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公開番号2025028192
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-28
出願番号2024218390,2023002645
出願日2024-12-13,2017-01-11
発明の名称撮像装置
出願人マクセル株式会社
代理人青稜弁理士法人
主分類H04N 23/63 20230101AFI20250220BHJP(電気通信技術)
要約【課題】背面ディスプレイと電子ビューファインダを備えた撮像装置において、電子ビューファインダを用いるときにもタッチパネルへの操作性の良い撮像装置を提供する。
【解決手段】撮像装置において、背面ディスプレイ11に内蔵されたタッチパネル21に対しユーザがフォーカス領域設定のためタッチ操作を行うとき、タッチ位置を検出する有効検出領域60は、背面ディスプレイ11使用時と電子ビューファインダ12使用時とで異なるようにする。背面ディスプレイ使用時の有効検出領域60は表示画面全体と一致するように設定し、電子ビューファインダ12使用時には背面ディスプレイ11の表示画面の一部の領域に縮小して設定する。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
撮像装置であって、
撮像素子と、
前記撮像素子の出力信号から映像信号を生成する信号処理回路と、
前記映像信号に基づく画像を表示可能な第1のディスプレイと、
前記映像信号に基づく画像を表示可能な、前記第1のディスプレイとは異なる第2のディスプレイと、
前記第1のディスプレイに表示された画像の撮影に関するタッチ操作を検出可能な第1のタッチパネルと、
前記第2のディスプレイに表示された画像の撮影に関するタッチ操作を検出可能な、前記第1のタッチパネルとは異なる第2のタッチパネルと、
前記映像信号に基づく画像を、前記第1のディスプレイと前記第2のディスプレイのいずれに表示させるかを切り替えるように制御可能な制御部と、を備え、
前記制御部は、
前記映像信号に基づく画像を前記第1のディスプレイと前記第2のディスプレイのどちらに表示させるかに応じて、前記第1のタッチパネルへの操作の検出を無効化し前記第2のタッチパネルへの操作の検出を有効化する第1の状態と、前記第1のタッチパネルへの操作の検出を有効化し前記第2のタッチパネルへの操作の検出を無効化する第2の状態と、を切り替えることを特徴とする撮像装置。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
請求項1に記載の撮像装置であって、
前記映像信号に基づく画像が前記第1のディスプレイに表示される場合、
前記制御部は、前記第2の状態となるように制御することを特徴とする撮像装置。
【請求項3】
請求項1に記載の撮像装置であって、
前記映像信号に基づく画像が前記第2のディスプレイに表示される場合、
前記制御部は、前記第1の状態となるように制御することを特徴とする撮像装置。
【請求項4】
請求項1に記載の撮像装置であって、
前記制御部は、
前記第2のタッチパネルへの操作の検出を有効化もしくは無効化する制御を前記第2のディスプレイの表示状態によらずに行うことを特徴とする撮像装置。
【請求項5】
請求項1に記載の撮像装置であって、
前記制御部は、
前記第1の状態において、前記第2のディスプレイに前記映像信号に基づく画像を表示し、かつ前記第2のタッチパネルへの操作の検出を有効化し、
前記第2の状態において、前記第2のディスプレイに撮影に関する情報を表示し、かつ前記第2のタッチパネルへの操作の検出を無効化する、制御を行うことを特徴とする撮像装置。
【請求項6】
請求項1に記載の撮像装置であって、
前記制御部は、
前記映像信号に基づく画像が前記第1のディスプレイに表示されている時に、前記第1のタッチパネルに対するフリック操作を検出すると、前記検出されたフリック操作に応じた制御を行うことを特徴とする撮像装置。
【請求項7】
請求項1に記載の撮像装置であって、
前記第2のタッチパネルのサイズは前記第1のディスプレイのサイズよりも小さいことを特徴とする撮像装置。
【請求項8】
請求項1に記載の撮像装置であって、
前記第1のタッチパネルは前記第1のディスプレイと一体化して構成されていることを特徴とする撮像装置。
【請求項9】
請求項1に記載の撮像装置であって、
前記第1のディスプレイと前記第2のディスプレイは有機ELのディスプレイであることを特徴とする撮像装置。
【請求項10】
撮像素子の出力信号から映像信号を生成し、該映像信号に基づく画像を表示可能な第1及び第2のディスプレイと、前記第1及び第2のディスプレイのそれぞれに表示された画像の撮影に関するタッチ操作を検出可能な第1及び第2のタッチパネルを有する撮像装置の制御方法であって、
前記映像信号に基づく画像を前記第1のディスプレイと前記第2のディスプレイのどちらに表示させるかに応じて、前記第1のタッチパネルへの操作の検出を無効化し前記第2のタッチパネルへの操作の検出を有効化する第1の状態と、前記第1のタッチパネルへの操作の検出を有効化し前記第2のタッチパネルへの操作の検出を無効化する第2の状態と、を切り替えることを特徴とする撮像装置の制御方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、背面ディスプレイとビューファインダとの2つの表示部を備えた撮像装置において、タッチパネルを用いてオートフォーカス(AF)操作を行う技術に係わる。
続きを表示(約 2,500 文字)【背景技術】
【0002】
CCDやCMOSセンサ等の撮像素子を用いて被写体を撮影するデジタルカメラ等の撮像装置では、撮影する画像や操作メニューをユーザに表示するために、所定の距離から目視できる背面ディスプレイが一般に搭載されている。この背面ディスプレイは、液晶パネルにタッチパネルを一体化した構成とすることで、ユーザは撮影している被写体の画像を見ながら、フォーカスを合わせたい位置を指定することができる。例えば特許文献1には、液晶パネルに表示された画像上の任意の位置に設定されるフォーカスの制御に用いるフォーカス枠を、ユーザによるタッチパネルの操作に応じて制御するとともに、液晶パネルに表示された画像のうちのフォーカス枠の内部の画像に基づいて、フォーカスを制御する構成が開示されている。
【0003】
さらにデジタルカメラ等の撮像装置では、上記した背面ディスプレイの他に、撮影する画像を覗き込んで目視するディスプレイ(電子ビューファインダ(EVF))を搭載する場合がある。電子ビューファインダによれば、遮光性が高く屋外等の明るい環境でも画像を識別しやすいが、タッチパネルを組み込むことができず、タッチパネルと一体化した背面ディスプレイよりも操作性に劣る。これに関し特許文献2には、電子ビューファインダが使用状態にあることを認識すると、背面ディスプレイ(液晶モニタ)の前面に設置されたタッチパネルを用いてユーザが様々なタッチ操作を行うことを有効とする構成(EVF操作モード)が開示されている。このEVF操作モードでは、電子ビューファインダに表示される画像上の位置と背面ディスプレイのタッチパネル上の位置とを関連付けることにより、フォーカス機能を実現している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2007-19685号公報
国際公開第2012/001749号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
デジタルカメラ等の撮像装置において、特許文献2のように電子ビューファインダで被写体を目視しながらタッチパネルを操作して撮影する場合の操作方法について考察する。通常のユーザは、左手でカメラ本体を下から支え、右手はカメラグリップ部あるいはカメラのボディー右側を支えて本体を固定するとともに、右手の人指し指でシャッターボタンを操作する。これと同時に、背面ディスプレイ上のタッチパネルに対し右手親指でタッチ操作を行う。これによりユーザは、所望の被写体の位置に素早くフォーカスを合わせて撮影することができる。
【0006】
しかし、カメラのボディーが大型化するに従い、上述のような動作により右手親指でタッチパネルを操作しようとすると、背面ディスプレイ(タッチパネル)の左側領域まで親指が届きにくく、操作性が悪化する課題がある。このときユーザは、右手をボディーから離してタッチパネルを操作することは可能であるが、その分シャッターボタンの操作が遅れ、シャッターチャンスを逸する恐れがある。
【0007】
さらに、カメラの背面には背面ディスプレイの他にユーザの操作入力ボタン等が設けられ、これらの機能を確保しつつ背面領域を有効に利用することが要求されている。
【0008】
本発明の目的は、上記の課題を鑑み、電子ビューファインダを用いるとき、タッチパネルへの操作性の良い撮像装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の撮像装置は、フォーカスレンズを介して入力した被写体の光学像を撮像信号に変換する撮像素子と、前記フォーカスレンズの位置を制御して設定されたフォーカス領域に対してフォーカス動作を行うレンズ制御部と、前記撮像素子の出力信号から映像信号を生成する信号処理回路と、前記信号処理回路の出力する映像信号を用いて前記被写体の画像を表示する第1のディスプレイと、前記信号処理回路の出力する映像信号を用いて前記被写体の画像を表示する第2のディスプレイと、前記被写体の画像を、前記第1のディスプレイと前記第2のディスプレイのいずれに表示するかを切り換える表示切換手段と、前記第1のディスプレイまたは前記第2のディスプレイに表示された前記被写体の画像に対してフォーカス領域を設定するために、ユーザのタッチ操作位置を検出するタッチパネルと、を備える。前記タッチパネルには、前記第1のディスプレイまたは前記第2のディスプレイの表示画面全体に対応してユーザのタッチ操作位置を検出する有効検出領域を設定し、前記有効検出領域の大きさは、前記第1のディスプレイに画像を表示する場合と、前記第2のディスプレイに画像を表示する場合とで異なることを特徴とする。
【0010】
あるいは本発明の撮像装置は、フォーカスレンズを介して入力した前記被写体の光学像を撮像信号に変換する撮像素子と、前記フォーカスレンズの位置を制御して設定されたフォーカス領域に対してフォーカス動作を行うレンズ制御部と、前記撮像素子の出力信号から映像信号を生成する信号処理回路と、前記信号処理回路の出力する映像信号を用いて前記被写体の画像を表示する第1のディスプレイと、前記信号処理回路の出力する映像信号を用いて前記被写体の画像を表示する第2のディスプレイと、前記被写体の画像を、前記第1のディスプレイと前記第2のディスプレイのいずれに表示するかを切り換える表示切換手段と、前記第1のディスプレイに表示された前記被写体の画像に対してフォーカス領域を設定するために、ユーザのタッチ操作位置を検出する第1のタッチパネルと、前記第2のディスプレイに表示された前記被写体の画像に対してフォーカス領域を設定するために、ユーザのタッチ操作位置を検出する第2のタッチパネルと、を備えた構成とする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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