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公開番号
2025022391
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-14
出願番号
2023126917
出願日
2023-08-03
発明の名称
容器搬送設備
出願人
株式会社ダイフク
代理人
弁理士法人R&C
主分類
B65G
1/04 20060101AFI20250206BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】搬送効率を向上させることが可能な容器搬送設備を実現する。
【解決手段】容器搬送設備Fは、上下方向に段積み可能に構成された容器を搬送する搬送車100と、容器を保管する保管棚8と、対象作業が行われる作業エリア9Aと、を備えている。作業エリア9A及び保管棚8とは別の場所に、保持エリア7Aが設けられている。保持エリア7Aは、段積み容器群6Gを保持する保持部70を備えている。保持部70は、搬送車100の第2移載装置により支持部との間で段積み容器群6Gの移載が可能に構成されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
上下方向に段積み可能に構成された容器を搬送する搬送車と、前記容器を保管する保管棚と、前記容器からの物品の取出作業、及び、前記容器への物品の投入作業の少なくとも一方である対象作業が行われる作業エリアと、を備えた容器搬送設備であって、
前記保管棚は、それぞれに前記容器を支持する棚部を上下方向に複数段備え、複数の前記容器を互いに分離した状態で保管するように構成され、
前記搬送車は、
走行する走行体と、
前記走行体に搭載され、複数の前記容器を段積み状態の容器群である段積み容器群として支持する支持部と、
前記走行体に搭載され、前記保管棚と前記支持部に支持された前記段積み容器群との間での前記容器の移載を行う第1移載装置と、
前記走行体に搭載され、前記段積み容器群の移載を行う第2移載装置と、
を備え、
前記作業エリアには、前記支持部との間で前記段積み容器群の受け渡しが行われる受渡部が設けられ、
前記作業エリア及び前記保管棚とは別の場所に、保持エリアが設けられ、
前記保持エリアは、前記段積み容器群を保持する保持部を備え、
前記保持部は、前記第2移載装置により前記支持部との間で前記段積み容器群の移載が可能に構成されている、容器搬送設備。
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【請求項2】
前記保管棚に沿って延びる前記搬送車の経路を棚領域内経路として、
前記保持エリアの前記保持部は、前記棚領域内経路と前記受渡部とを結ぶ接続経路に沿う位置に配置されている、請求項1に記載の容器搬送設備。
【請求項3】
前記搬送車の制御を行う制御システムを更に備え、
前記保持エリアは、前記保管棚と前記作業エリアとの間の領域に配置され、
前記制御システムは、複数の前記容器を、それぞれの前記容器に収容された物品の種類に基づいて、一般容器と、前記一般容器よりも前記作業エリアへ搬送される頻度が高い高頻度容器とに区分して管理するように構成され、
前記搬送車は、前記制御システムからの指令に基づいて、前記高頻度容器を少なくとも一部に含む前記段積み容器群を前記保持エリアへ搬送する、請求項1又は2に記載の容器搬送設備。
【請求項4】
前記制御システムは、前記一般容器と前記高頻度容器との区分の見直しを定期的に行い、
前記搬送車は、前記制御システムからの指令に基づいて、前記高頻度容器から前記一般容器に変更された前記容器を前記保持エリアから前記保管棚へ搬送し、又は、前記一般容器から前記高頻度容器に変更された前記容器を前記保管棚から前記保持エリアへ搬送する、請求項3に記載の容器搬送設備。
【請求項5】
前記制御システムは、前記高頻度容器の中で、前記作業エリアへ搬送される頻度が予め定められたしきい値以上である前記容器を超高頻度容器とし、
前記搬送車は、前記制御システムからの指令に基づいて、前記超高頻度容器のみで構成された前記段積み容器群を作成して当該段積み容器群を前記保持エリアへ搬送する、請求項3に記載の容器搬送設備。
【請求項6】
前記搬送車の制御を行う制御システムを更に備え、
前記搬送車は、前記制御システムからの指令に基づいて、前記作業エリアの前記受渡部から、前記保管棚と前記保持エリアとの双方を経由して前記受渡部へ戻る経路を走行する、請求項1又は2に記載の容器搬送設備。
【請求項7】
前記搬送車が前記支持部に支持できる上限の前記容器の数を支持上限数として、
前記搬送車は、前記保管棚と前記保持エリアとの双方で前記容器を受け取る場合に、前記保管棚から受け取って前記支持部に支持する前記容器の数を、前記支持上限数と前記保持エリアの前記保持部から受け取る前記段積み容器群に含まれる前記容器の数との差以下とする、請求項6に記載の容器搬送設備。
【請求項8】
前記搬送車は、前記走行体に搭載されて前記支持部に支持された前記段積み容器群の一部又は全部の前記容器を持ち上げ可能な持上げ装置を更に備え、
前記支持部に支持された前記段積み容器群のうち、前記持上げ装置により持ち上げられていない少なくとも1つの前記容器を残留容器群として、
前記第2移載装置は、前記支持部に支持された前記段積み容器群の前記保持部への移載、前記残留容器群の前記保持部への移載、及び、前記保持部に保持された前記段積み容器群の前記支持部への移載を行うことができるように構成されている、請求項1又は2に記載の容器搬送設備。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、上下方向に段積み可能に構成された容器を搬送する搬送車と、前記容器を保管する保管棚と、前記容器からの物品の取出作業、及び、前記容器への物品の投入作業の少なくとも一方である対象作業が行われる作業エリアと、を備えた容器搬送設備に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
このような設備は、物流システムの一部を構成する。近年ますます需要の高まる物流システムでは、スムーズな物流を実現するため、様々な工夫が行われている。
【0003】
その工夫の1つとして、例えば特開2001-297140号公報(特許文献1)では、設備で取り扱う物品のうち入出庫頻度が高い物品を、入出庫頻度が低い物品よりも出庫し易い位置に格納するようにしている。これにより、設備内での搬送効率の向上が期待できる。しかしながら、特許文献1には、搬送効率を向上させるための具体的な構成の開示がない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2001-297140号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記実状に鑑みて、搬送効率を向上させることが可能な容器搬送設備の実現が望まれている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上下方向に段積み可能に構成された容器を搬送する搬送車と、前記容器を保管する保管棚と、前記容器からの物品の取出作業、及び、前記容器への物品の投入作業の少なくとも一方である対象作業が行われる作業エリアと、を備えた容器搬送設備であって、
前記保管棚は、それぞれに前記容器を支持する棚部を上下方向に複数段備え、複数の前記容器を互いに分離した状態で保管するように構成され、
前記搬送車は、
走行する走行体と、
前記走行体に搭載され、複数の前記容器を段積み状態の容器群である段積み容器群として支持する支持部と、
前記走行体に搭載され、前記保管棚と前記支持部に支持された前記段積み容器群との間での前記容器の移載を行う第1移載装置と、
前記走行体に搭載され、前記段積み容器群の移載を行う第2移載装置と、
を備え、
前記作業エリアには、前記支持部との間で前記段積み容器群の受け渡しが行われる受渡部が設けられ、
前記作業エリア及び前記保管棚とは別の場所に、保持エリアが設けられ、
前記保持エリアは、前記段積み容器群を保持する保持部を備え、
前記保持部は、前記第2移載装置により前記支持部との間で前記段積み容器群の移載が可能に構成されている。
【0007】
本構成によれば、保持エリアに段積み容器群を保持させておくことができる。従って、例えば、作業エリアへの搬送の予定がある容器や作業エリアへの搬送の頻度が高い容器等、特定の容器を保持エリアに保持させておくことで、容器を保管棚に戻したり保管棚から容器を出したりするための搬送車の作業を少なく抑え、搬送車による容器の搬送効率を高め易い。また本構成によれば、搬送車と保持エリアとの間で段積み状態の複数の容器を一度に移載することができる。更に、作業エリアの受渡部でも、段積み容器群の受け渡しが行われる。従って、これらの点でも搬送車による容器の搬送効率を高め易い。また本構成によれば、保持エリアに複数の容器を段積み状態で保持させるため、保持エリアが占める床面積を小さく抑え易い。また本構成によれば、保管棚は複数段の棚部によって複数の容器を互いに分離した状態で保管するように構成されている。そのため、保管棚においては、搬送車との個別の容器の移載が容易な状態で、多数の容器を適切に保管することができる。
【0008】
本開示に係る技術のさらなる特徴と利点は、図面を参照して記述する以下の例示的かつ非限定的な実施形態の説明によってより明確になるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0009】
容器搬送設備の平面図
保管棚の正面図
制御ブロック図
搬送車の車体幅方向視図
移載装置の第1姿勢と第2姿勢とを示す平面図
段積み領域に対する移載動作を示す図
段積み領域に対する移載動作を示す図
段積み領域に対する移載動作を示す図
保持エリアにおける保持部を示す図
搬送車と保持部との間での段積み容器群の移載の様子を示す平面図
搬送車と保持部との間での段積み容器群の移載の様子を示す側面図
搬送車が段積み容器群を作成する様子を示す図
支持上限数の説明図
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、容器搬送設備の実施形態について図面を参照して説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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