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公開番号2025020985
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-13
出願番号2023124649
出願日2023-07-31
発明の名称充電制御装置および充電制御方法
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人深見特許事務所
主分類H02J 7/04 20060101AFI20250205BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】充電時間が長くならないようにすること。
【解決手段】ECUは、バッテリの充電を制御する。ECUは、CPUと、充電器と通信するための通信部とを備える。CPUは、所定期間後の充電電力の制限値Winを特定し(ステップS113)、充電器への現在の充電指令値に対応する電力が制限値Winを超えるか判定し(ステップS114)、充電指令値に対応する電力が制限値Winを超えると判定した場合、充電指令値に対応する電力が所定期間が経過するまでの間に制限値Winを超えないように充電指令値を制限し(ステップS115)、制限した充電指令値を充電器に送信するよう通信部を制御する(ステップS117)。これにより、必要時のみ充電指令値を制限し、必要時以外は充電指令値を制限しないようにできる。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
蓄電装置の充電を制御する充電制御装置であって、
プロセッサと、
充電器と通信するための通信部とを備え、
前記プロセッサは、
所定期間後の充電電力の制限値を特定し、
前記充電器への現在の充電指令値に対応する電力が前記制限値を超えるか判定し、
前記充電指令値に対応する電力が前記制限値を超えると判定した場合、前記充電指令値に対応する電力が前記所定期間が経過するまでの間に前記制限値を超えないように前記充電指令値を制限し、
制限した前記充電指令値を前記充電器に送信するよう前記通信部を制御する、充電制御装置。
続きを表示(約 650 文字)【請求項2】
前記プロセッサは、前記充電指令値を、所定態様で下げることで制限する、請求項1に記載の充電制御装置。
【請求項3】
前記プロセッサは、
前記充電指令値に対応する電力が前記制限値を超えないと判定した場合、前記充電指令値を維持し、
維持した前記充電指令値を前記充電器に送信するよう前記通信部を制御する、請求項1に記載の充電制御装置。
【請求項4】
前記プロセッサは、
前記所定期間で増加する前記蓄電装置の充電量を算出し、
算出した前記充電量を用いて前記制限値を特定する、請求項1から請求項3のいずれかに記載の充電制御装置。
【請求項5】
蓄電装置の充電を制御する充電制御装置による充電制御方法あって、
前記充電制御装置は、
プロセッサと、
充電器と通信するための通信部とを備え、
前記充電制御方法は、前記プロセッサが、
所定期間の後の充電電力の制限値を特定するステップと、
前記充電器への現在の充電指令値に対応する電力が前記制限値を超えるか判定するステップと、
前記充電指令値に対応する電力が前記制限値を超えると判定した場合、充電指令値に対応する電力が前記所定期間が経過するまでの間に前記制限値を超えないように前記充電指令値を制限するステップと、
制限した前記充電指令値を前記充電器に送信するよう前記通信部を制御するステップとを含む、充電制御方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この開示は、充電制御装置および充電制御方法に関し、特に、蓄電装置の充電を制御する充電制御装置、および、その充電制御装置による充電制御方法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、蓄電装置の充電時に充電電力制限値を超えないようにするために、充電電力の予測値に対してマージンを設けるものがあった(たとえば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-182262号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
充電時には、様々な充電器が使用される可能性がある。様々な充電器に対応できるようにマージンを設けると、充電時間が長くなってしまうといった課題があった。
【0005】
この開示は、上述した課題を解決するためになされたものであって、その目的は、充電時間が長くならないようにすることが可能な充電制御装置および充電制御方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この開示に係る充電制御装置は、蓄電装置の充電を制御する。充電制御装置は、プロセッサと、充電器と通信するための通信部とを備える。プロセッサは、所定期間後の充電電力の制限値を特定し、充電器への現在の充電指令値に対応する電力が制限値を超えるか判定し、充電指令値に対応する電力が制限値を超えると判定した場合、充電指令値に対応する電力が所定期間が経過するまでの間に制限値を超えないように充電指令値を制限し、制限した充電指令値を充電器に送信するよう通信部を制御する。
【0007】
このような構成によれば、充電器への現在の充電指令値に対応する電力が、所定期間後の充電電力の制限値を超えると判定された場合、充電指令値に対応する電力が所定期間が経過するまでの間に制限値を超えないように制限された充電指令値が充電器に送信される。このため、必要時のみ充電指令値を制限し、必要時以外は充電指令値を制限しないようにできる。その結果、充電時間が長くならないようにすることが可能な充電制御装置を提供することができる。
【0008】
プロセッサは、充電指令値を、所定態様で下げることで制限するようにしてもよい。このような構成によれば、必要時に充電指令値を適切に制限することができる。
【0009】
プロセッサは、充電指令値に対応する電力が制限値を超えないと判定した場合、充電指令値を維持し、維持した充電指令値を充電器に送信するよう通信部を制御するようにしてもよい。このような構成によれば、必要時以外は充電指令値を制限しないようにできる。
【0010】
プロセッサは、所定期間で増加する蓄電装置の充電量を算出し、算出した充電量を用いて制限値を特定するようにしてもよい。このような構成によれば、所定期間後の充電電力の制限値を適切に特定することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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