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公開番号
2025017595
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-06
出願番号
2023120744
出願日
2023-07-25
発明の名称
施術の監査システム
出願人
SBCメディカルグループ株式会社
代理人
One ip弁理士法人
主分類
G16H
40/00 20180101AFI20250130BHJP(特定の用途分野に特に適合した情報通信技術)
要約
【課題】美容医療が適切に行われているかどうかを監査する。
【解決手段】本発明は脂肪吸引後の大臀膝圧迫方法及び圧迫解除方法について、複数の学習モデルを記憶する記憶部;施術のビデオ動画を取得する取得部;取得したビデオ動画を記憶部に保存された学習モデルに与え、各施術手順が適切に行われているかどうかを監査する監査部を備える監査システムである。本発明によれば、機械学習に基づいた複数の学習モデルを使用して、脂肪吸引後の大臀膝圧迫方法及び圧迫解除方法の適切な実行を監視し評価することが可能となる。これにより、施術の品質と安全性を確保し、患者の結果を改善することができる。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
美容クリニックにおける施術を記録して監査を行う医療監査システムであって、
脂肪吸引後の大臀膝圧迫方法及び圧迫解除方法を撮影した画像中における
圧迫方法としての:
創部にショットパッチが貼付され、その上に油脂ガーゼが当てられ、優肌絆で固定されている第1状況であるか否かを示す情報及び前記画像をトレーニングデータとして機械学習により作成された第1学習モデルと;
タイツが履かれている第2状況であるか否かを示す情報及び前記画像をトレーニングデータとして機械学習により作成された第2学習モデルと;
タイツがしっかりと鼠径部が隠れるように上まで履かれている第3状況であるか否かを示す情報及び前記画像をトレーニングデータとして機械学習により作成された第3学習モデルと;
膝蓋骨下からエラテックス(が皮膚に直接巻かれていない第4状況であるか否かを示す情報及び前記画像をトレーニングデータとして機械学習により作成された第4学習モデルと;
圧をかけながら巻かれ、幅が等間隔になっている第5状況であるか否かを示す情報及び前記画像をトレーニングデータとして機械学習により作成された第5学習モデルと;
足があげられて、均一にスピーディーに巻かれている第6状況であるか否かを示す情報及び前記画像をトレーニングデータとして機械学習により作成された第6学習モデルと;
左右に均等に圧がかかっている第7状況であるか否かを示す情報及び前記画像をトレーニングデータとして機械学習により作成された第7学習モデルと;
エラテックスが巻き終わり、ガードルが履かれている第8状況であるか否かを示す情報及び前記画像をトレーニングデータとして機械学習により作成された第8学習モデルと、
圧迫解除方法としての:
圧迫解除前に、患者の痛み、発熱、末梢の血行障害等の状態が確認されている第9状況であるか否かを示す情報及び前記画像をトレーニングデータとして機械学習により作成された第9学習モデルと;
圧迫の端が持ち上げられて、安全ガード付きのハサミを使用して圧迫が切られている第10状況であるか否かを示す情報及び前記画像をトレーニングデータとして機械学習により作成された第10学習モデルと;
圧迫が除去された後、皮膚や創部が観察され、創部がショットパッチで保護され、ガードルが着用されている第11状況であるか否かを示す情報及び前記画像をトレーニングデータとして機械学習により作成された第11学習モデルと;
を記憶する学習モデル記憶部と、
前記施術のビデオ動画を取得する取得部と、
前記ビデオ動画を前記第1ないし第11学習モデルに与えて前記第1ないし第11状況であるか否かを判断することにより、前記施術が正しく実施されているかの監査を行う監査部と、
を備える医療監査システム。
続きを表示(約 150 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の監査システムであって、
前記取得部は、リアルタイムに前記ビデオ動画を取得し、
前記監査部は、リアルタイムに前記ビデオ動画を監査し、
前記施術方法が正しく実施されていないことが検出された場合、警報を発する警報部を更に備える、医療監査システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、施術の監査システムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、美容医療のニーズが高まっており、様々な病院やクリニックが多種多様な美容医療を提供している。このようなニーズの高まりを受けて、美容医療を、より効率的に、より正確に、より安全に行うことへの重要性も高まってきている。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0003】
一般社団法人 日本美容外科学会、「日本美容外科学会会報美容医療診療指針(令和3年度改訂版)」、2022年10月10日発行
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、美容医療を、より効率的に、より正確に、より安全に行うことへのニーズに応えるために、美容医療が適切に行われているかどうかを評価する方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明によれば、美容医療がより効率的に、より正確に、より安全に行われているか否かの評価方法、評価装置、評価システム、評価プログラム、分析方法、分析装置、分析システム、分析プログラム、医療事故防止方法、医療事故防止装置、医療事故防止システム、医療事故防止プログラム、医療安全確保方法、医療安全確保装置、医療安全確保システム、医療安全確保プログラムが得られる。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば施術の安全性と効率性を高めることができる。また、端末を利用して施術の支援及び安全性を確保することができる。
【発明を実施するための形態】
【0007】
本発明の実施の形態は、美容医療がより効率的に、より正確に、より安全に行われているか否かの評価方法、評価装置、評価システム、評価プログラム、分析方法、分析装置、分析システム、分析プログラム、医療事故防止方法、医療事故防止装置、医療事故防止システム、医療事故防止プログラム、医療安全確保方法、医療安全確保装置、医療安全確保システム、医療安全確保プログラムとして活用が可能である。
【0008】
[技術1]
本発明は、美容クリニックにおける処置行為のマニュアル遵守監視システムである。具体的には、処置行為中の医療従事者の動作や使用する道具などの情報をリアルタイムに捉え、AIを用いて処置がマニュアル通りに行われているかを判定する。適切な処置が行われなかった場合、システムは即座にアラートを発生させる。これにより、患者の安全性が向上し、医療ミスの可能性を低減することができる。
【0009】
具体的には、本発明は、美容クリニックにおける処置行為のマニュアル遵守監視システムである。本発明が解決しようとする課題は、手術や診察中における人為的なミスやマニュアルからの逸脱による患者の安全性の低下である。具体的には、手続きの遵守が必要な美容クリニックにおける治療において、ヒューマンエラーやルーチンの非遵守が深刻な問題となる。本発明の具体的な内容は、医療従事者の動作や使用する道具などの情報をリアルタイムで捉え、人工知能(AI)を用いてそれらの行動がマニュアルに適合しているかを判定するシステムである。適切な行動が取られていない場合、即座にアラートが発せられ、適切な対応が可能となる。本発明の効果として、まず患者の安全性が大幅に向上する。マニュアルからの逸脱をリアルタイムで検知することで、医療ミスを未然に防ぐことが可能となる。また、発生したアラートに対する医療従事者の反応やその後の行動も記録されるため、後続の改善活動に資する情報を収集することが可能となる。さらに、本発明により医療従事者のトレーニングと能力向上が促進される。発生したアラートを元に、医療従事者がどのような状況でマニュアルから逸脱しがちであるか、またはどのような処置が難易度が高いかなど、具体的な改善点を明らかにすることができる。
【0010】
本発明のシステムは以下の要素を含む。第一に、医療従事者の動作を捉えるためのセンサーデバイス、例えば高解像度カメラや動作センサーが用いられる。これにより、手術中の医師の動きや手術道具の操作等が詳細に記録される。第二に、使用する道具や薬品を特定するためのRFID(Radio Frequency Identification)タグやバーコードスキャナーが設置される。
(【0011】以降は省略されています)
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