TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025012404
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-24
出願番号2023115211
出願日2023-07-13
発明の名称キャップユニット及びキャップ付き容器
出願人サーモス株式会社
代理人弁理士法人志賀国際特許事務所
主分類B65D 47/08 20060101AFI20250117BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】キャップ本体と蓋体と栓体とをそれぞれ分割可能な構造とし、それぞれの洗浄性を高めることを可能としたキャップユニットを提供する。
【解決手段】上部が開口した容器本体2に対して着脱自在に取り付けられるキャップユニット1Aであって、容器本体2の上部開口部2dを閉塞すると共に、容器本体2の内側と連通される通液口14が設けられたキャップ本体7と、キャップ本体7にヒンジ部8を介して回動自在に取り付けられた蓋体9と、蓋体9の内側に着脱自在に取り付けられた栓体24と、栓体24に取り付けられた状態で、蓋体9の回動により通液口14を開閉する栓パッキン26とを備え、蓋体9に栓体24を取り付けた状態において、栓体24がヒンジ部8の一部を構成しており、蓋体9から栓体24を取り外した状態において、蓋体9がキャップ本体7から取り外し可能となる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
上部が開口した容器本体に対して着脱自在に取り付けられるキャップユニットであって、
前記容器本体の上部開口部を閉塞すると共に、前記容器本体の内側と連通される通液口が設けられたキャップ本体と、
前記キャップ本体にヒンジ部を介して回動自在に取り付けられた蓋体と、
前記蓋体の内側に着脱自在に取り付けられた栓体と、
前記栓体に取り付けられた状態で、前記蓋体の回動により前記通液口を開閉する栓パッキンとを備え、
前記蓋体に前記栓体を取り付けた状態において、前記栓体が前記ヒンジ部の一部を構成しており、
前記蓋体から前記栓体を取り外した状態において、前記蓋体が前記キャップ本体から取り外し可能となることを特徴とするキャップユニット。
続きを表示(約 440 文字)【請求項2】
前記蓋体に対して前記栓体を着脱自在に取り付ける着脱機構を備え、
前記着脱機構は、前記蓋体の内側の天面に前記栓体を当接させた状態から、前記ヒンジ部側に向かってスライドさせることによって、前記栓体が前記蓋体に取り付けられる構造を有することを特徴とする請求項1に記載のキャップユニット。
【請求項3】
前記着脱機構は、前記蓋体に対して前記栓体を前後、上下、左右方向に係止する構造を有することを特徴とする請求項2に記載のキャップユニット。
【請求項4】
前記蓋体を回動方向の一方側に向けて回動した前記通液口を開放する位置にて、前記蓋体が回動方向の他方側に向けて回動されることを阻止する回り止め機構を備えることを特徴とする請求項1に記載のキャップユニット。
【請求項5】
請求項1~4の何れか一項に記載のキャップユニットと、
前記キャップユニットが取り付けられる容器本体とを備えるキャップ付き容器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、キャップユニット及びキャップ付き容器に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、上部が開口した容器本体の口頸部に着脱自在に取り付けられるキャップユニットを備えたキャップ付き容器がある(例えば、非特許文献1を参照。)。
【0003】
キャップユニットは、容器本体の上部開口部を閉塞すると共に、容器本体の内側と連通される通液口が設けられたキャップ本体と、キャップ本体にヒンジ部を介して回動自在に取り付けられた蓋体と、蓋体の内側に設けられて、蓋体の回動により通液口を開閉する栓体とを備えている。
【0004】
また、キャップユニットは、ヒンジ部に設けられた付勢部材により通液口を開放する方向に付勢された蓋体を、栓体が通液口を閉塞する位置にてキャップ本体に固定する蓋ロック機構を備えている。
【0005】
このようなキャップユニットを備えたキャップ付き容器では、蓋ロック機構による蓋体の固定を解除することによって、蓋体が付勢部材の付勢により回動しながら、通液口が開放された状態となる。これにより、通液口を通して容器本体内の飲料を飲むことが可能となっている。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0006】
タイガー魔法瓶株式会社 ステンレスミニボトル サハラマグ 品番MMQ-S型 取扱説明書 https://www.tiger-forest.com/_var/files/manual-box/881/mmq_s.pdf
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
ところで、上述した従来のキャップユニットでは、蓋体と栓体との間が洗浄しづらく、不衛生となり易い。さらに、キャップユニットの洗浄時に、蓋体と栓体との間やヒンジ部に溜まった残水によって乾き難くなっており、衛生面の問題からも洗浄が容易であり、水切りや乾燥がし易い構造が望まれる。
【0008】
本発明は、このような従来の事情に鑑みて提案されたものであり、キャップ本体と蓋体と栓体とをそれぞれ分割可能な構造とし、それぞれの洗浄性を高めることを可能としたキャップユニット、並びにそのようなキャップユニットを備えることによって、更なる使い勝手の向上を可能としたキャップ付き容器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を達成するために、本発明は以下の手段を提供する。
〔1〕 上部が開口した容器本体に対して着脱自在に取り付けられるキャップユニットであって、
前記容器本体の上部開口部を閉塞すると共に、前記容器本体の内側と連通される通液口が設けられたキャップ本体と、
前記キャップ本体にヒンジ部を介して回動自在に取り付けられた蓋体と、
前記蓋体の内側に着脱自在に取り付けられた栓体と、
前記栓体に取り付けられた状態で、前記蓋体の回動により前記通液口を開閉する栓パッキンとを備え、
前記蓋体に前記栓体を取り付けた状態において、前記栓体が前記ヒンジ部の一部を構成しており、
前記蓋体から前記栓体を取り外した状態において、前記蓋体が前記キャップ本体から取り外し可能となることを特徴とするキャップユニット。
〔2〕 前記蓋体に対して前記栓体を着脱自在に取り付ける着脱機構を備え、
前記着脱機構は、前記蓋体の内側の天面に前記栓体を当接させた状態から、前記ヒンジ部側に向かってスライドさせることによって、前記栓体が前記蓋体に取り付けられる構造を有することを特徴とする前記〔1〕に記載のキャップユニット。
〔3〕 前記着脱機構は、前記蓋体に対して前記栓体を前後、上下、左右方向に係止する構造を有することを特徴とする前記〔2〕に記載のキャップユニット。
〔4〕 前記蓋体を回動方向の一方側に向けて回動した前記通液口を開放する位置にて、前記蓋体が回動方向の他方側に向けて回動されることを阻止する回り止め機構を備えることを特徴とする前記〔1〕に記載のキャップユニット。
〔5〕 前記〔1〕~〔4〕の何れか一項に記載のキャップユニットと、
前記キャップユニットが取り付けられる容器本体とを備えるキャップ付き容器。
【発明の効果】
【0010】
以上のように、本発明によれば、キャップ本体と蓋体と栓体とをそれぞれ分割可能な構造とし、それぞれの洗浄性を高めつつ、衛生を保つことを可能としたキャップユニット、並びにそのようなキャップユニットを備えることによって、更なる使い勝手の向上を可能としたキャップ付き容器が提供される。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

サーモス株式会社
キャップユニット及びキャップ付き容器
4日前
サーモス株式会社
キャップユニット及びキャップ付き容器
4日前
個人
4か月前
個人
包装体
4か月前
個人
構造体
11か月前
個人
ゴミ箱
3か月前
個人
収納用具
8か月前
個人
容器
25日前
個人
物品収納具
7か月前
個人
折り畳み水槽
4か月前
個人
パウチ補助具
3か月前
個人
閉塞装置
1か月前
個人
ダンボール宝箱
4か月前
個人
掃除楽々ゴミ箱
9か月前
個人
開封用カッター
10か月前
個人
折りたたみコップ
10か月前
株式会社和気
包装用箱
12日前
個人
ゴミ処理機
19日前
個人
パウチ容器
11か月前
個人
圧縮収納袋
4か月前
個人
チャック付き袋体
10か月前
個人
塗料容器用蓋
4か月前
積水樹脂株式会社
接着剤
3か月前
株式会社新弘
容器
3か月前
個人
チャック付き保存袋
9か月前
積水樹脂株式会社
接着剤
8か月前
個人
伸縮するゴミ収納器
11か月前
株式会社イシダ
箱詰装置
6か月前
三甲株式会社
容器
7か月前
個人
粘着テープ剥がし具
9か月前
株式会社イシダ
包装装置
4か月前
個人
包装箱
1か月前
三甲株式会社
蓋体
27日前
株式会社新弘
容器
3か月前
三甲株式会社
容器
6か月前
個人
粘着テープ切断装置
6か月前
続きを見る