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公開番号
2025022791
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-14
出願番号
2024119976
出願日
2024-07-25
発明の名称
ハロゲン含有ポリマー、並びにそれを含有する難燃性樹脂組成物及び成型物
出願人
東ソー株式会社
代理人
主分類
C08G
65/40 20060101AFI20250206BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約
【課題】誘電特性に優れるハロゲン含有ポリマーを提供する。
【解決手段】下記一般式(1)
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(式中、Rは、炭素数1~6のアルキレン基、-S-、又は-SO
2
-を示す。nは、平均繰り返し数を表し、実数で表される。)で示される繰り返し単位を少なくとも1つ以上有するハロゲン含有ポリマーであって、そのポリマー鎖末端に、下記式(2)乃至(5)
<com:Image com:imageContentCategory="Drawing"> <com:ImageFormatCategory>JPEG</com:ImageFormatCategory> <com:FileName>2025022791000013.jpg</com:FileName> <com:HeightMeasure com:measureUnitCode="Mm">15</com:HeightMeasure> <com:WidthMeasure com:measureUnitCode="Mm">143</com:WidthMeasure> </com:Image>
から選ばれる少なくとも一つの末端基を有し、式(2)乃至(5)のうち、式(3)及び(4)で示されるヒドロキシ末端基の割合が20%以下である、ハロゲン含有ポリマー。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
下記一般式(1)
JPEG
2025022791000010.jpg
33
101
(式中、Rは、炭素数1~6のアルキレン基、-S-、又は-SO
2
-を示す。nは、平均繰り返し数を表し、実数で表される。)
で示される繰り返し単位を少なくとも1つ以上有するハロゲン含有ポリマーであって、そのポリマー鎖末端に、下記式(2)乃至(5)
JPEG
2025022791000011.jpg
15
143
(式(2)中、Yは、ハロゲン原子を示す。)
からなる群より選ばれる少なくとも一つの末端基を有し、一般式(2)乃至(5)で示される末端基のうち、式(3)、及び(4)で示されるヒドロキシ末端基の割合が20%以下であることを特徴とし、さらに、前記ハロゲン含有ポリマーの全量を100質量%として、当該ハロゲン含有ポリマーに含まれるアルカリ金属イオン濃度が1.5質量%以下であることを特徴とする、ハロゲン含有ポリマー。
続きを表示(約 270 文字)
【請求項2】
一般式(2)乃至(5)で示される末端基のうち、式(3)、及び(4)で示されるヒドロキシ末端基の割合が0~10%である、請求項1に記載のハロゲン含有ポリマー。
【請求項3】
アルカリ金属イオン濃度が0.0001~1質量%である、請求項1に記載のハロゲン含有ポリマー。
【請求項4】
請求項1~3のいずれか一項に記載のハロゲン含有ポリマーと樹脂成分を含む難燃性低誘電特性樹脂組成物。
【請求項5】
請求項4に記載の難燃性低誘電特性樹脂組成物からなる難燃性低誘電特性樹脂成型物。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ハロゲン含有ポリマー、並びにそれを含有する難燃性樹脂組成物及び成型物に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)
【背景技術】
【0002】
難燃剤は、樹脂中に混合させることで、樹脂に難燃性を賦与する添加剤として良く知られている。このうち、臭素を多量に含む化合物は、ハロゲン系難燃剤として古くから多くの樹脂に添加、使用されている。例えば、代表的な臭素系難燃剤の一つであるテトラブロモビスフェノールAは、世界で最も多く生産されるハロゲン系難燃剤として知られている。
【0003】
ハロゲン系難燃剤の一種である臭素系難燃剤は、一般的に、性能面や価格面で他の種類の難燃剤(リン系、無機系など)と比較して優れた物性を示す傾向があるが、生体への影響、及び環境影響への配慮から、一部のハロゲン系難燃剤の製造等が規制の対象とされてきている。この状況に対応するため、最近の臭素系難燃剤の開発は、生体及び環境への影響が比較的小さいとされる高分子型の臭素系難燃剤に重点が置かれる傾向にある。
【0004】
例えば、テトラブロモビスフェノールAをエチレン基で連結したハロゲン含有ポリマーが報告されている(例えば、特許文献1~5)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開昭51-117737号公報
特公昭56-8809号公報
特開昭53-128656号公報
特公昭62-1973号公報
特開2020-200371号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
従来公知のハロゲン含有ポリマーについては、誘電損失が高い傾向があり、高周波数帯の電波を利用した高速通信に用いる電子機器・デバイスに適用される低誘電材料向けの難燃剤としての利用が困難であるという課題があった。
【0007】
本発明は上記の背景技術に鑑みてなされたものであり、その目的は、誘電損失が小さいハロゲン含有ポリマー、及びその用途を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明者らは鋭意検討した結果、下記の発明によって上記課題が解決できることを見出し、本発明を完成させるに至った。
【0009】
すなわち本願発明は、以下に示すハロゲン含有ポリマー、該ハロゲン含有ポリマーを含む難燃性低誘電特性樹脂組成物、及び該難燃性低誘電特性樹脂組成物からなる難燃性低誘電特性樹脂成型物に係る。
【0010】
[1]
下記一般式(1)
(【0011】以降は省略されています)
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