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公開番号2025022434
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-14
出願番号2023126996
出願日2023-08-03
発明の名称電力変換装置
出願人河村電器産業株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類H02M 7/06 20060101AFI20250206BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】ヒューズ設置にかかる負担を軽減する電力変換装置を提供する。
【解決手段】3相交流電力を、12相変圧器である多相変圧器3を使用して多相の交流電力に変換し、変換された多相交流電力を全波整流回路4を使用して直流電力に変換する電力変換装置1であって、多相変圧器3の2次側の主巻線R1、S1、T1と、全波整流回路4との間の電流経路の電流経路にヒューズH1、H2、H3を設ける。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
3相交流電力を多相変圧器を使用して多相の交流電力に変換し、変換された多相交流電力を全波整流回路を使用して直流電力に変換する電力変換装置であって、
前記多相変圧器の2次側の主巻線の電流経路にヒューズを設けた、
電力変換装置。
続きを表示(約 420 文字)【請求項2】
前記多相変圧器の2次側の主巻線と前記全波整流回路との間の電流経路に前記ヒューズを設けた、
請求項1に記載の電力変換装置。
【請求項3】
前記多相変圧器は12相変圧器であり、
前記12相変圧器の2次側の主巻線の3相それぞれに前記ヒューズを設けた、
請求項2に記載の電力変換装置。
【請求項4】
前記ヒューズの溶断を検出するヒューズ溶断検出部と、
前記ヒューズの溶断が検出された場合に所定の信号を出力する報知部と、
を備える請求項1から3のいずれか1項に記載の電力変換装置。
【請求項5】
前記所定の信号は報知信号である、
請求項4に記載の電力変換装置。
【請求項6】
前記所定の信号が出力された場合に、前記3相交流電力の前記多相変圧器への入力を遮断する遮断部、
をさらに備える請求項4に記載の電力変換装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電力変換装置に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、多相変圧器を使用して3相交流電力から直流電力を生成する場合に、2次側にスター結線した巻線とデルタ結線した巻線を設けた6相変圧器を使用して、生成された6相電圧を全波整流して直流電力を生成する電力変換装置が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-295155号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、特許文献1に記載された電力変換装置では、全波整流回路が用いるダイオードの故障による二次的な故障の発生を防止するために、2次側のスター結線した巻線とデルタ結線した巻線の全相それぞれにヒューズを設ける必要がある。このため、ヒューズの設置場所やコスト等のヒューズ設置にかかる負担が大きい。
【0005】
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、その目的は、ヒューズ設置にかかる負担を軽減することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様は、3相交流電力を多相変圧器を使用して多相の交流電力に変換し、変換された多相交流電力を全波整流回路を使用して直流電力に変換する電力変換装置であって、前記多相変圧器の2次側の主巻線の電流経路にヒューズを設けた、電力変換装置である。
本発明の一態様は、上記の電力変換装置において、前記多相変圧器の2次側の主巻線と前記全波整流回路との間の電流経路に前記ヒューズを設けた、電力変換装置である。
本発明の一態様は、上記の電力変換装置において、前記多相変圧器は12相変圧器であり、前記12相変圧器の2次側の主巻線の3相それぞれに前記ヒューズを設けた、電力変換装置である。
本発明の一態様は、上記の電力変換装置において、前記ヒューズの溶断を検出するヒューズ溶断検出部と、前記ヒューズの溶断が検出された場合に所定の信号を出力する報知部と、を備える電力変換装置である。
本発明の一態様は、上記の電力変換装置において、前記所定の信号は報知信号である、電力変換装置である。
本発明の一態様は、上記の電力変換装置において、前記所定の信号が出力された場合に、前記3相交流電力の前記多相変圧器への入力を遮断する遮断部、をさらに備える電力変換装置である。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、ヒューズ設置にかかる負担を軽減することができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
一実施形態に係る電力変換装置の構成例を示すブロック図である。
一実施形態に係る12相変圧器の具体的構成を示す説明図である。
一実施形態に係る12相変圧器の具体的構成を示す説明図である。
一実施形態に係る電力変換装置の電流経路を示す図である。
一実施形態に係る電力変換装置の電流経路を示す図である。
一実施形態に係る電力変換装置の電流経路を示す図である。
一実施形態に係る電力変換装置の電流経路を示す図である。
一実施形態に係る電力変換装置の電流経路を示す図である。
一実施形態に係る電力変換装置の電流経路を示す図である。
一実施形態に係る電力変換装置の電流経路を示す図である。
一実施形態に係る電力変換装置の電流経路を示す図である。
一実施形態に係る電力変換装置の電流経路を示す図である。
一実施形態に係る電力変換装置の電流経路を示す図である。
一実施形態に係る電力変換装置の電流経路を示す図である。
一実施形態に係る電力変換装置の電流経路を示す図である。
一実施形態に係る電力変換装置の変形例を示すブロック図である。
一実施形態に係る電力変換装置の変形例を示すブロック図である。
一実施形態に係る電力変換装置の他の変形例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照し、本発明の実施形態について説明する。
図1は、一実施形態に係る電力変換装置の構成例を示すブロック図である。図1に示す電力変換装置1は、3相電源10から供給される3相交流電力を多相変圧器3を使用して多相の交流電力に変換し、変換された多相交流電力を全波整流回路を使用して直流電力に変換する。
具体的には、電力変換装置1は、多相変圧器3として12相変圧器3aを使用して、12相の電圧を出力し、4つの3相全波整流回路を備えた12相24波整流回路4により1組の直流出力を生成する。図1の例では、直流出力は負荷6に接続されている。
【0010】
12相変圧器3aと12相24波整流回路4の間には、3個のヒューズH1,H2,H3が設けられる。ヒューズH1,H2,H3は、12相変圧器3aの2次側の主巻線R1,S1,T1の電流経路に設けられている。図1の例では、ヒューズH1,H2,H3は、12相変圧器3aの2次側の主巻線R1,S1,T1と12相24波整流回路4との間の電流経路に設けられている。
(【0011】以降は省略されています)

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