TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025019343
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-06
出願番号2024208813,2023092657
出願日2024-11-29,2018-10-31
発明の名称エアロゾル吸引器用の電源ユニット
出願人日本たばこ産業株式会社
代理人弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類A24F 40/53 20200101AFI20250130BHJP(たばこ;葉巻たばこ;紙巻たばこ;喫煙具)
要約【課題】より短時間で電源の故障判断又は劣化判断を適切に把握することができるエアロゾル吸引器用の電源ユニット、その制御方法及び制御プログラムを提供する。
【解決手段】エアロゾル源からエアロゾルを発生させるための負荷へ放電可能な電源と、前記電源を制御する制御部と、を備えるエアロゾル吸引器用の電源ユニットであって、前記制御部は、前記電源の内部抵抗に基づいて前記電源の劣化状態又は故障状態を取得する、エアロゾル吸引器用の電源ユニットが提供される。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
エアロゾル源からエアロゾルを発生させるための負荷へ放電可能な電源と、
前記電源を制御する制御部と、を備えるエアロゾル吸引器用の電源ユニットであって、
前記制御部は、
前記電源の内部抵抗に基づいて前記電源の劣化状態又は故障状態を取得するエアロゾル吸引器用の電源ユニット。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、エアロゾル吸引器用の電源ユニットに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1のエアロゾル発生装置では、エアロゾル発生装置の使用中の電気エネルギー供給源の端子間での電圧を測定し、これを電圧の閾値と比較して任意の時点で閾値電圧を下回っていないかどうかを監視する。しかしながら、電圧降下の測定のみでは、電池の再充電が単に必要なだけか、交換が要求されるほどに電池が劣化しているのか判断することができない。そのため、特許文献1のエアロゾル発生装置では、使用記録のステータスから電圧降下を追跡し、電池の交換が必要なときにユーザに発信することが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特表2017-514463号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載のエアロゾル発生装置では、電池の劣化判断に時間を要する。そのため、より短時間で電池の故障判断又は劣化判断を行う制御方法が求められていた。
【0005】
本発明の目的は、より短時間で電源の劣化状態又は故障状態を適切に把握することができるエアロゾル吸引器用の電源ユニット、その制御方法及び制御プログラムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
ある観点によれば、エアロゾル源からエアロゾルを発生させるための負荷へ放電可能な電源と、前記電源を制御する制御部と、を備えるエアロゾル吸引器用の電源ユニットであって、前記制御部は、前記電源の内部抵抗に基づいて前記電源の劣化状態又は故障状態を取得する、エアロゾル吸引器用の電源ユニットが提供される。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、より短時間で電源の故障状態又は劣化状態を適切に把握することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の一実施形態の電源ユニットが装着されたエアロゾル吸引器用の斜視図である。
図1のエアロゾル吸引器の他の斜視図である。
図1のエアロゾル吸引器の断面図である。
電源ユニットの斜視図である。
電源ユニットのブロック図である。
エアロゾル吸引器の電気回路図である。
スイッチがオフ状態のときの図6のエアロゾル吸引器の電気回路図を簡素化した電気回路図である。
スイッチがオン状態のときの図6のエアロゾル吸引器の電気回路と等価な等価回路図である。
開回路電圧及び閉回路電圧と電源の残量との関係を示すグラフである。
開回路電圧と閉回路電圧との差異と、内部抵抗との関係を説明する説明図である。
劣化診断制御の制御フロー図である。
図11の劣化診断制御のタイミングチャートである。
第1変形例の劣化診断制御の制御フロー図である。
第2変形例の劣化診断制御の制御フロー図である。
第3変形例の劣化診断制御の制御フロー図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の一実施形態のエアロゾル吸引器用の電源ユニットについて説明するが、先ず、電源ユニットが装着されたエアロゾル吸引器について、図1~図3を参照しながら説明する。
【0010】
(エアロゾル吸引器)
エアロゾル吸引器1は、燃焼を伴わずに香味を吸引するための器具であり、所定方向(以下、長手方向Aと呼ぶ)に沿って延びる棒形状を有する。エアロゾル吸引器1は、長手方向Aに沿って電源ユニット10と、第1カートリッジ20と、第2カートリッジ30と、がこの順に設けられている。第1カートリッジ20は、電源ユニット10に対して着脱可能であり、第2カートリッジ30は、第1カートリッジ20に対して着脱可能である。言い換えると、第1カートリッジ20及び第2カートリッジ30は、それぞれ交換可能である。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許