TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025019284
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-06
出願番号2024206306,2020196128
出願日2024-11-27,2020-11-26
発明の名称常設ジョイント
出願人エミック株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類G01M 7/02 20060101AFI20250130BHJP(測定;試験)
要約【課題】振動発生装置の振動方向の切り替えに要する手作業を減らすことを可能にする常設ジョイントを提供する。
【解決手段】常設ジョイントは、振動発生装置に使用されるものであって、前記振動発生装置は、前記常設ジョイントである第1振動台を振動させる加振部と、前記第1振動台の振動方向に直交する軸周りに回動可能に前記加振部を支持する支持部と、前記加振部の回動に応じた向きを前記第1振動台の振動方向が略鉛直方向になる向きと略水平方向になる向きとに選択的に切り替える切替部と、上向きの台であって当該台を支える台座部に対して略水平方向に移動自在に設けられた第2振動台と、を備え、前記常設ジョイントは、略鉛直方向に振動させる供試体を固定するための治具が着脱可能な平面部と、前記平面部に設けられ前記切替部により振動方向が略水平方向に切り替えられた状態で前記第2振動台の縁部が嵌り込む溝部と、を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
振動発生装置に使用される常設ジョイントであって、
前記振動発生装置は、
前記常設ジョイントである第1振動台を振動させる加振部と、
前記第1振動台の振動方向に直交する軸周りに回動可能に前記加振部を支持する支持部と、
前記加振部の回動に応じた向きを、前記第1振動台の振動方向が略鉛直方向になる向きと略水平方向になる向きとに、選択的に切り替える切替部と、
上向きの台であって、当該台を支える台座部に対して略水平方向に移動自在に設けられた第2振動台と、
を備え、
前記常設ジョイントは、
略鉛直方向に振動させる供試体を固定するための治具が着脱可能な平面部と、
前記平面部に設けられ、前記切替部により振動方向が略水平方向に切り替えられた状態で前記第2振動台の縁部が嵌り込む溝部と、
を有する
常設ジョイント。
続きを表示(約 180 文字)【請求項2】
前記溝部に挿し込まれた前記縁部を固定するボルトを、前記第2振動台および前記平面部の両方に対して斜め方向に挿し込み可能な孔が、設けられた
請求項1に記載の常設ジョイント。
【請求項3】
前記加振部が前記常設ジョイントを振動させる方向に軸方向を一致させた円柱状の外観を有する
請求項1に記載の常設ジョイント。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、振動発生装置に使用される常設ジョイントに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、振動試験の試験対象物である供試体を振動させる振動発生装置が知られている。例えば、特許文献1,2に記載された振動発生装置は、供試体を略鉛直方向に往復させる振動試験と略水平方向に往復させる振動試験とに兼用されるものである。
【0003】
このような振動発生装置においては、振動台を振動させる加振部が、その振動方向に直交する軸周りに回動可能に設けられている。また、これらの振動発生装置は、水平移動が自在な水平振動台を備えている。水平振動台は、回動により振動方向を略水平方向に向けられた加振部に、水平振動台の連結専用のジョイントを介して連結されることにより、略水平方向に振動する。また、このような振動発生装置においては、略鉛直方向の振動試験の供試体は、専用の治具を介して、加振部に取り付けられる。
【0004】
上述のような振動発生装置による振動方向の切り替えにあたっては、加振部と水平振動台との連結/連結解除だけでなく、加振部への治具や専用ジョイントの着脱・交換にも、手作業を要している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許第4223372号公報
特許第4171594号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
振動発生装置の振動方向の切り替えにあたって手作業が多いと煩雑である。さらに、振動試験装置の型が大きいほど、治具やジョイントも大きく重くなるため、作業の困難さが増す。また、自動化を見据えると、手作業に依存した作業箇所を減らしておくのが好適である。
【0007】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、振動発生装置の振動方向の切り替えに要する手作業を減らすことを可能にする常設ジョイントの提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る常設ジョイントは、振動発生装置に使用されるものであって、前記振動発生装置は、前記常設ジョイントである第1振動台を振動させる加振部と、前記第1振動台の振動方向に直交する軸周りに回動可能に前記加振部を支持する支持部と、前記加振部の回動に応じた向きを前記第1振動台の振動方向が略鉛直方向になる向きと略水平方向になる向きとに選択的に切り替える切替部と、上向きの台であって当該台を支える台座部に対して略水平方向に移動自在に設けられた第2振動台と、を備え、前記常設ジョイントは、略鉛直方向に振動させる供試体を固定するための治具が着脱可能な平面部と、前記平面部に設けられ前記切替部により振動方向が略水平方向に切り替えられた状態で前記第2振動台の縁部が嵌り込む溝部と、を有する。
【発明の効果】
【0009】
本発明に係る振動発生装置は、振動方向の切り替えに要する手作業を減らすことができる、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、実施形態に係る振動発生装置の概略的な右側面図である。
図2は、振動発生装置の概略的な平面図である。
図3は、第2の使用形態での振動発生装置の概略的な右側面図である。
図4は、第2の使用形態での振動発生装置の概略的な平面図である。
図5Aは、常設ジョイントの概略的な平面図である。
図5Bは、常設ジョイントの概略的な正面図である。
図5Cは、常設ジョイントの概略的な右側面図である。
図5Dは、常設ジョイントの概略的な縦断左側面図である。
図6は、実施形態の変形例に係る常設ジョイントの概略的な縦断左側面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

エミック株式会社
常設ジョイント
5日前
株式会社大真空
センサ
6日前
甲神電機株式会社
電流検出器
11日前
甲神電機株式会社
電流センサ
11日前
甲神電機株式会社
漏電検出器
11日前
株式会社高橋型精
採尿具
12日前
ユニパルス株式会社
ロードセル
5日前
株式会社トプコン
測量装置
11日前
アズビル株式会社
熱式流量計
12日前
シャープ株式会社
収納装置
12日前
豊田合成株式会社
表示装置
11日前
日本特殊陶業株式会社
ガスセンサ
12日前
トヨタ自動車株式会社
画像検査装置
6日前
株式会社東京久栄
水中移動体用採水器
12日前
ローム株式会社
MEMSデバイス
12日前
株式会社大真空
センサ及びその製造方法
5日前
横河電機株式会社
光源装置
12日前
TDK株式会社
温度センサ
12日前
タカハタプレシジョン株式会社
水道メータ
18日前
株式会社テクノメデイカ
採血分注システム
11日前
公立大学法人大阪
蛍光X線分析装置
6日前
ローム株式会社
MEMS装置
18日前
岡谷精立工業株式会社
ひずみ測定装置
6日前
トヨタ自動車株式会社
走行経路提示システム
5日前
株式会社日本マイクロニクス
プローブ
5日前
トヨタ自動車株式会社
充電施設提示システム
5日前
株式会社日本マイクロニクス
プローブ
5日前
トヨタ自動車株式会社
推薦方法
12日前
ミネベアミツミ株式会社
位置判定装置
18日前
株式会社ミツトヨ
画像測定機およびプログラム
12日前
株式会社JVCケンウッド
ナビゲーション装置
4日前
株式会社イシダ
X線検査装置
6日前
株式会社イシダ
X線検査装置
6日前
村角工業株式会社
医療検査用カセットオープナー
5日前
鹿島建設株式会社
放射線量計測方法
5日前
株式会社日立ハイテク
光電子顕微鏡
18日前
続きを見る