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10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025018756
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-06
出願番号
2023122741
出願日
2023-07-27
発明の名称
画像形成システムおよび画像形成装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類
B65H
37/04 20060101AFI20250130BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】冊子を作成するための接着用画像に使用される粉体接着剤の消費量を削減する。
【解決手段】画像形成システムは、ユーザにより任意に用意されるユーザ画像と、冊子の綴じ代に形成され、冊子を形成する複数のシートを接着する接着用画像とを形成する画像形成手段と、複数のシートの綴じ代に対して熱と圧力を加えて複数のシートを接着する接着手段とを有する。画像形成手段は、複数のシートのうち、接着可能条件を満たすシートに対して、ユーザ画像を形成し、かつ、第一濃度で接着用画像を形成する。複数のシートのうち、接着可能条件を満たさないシートに対して、ユーザ画像を形成し、かつ、接着用画像を形成しないか、または、第一濃度よりも低い第二濃度で接着用画像を形成する。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
ユーザにより任意に用意されるユーザ画像と、冊子の綴じ代に形成され、前記冊子を形成する複数のシートを接着する接着用画像とを形成する画像形成手段と、
前記複数のシートの前記綴じ代に対して熱と圧力を加えて前記複数のシートを接着する接着手段と、を有し、
前記画像形成手段は、
前記複数のシートのうち、前記接着手段における接着可能条件を満たすシートに対して、前記ユーザ画像を形成し、かつ、第一濃度で前記接着用画像を形成し、
前記複数のシートのうち、前記接着可能条件を満たさないシートに対して、前記ユーザ画像を形成し、かつ、前記接着用画像を形成しないか、または、前記第一濃度よりも低い第二濃度で前記接着用画像を形成する、画像形成システム。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記複数のシートはM枚のシートからなり、
前記M枚のシートのうち1番目のシートからi-1番目のシートまではそれぞれ前記接着可能条件を満たし、前記複数のシートのうちi番目のシートが前記接着可能条件を満たさず、
前記画像形成手段は、
前記1番目のシートから前記i-1番目のシートまではそれぞれに、前記ユーザ画像を形成し、かつ、第一濃度で前記接着用画像を形成し、
前記i番目のシートからM番目のシートまではそれぞれに、前記ユーザ画像を形成し、かつ、前記接着用画像を形成しないか、または、前記第一濃度よりも低い第二濃度で前記接着用画像を形成する、請求項1に記載の画像形成システム。
【請求項3】
前記複数のシートのうち前記1番目のシートから前記i-1番目のシートを積載する第一積載手段と、
前記複数のシートのうち前記i番目のシートからM番目のシートを積載する第二積載手段と、を有する請求項2に記載の画像形成システム。
【請求項4】
前記第二積載手段に積載される前記i番目のシートから前記M番目のシートには、前記第二濃度で前記接着用画像が形成されている、請求項3に記載の画像形成システム。
【請求項5】
前記第二積載手段に積載される前記i番目のシートから前記M番目のシートに形成された前記接着用画像は、前記ユーザによりステイプル綴じまたは糊付けされる位置を示す、請求項4に記載の画像形成システム。
【請求項6】
前記接着可能条件は、
シートのサイズが所定の上限サイズ以下であること、
前記シートのサイズが所定の下限サイズ以上であること、
前記シートのサイズが前記ユーザにより指定されたサイズであること、
前記複数のシートのそれぞれのサイズが一致していること、
前記シートの種別が所定の種別であること、
前記シートの種別が前記ユーザにより指定された種別であること、
前記冊子を形成する前記複数のシートの合計枚数が前記接着手段において接着可能な上限枚数以下であること、
のうち少なくとも一つを含む、請求項1に記載の画像形成システム。
【請求項7】
前記複数のシートのそれぞれのサイズを検知する検知手段と、
前記検知手段により検知された前記シートのサイズが前記所定の上限サイズ以下であるかどうかを判定する判定手段と、をさらに有する請求項6に記載の画像形成システム。
【請求項8】
前記複数のシートのそれぞれのサイズを検知する検知手段と、
前記検知手段により検知された前記シートのサイズが前記所定の下限サイズ以上であるかどうかを判定する判定手段と、をさらに有する請求項6に記載の画像形成システム。
【請求項9】
前記複数のシートのそれぞれのサイズを検知する検知手段と、
前記検知手段により検知された前記シートのサイズが前記ユーザにより指定されたサイズであるかどうかを判定する判定手段と、をさらに有する請求項6に記載の画像形成システム。
【請求項10】
前記複数のシートのそれぞれのサイズを検知する検知手段と、
前記検知手段により検知された前記複数のシートのそれぞれのサイズが一致しているかどうかを判定する判定手段と、をさらに有する請求項6に記載の画像形成システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は画像形成システムおよび画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
冊子作製装置は、画像を印刷された複数のシートを電動ステイプラにより針止めして冊子を作製する。しかし、金属製の針は、冊子のリサイクルを妨げる。特許文献1によれば、複数のシートを粉体接着剤で接着して冊子を作製する後処理装置が提案されている(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-209858号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、シートのサイズが不揃いであったり、シートの素材が接着に適さなかったりすることがある。このような場合に、画像形成装置が、粉体接着剤(例:トナー)で画像をシートに形成してしまうと、シートの接着が困難であるにもかかわらず、粉体接着剤が消費されてしまう。そこで、本発明は、冊子を作成するための接着用画像に使用される粉体接着剤の消費量を削減することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、たとえば、
ユーザにより任意に用意されるユーザ画像と、冊子の綴じ代に形成され、前記冊子を形成する複数のシートを接着する接着用画像とを形成する画像形成手段と、
前記複数のシートの前記綴じ代に対して熱と圧力を加えて前記複数のシートを接着する接着手段と、を有し、
前記画像形成手段は、
前記複数のシートのうち、前記接着手段における接着可能条件を満たすシートに対して、前記ユーザ画像を形成し、かつ、第一濃度で前記接着用画像を形成し、
前記複数のシートのうち、前記接着可能条件を満たさないシートに対して、前記ユーザ画像を形成し、かつ、前記接着用画像を形成しないか、または、前記第一濃度よりも低い第二濃度で前記接着用画像を形成する、画像形成システムを提供する。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、冊子を作成するための接着用画像に使用される粉体接着剤の消費量が削減される。
【図面の簡単な説明】
【0007】
画像形成システムを説明する図
接着用画像の形成位置を説明する図
中間積載部の動作を説明する図
熱圧着ユニットの動作を説明する図
制御部を説明する図
制御部の機能を説明する図
エラー判定部を説明する図
エラー判定方法を説明するフローチャート
プリント動作を説明するフローチャート
マスク信号と接着用画像との関係を説明する図
光量設定値と接着用画像との関係を説明する図
制御部の機能を説明する図
接着用画像を説明する図
エラー判定部を説明する図
エラー判定方法を説明するフローチャート
プリント動作を説明するフローチャート
フィニッシャ制御部の処理を説明するフローチャート
プリント動作を説明するフローチャート
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
【0009】
<実施例1>
(1)画像形成システム
図1が示すように、画像形成システム1は、画像形成装置100と後処理装置300を有している。後処理装置300は画像形成装置100に接続されるシート処理装置である。画像形成装置100は、記録材であるシートSに画像を形成する。中間搬送ユニット200は、画像が形成されたシートSを後処理装置300へ搬送する。後処理装置300は、必要に応じてシートSに後処理を施して出力する。
【0010】
画像形成装置100は、シートカセット8、画像形成部10、定着装置6、およびこれらを収容する筐体19を備えている。画像形成部10は、シートカセット8から給送されるシートSにトナー像を形成する。定着装置6はシートSにトナー像を定着させる定着処理を実行する。
(【0011】以降は省略されています)
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