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公開番号2025024547
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-20
出願番号2023128737
出願日2023-08-07
発明の名称二次電池
出願人株式会社村田製作所
代理人弁理士法人つばさ国際特許事務所
主分類H01M 50/184 20210101AFI20250213BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】コンパクトな構成でありながら高い容量を有する電池を提供する。
【解決手段】本開示の一実施の形態の電池は、電池素子、外装体、封止体を備える。外装体は、第1の底部と、第1の方向に第1の底部と対向する第2の底部と、第1の底部と第2の底部との間に位置すると共に電池素子を取り囲む側壁部とを有する。外装体は、第1の底部として、電池素子に対し第1の方向に隣り合って配置されて電池素子と接続された端子部材と、その端子部材と離間し第1の方向に眺めた平面視において端子部材と重なり合うことなく端子部材を取り囲む環状の蓋部とを有する。外装体は、第2の底部および側壁部として、蓋部と接合されて電池素子を収容する収容部を有する。封止体は、端子部材の一部および蓋部の一部のそれぞれと接して第1の方向に重なり合うと共に端子部材と蓋部との隙間の少なくとも一部を覆うように配置される。
【選択図】図1B
特許請求の範囲【請求項1】
電池素子と、
第1の底部と、第1の方向に前記第1の底部と対向する第2の底部と、前記第1の底部と前記第2の底部との間に位置すると共に前記電池素子を取り囲む側壁部とを有する外装体と、
封止体と
を備え、
前記外装体は、
前記第1の底部として、前記電池素子に対し前記第1の方向に隣り合って配置されて前記電池素子と接続された端子部材と、前記端子部材と離間し前記第1の方向に眺めた平面視において前記端子部材と重なり合うことなく前記端子部材を取り囲む環状の蓋部とを有し、
前記第2の底部および前記側壁部として、前記蓋部と接合されて前記電池素子を収容する収容部を有し、
前記封止体は、
前記端子部材の一部および前記蓋部の一部のそれぞれと接して前記第1の方向に重なり合うと共に前記端子部材と前記蓋部との隙間の少なくとも一部を覆うように配置される
電池。
続きを表示(約 690 文字)【請求項2】
前記端子部材は、前記第1の方向において前記蓋部よりも前記外装体の内側に配置されている
請求項1記載の電池。
【請求項3】
前記蓋部は開口を有し、
前記端子部材は、前記開口の内部に配置されている
請求項1記載の電池。
【請求項4】
前記第1の方向において前記端子部材が占める領域は、前記第1の方向において前記蓋部が占める領域内に含まれている
請求項1記載の電池。
【請求項5】
前記封止体は、前記端子部材と前記蓋部との隙間を封止する
請求項1に記載の電池。
【請求項6】
前記端子部材と前記蓋部との隙間の少なくとも一部を埋める樹脂をさらに備えた
請求項1記載の電池。
【請求項7】
前記封止体は、前記端子部材の外側表面の一部および前記蓋部の外側表面の一部のそれぞれを覆っている
請求項1記載の電池。
【請求項8】
前記端子部材の内側表面の一部および前記蓋部の内側表面の一部のそれぞれを覆うと共に前記隙間を封止する追加封止体をさらに備えた
請求項1記載の電池。
【請求項9】
前記封止体は、基材層と、前記端子部材の一部および前記蓋部の一部のそれぞれと前記基材層とを接合する接合層とを含む積層構造を有する
請求項1記載の電池。
【請求項10】
前記基材層の剛性は、前記接合層の剛性よりも高い
請求項9記載の電池。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、二次電池に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
携帯電話機などの多様な電子機器が普及しているため、小型かつ軽量であると共に高エネルギー密度を得ることが可能である電源として、二次電池の開発が進められている。この二次電池は、外装部材の内部に収納された正極、負極および電解質を備えており、その二次電池の構成に関しては、様々な検討がなされている(例えば特許文献1参照)。
【0003】
例えば特許文献1には、正極体と負極体とがセパレータを介して積層または捲回されてなる電極体と、その電極体を収納する外装ケースとを備える密閉型蓄電装置が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-46639号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
二次電池の性能を改善するために様々な検討がなされている。しかしながら、二次電池の性能には改善の余地がある。
【0006】
したがって、コンパクトな構成でありながら高い容量を有する電池を提供することが望まれる。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一実施形態の電池は、電池素子と、外装体と、封止体とを備える。外装体は、第1の底部と、第1の方向に第1の底部と対向する第2の底部と、第1の底部と第2の底部との間に位置すると共に電池素子を取り囲む側壁部とを有する。外装体は、第1の底部として、電池素子に対し第1の方向に隣り合って配置されて電池素子と接続された端子部材と、その端子部材と離間し前記第1の方向に眺めた平面視において端子部材と重なり合うことなく端子部材を取り囲む環状の蓋部とを有する。外装部材は、第2の底部および側壁部として、蓋部と接合されて電池素子を収容する収容部を有する。封止体は、端子部材の一部および蓋部の一部のそれぞれと接して第1の方向に重なり合うと共に端子部材と蓋部との隙間の少なくとも一部を覆うように配置される。
【発明の効果】
【0008】
本開示の一実施形態の電池によれば、蓋部と端子部材とが第1の方向に重なり合うことなく、電池素子が外装体の内部に収容される。このため、本開示の一実施形態の二次電池は、薄型の形状でありながら高い容量を有することができる。
【0009】
なお、本開示の効果は、必ずしもここで説明された効果に限定されるわけではなく、後述する本技術に関連する一連の効果のうちのいずれの効果でもよい。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1Aは、本開示の一実施の形態としての二次電池の構成を表す斜視図である。
図1Bは、図1Aに示した二次電池の分解斜視図である。
図2は、図1Aに示した二次電池の断面構成を表す垂直断面図である。
図3は、図2に示した二次電池の一部の断面構成を拡大して表す拡大断面図である。
図4は、図2に示した電池素子の構成を表す部分断面図である。
図5Aは、図1Aに示した二次電池の製造方法を表す第1の断面図である。
図5Bは、図1Aに示した二次電池の製造方法を表す第2の断面図である。
図5Cは、図1Aに示した二次電池の製造方法を表す第3の断面図である。
図5Dは、図1Aに示した二次電池の製造方法を表す第4の断面図である。
図6は、第1変形例の二次電池の垂直断面構成を表す断面図である。
図7は、第2変形例の二次電池の一部の断面構成を拡大して表す拡大断面図である。
図8は、第3変形例の二次電池の一部の断面構成を拡大して表す拡大断面図である。
図9は、第4変形例の二次電池の一部の断面構成を拡大して表す拡大断面図である。
図10は、第5変形例の二次電池の一部の断面構成を拡大して表す拡大断面図である。
図11は、第6変形例の二次電池の一部の断面構成を拡大して表す拡大断面図である。
図12は、第7変形例の二次電池の一部の断面構成を拡大して表す拡大断面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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