TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025022653
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-14
出願番号2023134277
出願日2023-08-03
発明の名称保持器
出願人個人,個人,個人,個人,個人
代理人
主分類A45B 11/02 20060101AFI20250206BHJP(手持品または旅行用品)
要約【課題】本考案は、雨具および釣具の保持器に関するものである。ここで、雨具とは、傘を保持するもので、釣具とは釣竿を保持するものである。
傘を持つ行為や、釣竿を持つ行為において、手を使わずに、身体に身に着けた保持器で機械的に傘または、釣竿を保持するものである。
【解決手段】保持器は、保持器本体とアダプタから構成される。保持器本体は、雨具と釣具に共用で、アダプタは、雨具用と釣具用がある。雨具用のアダプタは、傘を保持するもので、釣具用のアダプタは、釣竿を保持するものである。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
保持器は保持器本体(図3,図4)及びアダプタ(図5または図6)から構成される。保持器本体は、保持フレーム(図3)と胴ベルト(図4)から構成される。保持フレーム(図3)は、上部フレーム1、下部フレーム2、アダプタ取付穴3、中間ヒンジ4、上部ヒンジ6、二点の座7、肩ベルト8からなる。アダプタ取付穴3には、押しねじ10が設けており、下部フレームには切り欠き11を設けている。胴ベルト(図4)には、ベルトクリップ21を設けていることを特徴とする保持器。
続きを表示(約 130 文字)【請求項2】
傘用のアダプタ(図5)は、クランプ30、ハンドル31及びレバー32からなることを特徴とする保持器。
【請求項3】
釣竿用のアダプタ(図6)は、支持台40、連結金具41及び補助ベルト42からなることを特徴とする保持器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は雨具および釣り具の保持器に関する。
続きを表示(約 2,900 文字)【先行技術文献】
【】
インターネットで傘を手で持たない保持器と検索するといくつかの種類のものが検出できる。
肩のところに傘を取り付けるものや、背中のところから傘を保持するもの、リュック型のもの、帽子状の傘をかぶるもの、ドローンで保持するもの等がある。
本考案に比較的似ているものとして肩のところに保持器を取り付けて傘を保持するものについて調べてみた。
なお、釣竿用の保持器については、先行例は、見当たらなかった。
先行技術 例1
名称 HURIIA傘ホルダー
販売業者 ハハサス(株)
特徴
折り畳み傘用で、柄の太さが10mmのものが保持できる。ただし、重い傘は、ずり落ちるので使用不可。ホルダーと一緒に販売している傘がおすすめのである。ホルダーには付属品としてストラップがついており、これを使えば、よりしっかり固定できると記載されている。
先行技術 例2
名称 手ばらんブレラ
販売業者 フォレスト 他3社あるが、全て販売終了。
特徴
くねくね自在に曲がる棒の端に、めねじが切ったもので保持する。折り畳み傘の取っ手を外すと、傘側におねじが出てくる。これを保持器のめねじに取り付ける。くねくね自在に曲がる棒を腕の付け根に巻き付けることで、傘を保持する。くねくねの棒は、倒れやすいので、前屈みになると傘が倒れてしまうので注意が必要。なお、使用できるのは折り畳み傘のみ。
普段、傘をさすときは、傘の柄を胸元の近くで傘がほぼ垂直になるようにさすのが一般的である。先行技術の例のように、傘の柄が肩や背中にくるのは、違和感があり、使いにくい。また、傘の質量は、400~600gあり、重心位置は、傘の柄から45cmくらい上方にあり転倒しやすい。傘が傾くと重心位置がずれてさらに転倒しやすくなる。この転倒モーメントに対抗する仕組みが先行技術では、無いかあっても弱い。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【】
TIFF
2025022653000002.tif
11
159
持器本体とアダプタから構成される。保持器本体は、雨具と釣具に共用で、アダプタは、雨具用と釣具用がある。雨具用のアダプタは、傘を保持するもので、釣具用のアダプタは、釣竿を保持するものである。
傘を持つ行為や、釣竿を持つ行為において、手を使わずに、身体に身に着けた保持器で機械的に傘または、釣竿を保持するものである。
身体に身に着けた保持器で機械的に保持する場合の解決すべき課題について見てみる。
【0002】
傘は普段傘をさすように、胸元あたりに傘の柄があり、ほぼ垂直の状態で保持でき、釣竿は、体の脇にほぼ水平の位置で保持できること。
【0003】
保持器は、色々な体形の人に装着できること。
【0004】
傘をさす場合、しっかり保持できて、歩行時もグラグラしないこと。
【0005】
身体の向きを変えた場合、傘の慣性のため振れやすくなる。この振れを速やかに抑えること。
【0006】
保持器は使用しない場合、荷物になるので、バッグ等に収納できるように軽量で、かつコンパクトであること。
【0007】
人の多い場所で傘をさす場合、他の人の傘と干渉しないこと。
【0008】
傘には、雨傘、日傘、折り畳み傘などがあり、傘の柄の太さや形状が色々あるが、これらに対応できること。
【0009】
保持器の脱着が容易であること。
【課題を解決するための手段】
【0010】
TIFF
2025022653000003.tif
12
124
図1は、傘を保持している状態を示し、図2は、釣竿を保持している状態を示している。
保持器は保持器本体及びアダプタから構成される。保持器本体は共通で、アダプタは保持するものにより異なり、本考案では、傘の場合と釣竿の場合でそれぞれ対応したアダプタを保持器本体に取り付けて使用する。
保持器本体は、図3の保持フレームと図4の胴ベルトからなる。
図3の保持フレームは、上部フレーム1、下部フレーム2、アダプタ取付穴3、中間ヒンジ4、上部ヒンジ5、二点の座6、肩ベルト7、アジャスタ8、ナスカン9、押しねじ10、切り欠き11から構成される。
図4の胴ベルトは、ベルト20、ベルトクリップ21、リング22
アジャスタ23、ナスカン24から構成される。
図4の胴ベルトは、通常のベルトのように腰に巻いて取り付けるものである。リング22にナスカン24をかけてベルトをしめるようにしている。アジャスタ23は、ベルトの長さ調整用である。リング22は、体の右側面にくるようにする。ベルトクリップ21は、上下の爪のところにベルトを通し、反対側の爪は上向きなるように取り付ける。ベルリップ21の位置は、体前面の左腰骨付近にくるようにする。
図3の保持フレームの上部フレーム1と下部フレーム2は、中間ヒンジ4で連結される。本保持器を使用しない場合は、折りたたむことができる。使用する場合は、上部フレーム1と下部フレーム2を開いていき、180度まで開くと上下フレームの端面が突き当り止まるようにしている。実施例では、中間ヒンジ4はトルクヒンジを使用している。上部フレーム1の上側には、上部ヒンジ5を介して二点の座6と肩ベルト7が連結されている。
図3の保持フレームの装着方法は、左手で図3の保持フレームを持ち、身体の左側前面に配置し、肩ベルト7を左肩を通り、背中を斜めに通り、ナスカン9を図4の胴ベルトのリング22に取り付ける。
二点の座6は鎖骨近辺に押し当てる。下部フレーム2の切り欠き11を図4の胴ベルトのベルトクリップ21の上向きの爪に差し込んで固定する。
図3の保持フレームのフレーム部分は全体としてハット型になっており、胸部や腹部の凹凸に干渉しないようにしている。
上部フレーム1の上側に上部ヒンジ5を介して二点の座6と肩ベルト7を設けている。二点の座6は、鎖骨の下辺りにあてがわれるが、着座面がほぼ垂直の人や隆起している人など個人差がある。これらは、上部ヒンジ5で二点の座6が回転することで対応することができるようにしている。また、肩ベルト7の上部ヒンジの接合部が二点の座で身体の表面から離れていることが、保持フレームを安定して押し当てる効果を与えている。
アダプタ取付穴3はアダプタ(図5、図6)を取り付ける穴である。アダプタ取付穴3には、押しねじ10が設けてあり、アダプタ(図5、図6)のレバー(32,43)をアダプタ取付穴3に差し込み押しねじ10で固定する。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

個人
傘袋
11か月前
個人
バッグ
5か月前
個人
令和花傘
9か月前
個人
杖自立具
8か月前
個人
カサ
10か月前
個人
水筒
6か月前
個人
毛髪乾燥装置
11か月前
個人
爪切り具
7か月前
個人
カードファイル
8か月前
個人
1か月前
個人
コインホルダー
12か月前
個人
耳カバー
5か月前
個人
ヘアードライヤー
5か月前
個人
傘カバー収納装置
11か月前
イズミ工業株式会社
9か月前
イズミ工業株式会社
9か月前
株式会社コーワ
清掃櫛
11か月前
個人
ボックスホルダー
7か月前
個人
滑らないヘアピン
1か月前
個人
毛髪カット補助具
6か月前
個人
物品取付具
10か月前
個人
車内雨傘収納保管具
7か月前
ぺんてる株式会社
塗布具
9か月前
個人
香りカプセル
3か月前
個人
電動爪削り器
2か月前
個人
自動でたためる傘袋
6か月前
個人
折り畳み収納買物袋
10か月前
個人
理美容用クロス
7か月前
大網株式会社
うちわ
6か月前
個人
リュックサック
2か月前
個人
手提げ袋携帯ホルダー
4日前
個人
化粧用塗布具・筆記具
11か月前
個人
折りたたみ傘の石突き
7か月前
大忠株式会社
バッグ
24日前
個人
傘の折り畳み式滴受け具
3か月前
個人
傘の雨垂れ防止キャップ
8か月前
続きを見る