な積層コイル部品を提供する。
【解決手段】積層コイル部品1は、複数の絶縁体層が積層されてなる素体2と、素体2内に配置されているコイルと、複数の導体層が積層されてなり、コイルと電気的に接続されている外部端子3と、を備える。素体2は、主面2aと、主面2aと隣り合っている側面2c,2eと、を有する。外部端子3は、側面2c,2eから離間すると共に、主面2aから露出するように素体2に埋設されている。外部端子3は、主面2aから離間するほど、側面2c,2eから離間している接続面3c,3eを有している。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の絶縁体層が積層されてなる素体と、
前記素体内に配置されているコイルと、
複数の導体層が積層されてなり、前記コイルと電気的に接続されている外部端子と、を備え、
前記素体は、主面と、前記主面と隣り合っている第一側面と、を有し、
前記外部端子は、前記第一側面から離間すると共に、前記主面から露出するように前記素体に埋設されており、
前記主面には、前記外部端子が配置されている凹部が設けられており、
前記凹部の内面は、前記第一側面とは反対側を向き、前記主面から離間するほど、前記第一側面から離間している第一離間面を有している、
積層コイル部品。
続きを表示(約 980 文字)
【請求項2】
前記主面と前記第一側面との間の稜線部は、面取り形状を有している、
請求項1に記載の積層コイル部品。
【請求項3】
前記稜線部は、丸められた面取り形状を有し、
前記凹部の深さは、前記稜線部の曲率半径よりも厚い、
請求項2に記載の積層コイル部品。
【請求項4】
前記稜線部は、丸められた面取り形状を有し、
前記第一離間面は、前記稜線部の曲率半径よりも大きな曲率半径で湾曲している、
請求項2に記載の積層コイル部品。
【請求項5】
前記外部端子は、前記稜線部の外側に配置されている、
請求項2~4のいずれか一項に記載の積層コイル部品。
【請求項6】
前記素体は、それぞれ前記主面と隣り合っている一対の第二側面を更に有し、
前記第一側面は、前記一対の第二側面それぞれとも隣り合い、
前記一対の第二側面は、互いに対向しており、
前記凹部の内面は、前記一対の第二側面とは反対側を向き、前記主面から離間するほど、前記一対の第二側面から離間している一対の第二離間面を更に有している、
請求項1~5のいずれか1項に記載の積層コイル部品。
【請求項7】
複数の絶縁体層が積層されてなる素体と、
前記素体内に配置されているコイルと、
複数の導体層が積層されてなり、前記コイルと電気的に接続されている外部端子と、を備え、
前記素体は、矩形状の主面と、互いに隣り合っていると共にそれぞれ前記主面と隣り合っている一対の側面と、を有し、
前記外部端子は、前記一対の側面から離間すると共に、前記主面から露出するように前記素体に埋設されており、
前記主面には、前記外部端子が配置されている凹部が設けられており、
前記凹部は、前記主面に直交する方向から見て、前記一対の側面の間の第一角部と隣り合うように配置された第二角部を有し、
前記第二角部の曲率半径は、前記第一角部の曲率半径よりも大きく、
前記外部端子は、前記一対の側面のうちの第一側面を向き、前記主面から離間するほど、前記第一側面から離間している第一離間面を有している、
積層コイル部品。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、積層コイル部品に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、素体と、コイルと、素体の底面に端面から離間して配置された外部電極と、を備える積層コイル部品が記載されている。この積層コイル部品では、外部電極は、素体の底面から露出するように素体に埋め込まれている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-113299号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述の電子部品では、外部電極の近傍で素体に割れ又は欠けが発生する場合がある。
【0005】
本開示の一形態は、素体に割れ又は欠けが発生することを抑制可能な積層コイル部品を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一形態に係る積層コイル部品は、複数の絶縁体層が積層されてなる素体と、素体内に配置されているコイルと、複数の導体層が積層されてなり、コイルと電気的に接続されている外部端子と、を備え、素体は、主面と、主面と隣り合っている第一側面と、を有し、外部端子は、第一側面から離間すると共に、主面から露出するように素体に埋設されており、主面から離間するほど、第一側面から離間している第一離間面を有している。
【0007】
この積層コイル部品では、外部端子は、第一側面から離間すると共に、主面から露出するように素体に埋設されている。このため、素体は、第一側面と外部端子との間に挟まれた部分を有する。このような部分は、他の部分に比べて薄いので、割れ又は欠けが発生し易い。そこで、外部端子は、主面から離間するほど、第一側面から離間している第一離間面を有している。これにより、第一側面と外部端子との間に挟まれた薄い部分の厚さを増大させ、割れ又は欠けが発生することを抑制可能となる。また、外部端子のうち、実装に用いられる露出面の面積を維持できるので、実装強度が低下することを抑制可能となる。
【0008】
主面と第一側面との間の稜線部は、面取り形状を有していてもよい。この場合、第一側面と外部端子との間に挟まれた薄い部分が更に薄くなるので、更に割れ又は欠けが発生し易い。よって、外部端子が第一離間面を有する構成がより有効である。
【0009】
稜線部は、丸められた面取り形状を有し、外部端子の厚さは、稜線部の曲率半径よりも厚くてもよい。この場合、第一側面と外部端子との間に挟まれた薄い部分が長くなるので、更に割れ又は欠けが発生し易い。よって、外部端子が第一離間面を有する構成がより有効である。
【0010】
稜線部は、丸められた面取り形状を有し、第一離間面は、稜線部の曲率半径よりも大きな曲率半径で湾曲していてもよい。この場合、第一側面と外部端子との間に挟まれた薄い部分の厚さを増大させ易い。
(【0011】以降は省略されています)
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