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公開番号
2025018641
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-06
出願番号
2023122531
出願日
2023-07-27
発明の名称
炭素繊維前駆体用処理剤および炭素繊維前駆体
出願人
竹本油脂株式会社
代理人
弁理士法人R&C
主分類
D06M
13/144 20060101AFI20250130BHJP(繊維または類似のものの処理;洗濯;他に分類されない可とう性材料)
要約
【課題】炭素繊維前駆体用処理剤の、ローラーにおけるスカム付着の防止、炭素繊維前駆体の集束性の向上、およびエマルション安定性の向上を果たす。
【解決手段】本発明に係る炭素繊維前駆体用処理剤は、飽和モノアルコール(A)、非イオン性界面活性剤(B)、および平滑剤(C)を含有し、平滑剤(C)がシリコーン(C1)を含むことを特徴とする。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
飽和モノアルコール(A)、非イオン性界面活性剤(B)、および平滑剤(C)を含有し、
前記平滑剤(C)がシリコーン(C1)を含むことを特徴とする炭素繊維前駆体用処理剤。
続きを表示(約 620 文字)
【請求項2】
前記飽和モノアルコール(A)の炭素数が8以上26以下である請求項1に記載の炭素繊維前駆体用処理剤。
【請求項3】
前記飽和モノアルコール(A)がヒドロキシ基のβ位に分岐鎖を有する請求項1に記載の炭素繊維前駆体用処理剤。
【請求項4】
不揮発分中において前記飽和モノアルコール(A)が占める割合が0.1質量%以上20質量%以下である請求項1に記載の炭素繊維前駆体用処理剤。
【請求項5】
前記シリコーン(C1)がアミノ変性シリコーンを含む請求項1に記載の炭素繊維前駆体用処理剤。
【請求項6】
前記非イオン性界面活性剤(B)が、ヒドロキシ基のβ位に分岐鎖を有するモノアルコールのアルキレンオキサイド付加物(B1)を含む請求項1に記載の炭素繊維前駆体用処理剤。
【請求項7】
不揮発分中において、
前記飽和モノアルコール(A)が占める割合が0.1質量%以上20質量%以下であり、
前記非イオン性界面活性剤(B)が占める割合が10質量%以上70質量%以下であり、かつ、
前記平滑剤(C)が占める割合が29.9質量%以上89.9質量%以下である請求項1に記載の炭素繊維前駆体用処理剤。
【請求項8】
請求項1~7のいずれか一項に記載の炭素繊維前駆体用処理剤が付着していることを特徴とする炭素繊維前駆体。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、炭素繊維前駆体用処理剤および炭素繊維前駆体に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
炭素繊維の製造方法として、繊維状の材料を紡糸した後に当該材料を焼成する、という手法が汎用されており、この繊維状の材料を炭素繊維前駆体という。炭素繊維前駆体としては、高分子等の繊維材料の表面に炭素繊維前駆体用処理剤が付着したものが使用される場合がある。かかる処理剤は、炭素繊維を製造する際の諸工程における炭素繊維前駆体の取り扱い性を向上する等の目的で用いられる。
【0003】
国際公開第2018/163739号(特許文献1)には、アミノ変性シリコーン、ブレンステッド酸化合物、およびアセチレン系界面活性剤を含むアクリル繊維用処理剤が開示されている。特許文献1に記載の処理剤を付与して製造された炭素繊維製造用アクリル繊維は、長時間保存された場合であっても劣化しにくい。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開第2018/163739号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
炭素繊維前駆体は、紡糸、延伸、乾燥、および処理剤付与等の工程を連続的に経たのちに、ワインダー等の巻取装置に巻き取られることが一般的である。この連続工程において炭素繊維前駆体は、ローラー等の案内具に案内されながら各工程を通過する。特許文献1に記載の処理剤を付与された炭素繊維前駆体は、ローラーにおけるスカム付着の防止、および、巻き取られた炭素繊維前駆体の集束性の向上の観点で改善の余地があった。また、特許文献1に記載の処理剤の分散液(エマルション)は、その機械的安定性の低さに起因して給油浴にゲルが生じる等して、炭素繊維前駆体の連続生産に差し支える場合があった。
【0006】
そこで、ローラーにおけるスカム付着の防止、炭素繊維前駆体の集束性の向上、およびエマルション安定性の向上を果たした炭素繊維前駆体用処理剤、ならびに、当該処理剤が付与された炭素繊維前駆体の実現が求められる。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る炭素繊維前駆体用処理剤は、飽和モノアルコール(A)、非イオン性界面活性剤(B)、および平滑剤(C)を含有し、前記平滑剤(C)がシリコーン(C1)を含むことを特徴とする。
【0008】
本発明に係る炭素繊維前駆体は、炭素繊維前駆体用処理剤が付着していることを特徴とする。
【0009】
これらの構成によれば、ローラーにおけるスカム付着の防止、炭素繊維前駆体の集束性の向上、およびエマルション安定性の向上を、いずれも実現できる。また、さらに、摩擦特性が良好な炭素繊維前駆体を得ることができる。
【0010】
以下、本発明の好適な態様について説明する。ただし、以下に記載する好適な態様例によって、本発明の範囲が限定されるわけではない。
(【0011】以降は省略されています)
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