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公開番号
2025024889
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-21
出願番号
2023129253
出願日
2023-08-08
発明の名称
非常用照明装置
出願人
三菱電機株式会社
,
三菱電機照明株式会社
代理人
弁理士法人高田・高橋国際特許事務所
主分類
H05B
47/115 20200101AFI20250214BHJP(他に分類されない電気技術)
要約
【課題】異常事態が発生したと誤認されることなく、点検動作の中断及び再開を制御できる非常用照明装置を提供する。
【解決手段】非常用照明装置は、光源ユニット、電源装置及び蓄電池を備え、センサに接続されている。光源ユニットは、電力供給に応じて点灯するよう構成され、センサは、人を検出すると人の在信号を電源装置に送信するよう構成される。電源装置は、蓄電池を充電する充電処理と、蓄電池から光源ユニットへの電力供給を開始する開始処理と、人の在信号の受信に応じて、電力供給を停止する中断処理と、中断処理中に、人の在信号を一定時間受信しなくなったことに応じて、電力供給を再開する再開処理と、蓄電池の電圧が特定の閾値になるまで放電されたときに、電力供給を完了する完了処理と、電力供給によって光源ユニットが点灯した時間の合計である合計点灯時間を算出し、既定の点灯時間以上であるかを判断する判断処理と、を実施する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
光源ユニット、電源装置及び蓄電池を備え、センサに接続されている非常用照明装置であり、
前記光源ユニットが、電力供給に応じて点灯するよう構成され、
前記センサが、人を検出すると人の在信号を電源装置に送信するよう構成され、
前記電源装置が、
商用電源から供給される電力によって前記蓄電池を充電する充電処理と、
前記蓄電池から前記光源ユニットへの電力供給を開始する開始処理と、
前記人の在信号の受信に応じて、前記電力供給を停止する中断処理と、
前記中断処理中に、前記人の在信号を一定時間受信しなくなったことに応じて、前記電力供給を再開する再開処理と、
前記蓄電池の電圧が特定の閾値になるまで放電されたときに、前記電力供給を完了する完了処理と、
前記電力供給によって前記光源ユニットが点灯した時間の合計である合計点灯時間を算出し、該合計点灯時間が既定の点灯時間以上であるかを判断する判断処理と
を実施するよう構成されている
非常用照明装置。
続きを表示(約 590 文字)
【請求項2】
前記電源装置が
前記中断処理から前記再開処理までの時間の合計が閾値を超えた場合、前記電力供給を中止する処理と、
前記充電処理を再度実施する再充電処理と、
前記再充電処理の後に、前記開始処理、前記中断処理、前記再開処理、前記完了処理及び前記判断処理を改めて実施する再実施処理と、
をさらに実施するよう構成され、
前記再実施処理が、前記再充電処理より前に前記光源ユニットが点灯した時間を、前記合計点灯時間から除外する処理である
請求項1に記載の非常用照明装置。
【請求項3】
前記合計点灯時間が、点灯時間に影響する要素に基づいて補正される
請求項1に記載の非常用照明装置。
【請求項4】
前記中断処理あるいは前記再開処理の開始がディレイ制御される
請求項1に記載の非常用照明装置。
【請求項5】
前記センサが内蔵されている、請求項1に記載の非常用照明装置。
【請求項6】
前記センサが前記電源装置に内蔵されている
請求項1に記載の非常用照明装置。
【請求項7】
タイマーをさらに備え、
前記開始処理が、前記タイマーに予め設定された開始時刻に自動で開始される
請求項1に記載の非常用照明装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、非常用照明装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
非常用照明装置の一種である誘導灯及び非常灯は、日本の消防庁告示あるいは建築基準法等によって点検が義務付けられている。この点検作業は非常点灯を伴うため、通常時に使用する光源を停止することがある。そのため、非常用照明装置の設置場所及び環境次第では、点検中に操業を止めるあるいは休業日に点検を行う必要がある。これにより、点検者の負担が増大する課題があった。
【0003】
上述の課題は、特許文献1に開示されている、非常電源の使用期間に基づいて点検作業を自動的に開始する点灯装置によって解決できる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-27706号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし上述の点検作業は非常点灯を伴うため、非常用照明装置が一般ユーザーの視界に入る場所に設置されている場合、異常事態が発生したと誤認される課題があった。
【0006】
また、非常用照明装置の点検作業には、規定時間の非常点灯が可能であるかを確認する点検項目がある。そのため、点検動作が中断された場合は、蓄電池の充電及び点検動作を始めから再開する必要があり、点検者の負担が増大する課題があった。
【0007】
本開示は上述の問題を解決するため、一般ユーザーから異常事態が発生したと誤認されることなく、点検動作の中断及び再開を制御できる非常用照明装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示の態様は、光源ユニット、電源装置及び蓄電池を備え、センサに接続されている非常用照明装置であり、光源ユニットが、電力供給に応じて点灯するよう構成され、センサが、人を検出すると人の在信号を電源装置に送信するよう構成され、電源装置が、商用電源から供給される電力によって蓄電池を充電する充電処理と、蓄電池から光源ユニットへの電力供給を開始する開始処理と、人の在信号の受信に応じて、電力供給を停止する中断処理と、中断処理中に、人の在信号を一定時間受信しなくなったことに応じて、電力供給を再開する再開処理と、蓄電池の電圧が特定の閾値になるまで放電されたときに、電力供給を完了する完了処理と、電力供給によって光源ユニットが点灯した時間の合計である合計点灯時間を算出し、該合計点灯時間が既定の点灯時間以上であるかを判断する判断処理と、を実施するよう構成されている非常用照明装置であることが好ましい。
【発明の効果】
【0009】
本開示の態様によれば、一般ユーザーから異常事態が発生したと誤認されることなく、点検動作の中断及び再開を制御できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本開示の実施の形態1に係る非常用照明システムを示すイメージ図である。
本開示の実施の形態1に係る非常用照明装置を示す斜視図である。
本開示の実施の形態1に係る非常用照明装置を示す構造分解図である。
本開示の実施の形態1に係る非常用照明装置の下面図である。
本開示の実施の形態1に係る人感センサを示す図である。
本開示の実施の形態1に係る点検用リモコンを示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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