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公開番号
2025023989
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-19
出願番号
2024193153,2023197852
出願日
2024-11-01,2019-08-09
発明の名称
仲介装置、それを用いた仲介方法及びプログラム
出願人
川崎重工業株式会社
代理人
弁理士法人有古特許事務所
主分類
B25J
9/22 20060101AFI20250212BHJP(手工具;可搬型動力工具;手工具用の柄;作業場設備;マニプレータ)
要約
【課題】遠隔操作ロボットの利用拡大を図ることが可能な仲介装置及びそれを用いた仲介方法を提供する。
【解決手段】仲介装置(2)は、複数のロボット(5)から、当該複数のロボット(5)を操作して複数の作業を行う遠隔作業者の募集を受信し、当該仲介装置(2)を有する仲介者のネットワーク(4)上のサイトに複数の作業を行う遠隔作業者の募集を掲示し、且つ、複数の遠隔作業者が、複数の操作端末(3)から前記サイトにアクセスして複数の作業を行う遠隔作業者の募集に対し複数の応募をした場合、この複数の応募に基づいて、1以上のロボット(5)及び1以上の操作端末(3)を、1以上の選択ロボット(5)及び1以上の選択操作端末(3)として選択し、且つ、1以上の選択操作端末(3)によって1以上の選択ロボット(5)を操作することが可能なように、1以上の選択操作端末(3)を1以上の選択ロボット(5)に接続するよう構成されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の遠隔作業者が操作する複数の操作端末と1以上のロボット保有者が保有する複数のロボットとにデータ通信可能なネットワークを介して接続された、仲介者が有する仲介装置であって、
前記仲介装置は、
前記複数のロボット及び前記複数の操作端末から、1以上の前記ロボット及び1以上の前記操作端末を、1以上の選択ロボット及び1以上の選択操作端末として選択し、且つ、
前記1以上の選択操作端末によって前記1以上の選択ロボットを操作することが可能なように、前記複数の作業の形態に応じて、前記1以上の選択操作端末を前記1以上の選択ロボットに、n(nは2以上の自然数)対1、1対m(mは2以上の自然数)、及びn対mの少なくともいずれかの関係で接続するよう構成されており、
前記仲介装置は、
前記複数のロボットから、当該複数のロボットを操作して複数の作業を行う遠隔作業者の募集を受信し、当該仲介装置を有する前記仲介者の前記ネットワーク上のサイトに前記複数の作業を行う遠隔作業者の募集を掲示し、
前記複数の操作端末から、前記サイトを介して、前記募集に対する応募を受信し、
前記応募の応募要項が前記募集の募集要項に適合するか否かを判定し、前記複数のロボット及び前記複数の操作端末から、前記応募の応募要項と前記募集の募集要項とが互いに適合する前記1以上のロボット及び前記1以上の操作端末を、前記1以上の選択ロボット及び前記1以上の選択操作端末として選択するよう構成されている、仲介装置。
続きを表示(約 2,100 文字)
【請求項2】
複数の遠隔作業者が操作する複数の操作端末と1以上のロボット保有者が保有する複数のロボットとにデータ通信可能なネットワークを介して接続された、仲介者が有する仲介装置であって、
前記仲介装置は、
前記複数のロボット及び前記複数の操作端末から、1以上の前記ロボット及び1以上の前記操作端末を、1以上の選択ロボット及び1以上の選択操作端末として選択し、且つ、
前記1以上の選択操作端末によって前記1以上の選択ロボットを操作することが可能なように、前記複数の作業の形態に応じて、前記1以上の選択操作端末を前記1以上の選択ロボットに、n(nは2以上の自然数)対1、1対m(mは2以上の自然数)、及びn対mの少なくともいずれかの関係で接続するよう構成されており、
前記仲介装置は、
前記複数のロボットから、当該複数のロボットを操作して複数の作業を行う遠隔作業者に対する募集要項を受信し、
前記複数の操作端末から、当該複数の操作端末を操作する前記複数の遠隔作業者の就労要項を受信するように更に構成されており、
前記仲介装置は、前記複数の募集要項と前記複数の就労要項とを対比し、前記募集要項と前記就労要項とが互いに適合する前記1以上のロボット及び前記1以上の操作端末を、前記1以上の選択ロボット及び前記1以上の選択操作端末として選択するよう構成されている、仲介装置。
【請求項3】
複数の遠隔作業者が操作する複数の操作端末と1以上のロボット保有者が保有する複数のロボットとにデータ通信可能なネットワークを介して接続された、仲介者が有する仲介装置を用いた仲介方法であって、
前記仲介方法は、
前記仲介装置によって、前記複数のロボット及び前記複数の操作端末から、1以上の前記ロボット及び1以上の前記操作端末を、1以上の選択ロボット及び1以上の選択操作端末として選択する工程と、
前記仲介装置によって、前記1以上の選択操作端末によって前記1以上の選択ロボットを操作することが可能なように、前記複数の作業の形態に応じて、前記1以上の選択操作端末を前記1以上の選択ロボットに、n(nは2以上の自然数)対1、1対m(mは2以上の自然数)、及びn対mの少なくともいずれかの関係で接続する工程と、を含み、
前記仲介装置によって、前記複数のロボットを操作して複数の作業を行う遠隔作業者の募集を受信する工程と、
前記仲介装置によって、当該仲介装置を有する前記仲介者の前記ネットワーク上のサイトに前記複数の作業を行う遠隔作業者の募集を掲示する工程と、
前記複数の操作端末から、前記サイトを介して、前記募集に対する応募を受信する工程と、を更に含み、
前記1以上の選択ロボット及び前記1以上の選択操作端末を選択する工程は、前記仲介装置によって、前記応募の応募要項が前記募集の募集要項に適合するか否かを判定し、前記複数のロボット及び前記複数の操作端末から、前記応募の応募要項と前記募集の募集要項とが互いに適合する前記1以上のロボット及び前記1以上の操作端末を、前記1以上の選択ロボット及び前記1以上の選択操作端末として選択する工程である、仲介方法。
【請求項4】
複数の遠隔作業者が操作する複数の操作端末と1以上のロボット保有者が保有する複数のロボットとにデータ通信可能なネットワークを介して接続された、仲介者が有する仲介装置を用いた仲介方法であって、
前記仲介方法は、
前記仲介装置によって、前記複数のロボット及び前記複数の操作端末から、1以上の前記ロボット及び1以上の前記操作端末を、1以上の選択ロボット及び1以上の選択操作端末として選択する工程と、
前記仲介装置によって、前記1以上の選択操作端末によって前記1以上の選択ロボットを操作することが可能なように、前記複数の作業の形態に応じて、前記1以上の選択操作端末を前記1以上の選択ロボットに、n(nは2以上の自然数)対1、1対m(mは2以上の自然数)、及びn対mの少なくともいずれかの関係で接続する工程と、を含み、
前記仲介装置によって、前記複数のロボットから、当該複数のロボットを操作して複数の作業を行う遠隔作業者に対する募集要項を受信する工程と、
前記仲介装置によって、前記複数の操作端末から、当該複数の操作端末を操作する前記複数の遠隔作業者の就労要項を受信する工程と、を更に含み、
前記1以上の選択ロボット及び前記1以上の選択操作端末を選択する工程は、前記仲介装置によって、前記複数の募集要項と前記複数の就労要項とを対比し、前記募集要項と前記就労要項とが互いに適合する前記1以上のロボット及び前記1以上の操作端末を、前記1以上の選択ロボット及び前記1以上の選択操作端末として選択する工程である、仲介方法。
【請求項5】
請求項3又は4に記載された仲介方法をプロセッサに実行させる、プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、仲介装置及びそれを用いた仲介方法に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から遠隔操作されるロボットが知られている。例えば、特許文献1に記載された遠隔マニピュレータシステムでは、ロボットマニピュレータが遠隔制御ステーションのオペレーターによって、操作される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-061032公開特許公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上記遠隔操作ロボットを含むロボットは、社会において、あまり広く利用されていない。従って、遠隔操作ロボットの利用拡大を図る必要がある。
【0005】
本発明はこのような課題を解決するためになされたもので、遠隔操作ロボットの利用拡大を図ることが可能な仲介装置及びこれを用いた仲介方法を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明者等は、上記課題を鋭意検討した。その結果、以下の知見を得た。
【0007】
遠隔操作ロボットの利用拡大を図るためには、ロボットの適用分野を拡大するだけではなく、社会における製造業に携わる人々以外のより多くの人々がロボットに触れる機会を増やす施策が必要である。
【0008】
社会には、やむを得ない事情(子育て、介護、病気、障害、体力の衰え等)で、就労していない人々(以下、特定未就労者と呼ぶ)がいる。その中には、例えば、ゲームにおけるゲームコントローラの操作に関して格別に優れたスキルを持ったゲーマー(game player)が存在するように、ロボット操作に関して格別に優れたスキルを持った人が存在すると想定される。
【0009】
そこで、本発明者等は、彼らがロボットに触れる機会を作り、彼らに社会貢献をさせることを想到した。
【0010】
具体的には、例えば、彼らが、自宅にいながら、ゲームコントローラでインターネットを介して産業用ロボットを操作し、その対価として労働賃金を得る。一般的に、産業用ロボットの操作器は、高機能で且つ高価なコミュニケータであり、一般人が入手できない。一方、ゲームコントローラは、キー操作による相対的に低機能の操作器であり、一般人が数万円程度で入手できる。しかも、ゲームコントローラのキー操作による操作信号を産業用ロボットの動作指令に変換してやれば、ゲームコントローラの操作者がその信号変換に合わせてロボットを上手く操作してくれる。
(【0011】以降は省略されています)
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