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公開番号2025019566
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-07
出願番号2023123235
出願日2023-07-28
発明の名称キャップユニット及びキャップ付き容器
出願人サーモス株式会社
代理人弁理士法人志賀国際特許事務所
主分類B65D 47/08 20060101AFI20250131BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】通液口が開放された状態においてヒンジ部や蓋体が邪魔になることを防止したキャップユニットを提供する。
【解決手段】上部が開口した容器本体2に対して着脱自在に取り付けられるキャップユニット1Aであって、容器本体2の上部開口部を閉塞すると共に、上部に容器本体2の内側と連通される通液口が設けられたキャップ本体7と、キャップ本体7にヒンジ部8を介して回動自在に取り付けられた状態で、通液口を開閉する蓋体9とを備え、キャップ本体7は、略円筒状に形成され、外周側を覆う周壁部7aと、周壁部7aの上部を覆う上壁部7bとを有し、ヒンジ部8におけるヒンジ軸8aの中心は、上壁部7bの最も高い位置よりも下方に位置する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
上部が開口した容器本体に対して着脱自在に取り付けられるキャップユニットであって、
前記容器本体の上部開口部を閉塞すると共に、上部に前記容器本体の内側と連通される通液口が設けられたキャップ本体と、
前記キャップ本体にヒンジ部を介して回動自在に取り付けられた状態で、前記通液口を開閉する蓋体とを備え、
前記キャップ本体は、略円筒状に形成され、外周側を覆う周壁部と、前記周壁部の上部を覆う上壁部とを有し、
前記ヒンジ部におけるヒンジ軸の中心は、前記上壁部の最も高い位置よりも下方に位置することを特徴とするキャップユニット。
続きを表示(約 380 文字)【請求項2】
前記キャップ本体が前記容器本体に取り付けられた状態において、前記ヒンジ部におけるヒンジ軸の中心が、前記容器本体の上部開口部よりも下方に位置することを特徴とする請求項1に記載のキャップユニット。
【請求項3】
前記ヒンジ部におけるヒンジ軸の中心が、前記周壁部の最外径部よりも外側に位置することを特徴とする請求項1に記載のキャップユニット。
【請求項4】
前記キャップ本体は、被当接部を有し、
前記蓋体は、前記蓋体が前側に変位したときに、前記被当接部に対して後側から当接する当接部を有することを特徴とする請求項1に記載のキャップユニット。
【請求項5】
請求項1~4の何れか一項に記載のキャップユニットと、
前記キャップユニットが取り付けられる容器本体とを備えるキャップ付き容器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、キャップユニット及びキャップ付き容器に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、上部が開口した容器本体に対して着脱自在に取り付けられるキャップユニットを備えたキャップ付き容器がある(例えば、下記特許文献1を参照。)。
【0003】
キャップユニットは、容器本体の上部開口部を閉塞すると共に、上部に容器本体の内側と連通される通液口が設けられたキャップ本体と、キャップ本体にヒンジ部を介して回動自在に取り付けられた状態で、通液口を開閉する蓋体とを備えている。
【0004】
また、キャップユニットは、ヒンジ部に設けられた付勢部材により通液口を開放する方向に付勢された蓋体を、通液口を閉塞する位置にてキャップ本体に固定する蓋ロック機構を備えている。
【0005】
このようなキャップユニットを備えたキャップ付き容器では、蓋ロック機構による蓋体の固定を解除することによって、蓋体が付勢部材の付勢により回動しながら、通液口が開放された状態となる。これにより、容器本体を傾けながら通液口から流出される容器本体内の飲料を飲むことが可能となっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2023-22743号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
ところで、上述した従来のキャップユニットを備えたキャップ付き容器では、容器本体を傾けながら通液口から流出される容器本体内の飲料を飲む際に、ヒンジ部や蓋体が鼻に当たることで、ヒンジ部や蓋体が邪魔になることがあった。
【0008】
本発明は、このような従来の事情に鑑みて提案されたものであり、通液口が開放された状態においてヒンジ部や蓋体が邪魔になることを防止したキャップユニット、並びに、そのようなキャップユニットを備えることによって、使い勝手の更なる向上を可能としたキャップ付き容器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を達成するために、本発明は以下の手段を提供する。
〔1〕 上部が開口した容器本体に対して着脱自在に取り付けられるキャップユニットであって、
前記容器本体の上部開口部を閉塞すると共に、上部に前記容器本体の内側と連通される通液口が設けられたキャップ本体と、
前記キャップ本体にヒンジ部を介して回動自在に取り付けられた状態で、前記通液口を開閉する蓋体とを備え、
前記キャップ本体は、略円筒状に形成され、外周側を覆う周壁部と、前記周壁部の上部を覆う上壁部とを有し、
前記ヒンジ部におけるヒンジ軸の中心は、前記上壁部の最も高い位置よりも下方に位置することを特徴とするキャップユニット。
〔2〕 前記キャップ本体が前記容器本体に取り付けられた状態において、前記ヒンジ部におけるヒンジ軸の中心が、前記容器本体の上部開口部よりも下方に位置することを特徴とする前記〔1〕に記載のキャップユニット。
〔3〕 前記ヒンジ部におけるヒンジ軸の中心が、前記周壁部の最外径部よりも外側に位置することを特徴とする前記〔1〕に記載のキャップユニット。
〔4〕 前記キャップ本体は、被当接部を有し、
前記蓋体は、前記蓋体が前側に変位したときに、前記被当接部に対して後側から当接する当接部を有することを特徴とする前記〔1〕に記載のキャップユニット。
〔5〕 前記〔1〕~〔4〕の何れか一項に記載のキャップユニットと、
前記キャップユニットが取り付けられる容器本体とを備えるキャップ付き容器。
【発明の効果】
【0010】
以上のように、本発明によれば、通液口が開放された状態においてヒンジ部や蓋体が邪魔になることを防止したキャップユニット、並びに、そのようなキャップユニットを備えることによって、使い勝手の更なる向上を可能としたキャップ付き容器が提供される。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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